大阪 福島にマルチ商法・ネットワークビジネス業者の拠点が!

大阪福島駅周辺にマルチ商法、聞こえのいい言い方をすればネットワークビジネスの活動拠点があるという噂があります。
その噂は本当なのでしょうか?本当だとしたら、どのような集団で、どのような活動をしているのでしょうか?

 1.ワンダーランドのやっていること

先に結論から言いますが、ワンダーランドのおこなってきた所業は、マルチ商法とかネットワークビジネスの枠を超えた、カルト宗教のようなものだと断言して良いでしょう。

 1-1.やり口はカルト宗教そのもの

日本で最も有名なカルト宗教として、かつてオウム真理教がありましたが、そのオウム真理教が信者に強要していたことといくつかの類似点が見られます。

・多額のお布施をさせる
・出家と称し施設で共同生活をさせる
・継続的で過酷な修行をさせる

それぞれ、以下のように置き換えられます。
・多額の商品購入をさせる
・ルームシェアをさせる
・セミナーや勉強会に出席させる

 

 1-2.地獄絵図から社会復帰はできるのか

オウム真理教の信者たちが抜け出せなくなってしまったように、このやり方ではめられてしまったディストリビューターたちが社会復帰するのはかなり大変だと思われます。

想像してください。

多額の借金を抱えて共同生活を強いられ、自分の部屋には売れない商品が山積みに会っている状況を。

勉強会だ、セミナーだと奔走する週末を。

勧誘活動のためにスケジュールがびっしり詰まった毎日を。

同年代の若者たちが青春を謳歌しているときに、こんな劣悪な環境に身を置かなければならないのは、あまりにも酷なことです。

本人たちにはそう感じられないかもしれませんが、この状況は現代社会の地獄絵図のひとつと言って良いと個人的には感じます。

あなたはどうお考えになりますか?

勿論考えただけでゾッとしますね。

では、詳細を見ていきましょう。上記のゾッとする状況に陥らないために、知るべきことを頭に入れましょう!

 

 1.マルチ商法・ネットワークビジネスの拠点は本当に大阪 福島にあるか?

JR大阪環状線・福島駅前周辺を拠点として、マルチ商法・ネットワークビジネスを行っている組織が実在するようです。

 

 1-1.大阪 福島を拠点とする「ワンダーランド」

マルチ商法を展開しているチームの名前は「ワンダーランド」と言いますが、インターネット等で検索されると死亡事故(後述)も含めた悪い評判が数多く出てくるので、グループ名として使用するのを避けているようです。
大阪の福島・梅田周辺で「モデーア(MODERE=旧ニューウェイズ)」のディストリビューター(=ビジネス会員)たちが勧誘活動を行っています。最近ではモデーアを抜けて新規事業に着手する話もささやかれているようです。

 1-1-1.ワンダーランドは法人化された巨大なディストリビューター組織

ワンダーランドは大阪だけでなく東京でも大々的な活動を行っており、国内の総メンバー数は5000~6000人とも言われている巨大なマルチ商法組織で、法人化もしています。
表向きの業種はビジネススクールとなっていますが、詳細な業務内容は公開されていません。

会社情報
名称:株式会社ワンダーランド
住所:〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島6-9-11
電話番号:06-6451-2519
企業HP:http://www.shimamura-wonderland.co.jp/
(現在は削除されています)

ワンダーランドの代表は「オーナー」と呼ばれる嶋村吉洋氏で、
「ワンダーランド―年収1億円の僕たちを、磨いてくれた言葉たち」他、書籍も出版しています。

業界では有名人のようですね。彼と組んでいるのが戸川みゆき氏で、この二人は悪辣なビジネスモデルで荒稼ぎをしています。

 

 1-1-2.ワンダーランドが過去に起こした死亡事故

ワンダーランドが自己啓発セミナーに参加させた会員が、死亡した事故について遺族が裁判を起こした記事が見つかりましたのでご紹介します。大元記事は時事通信社のようですが、古いものであるため時事通信社ウェブサイト上では削除されています。

この死亡事故および裁判の要点を以下にまとめました。

 

<ワンダーランドが関わった会員の死亡事故と裁判>
2010年1月27日、自己啓発セミナー受講中に、大阪市在住の元美容師の男性(当時26歳)が死亡しました。遺族が以下のセミナー主催企業を相手取り、計約1億2000万円の損害賠償を求めて大阪地裁に訴訟します。

訴えられたのは

「ASKグローバル・コミュニケーション」(東京都豊島区)
「ニューウエイズジャパン(当時、現モデーア)」(横浜市神奈川区)
「ワンダーランド」(大阪市福島区)

の3社。

美容師男性はSNSでワンダーランドの会員の勧誘を通じ 2008年10月に同社の会員となりました。ワンダーランドに18万円を支払い、東京都内でASK社の自己啓発セミナーに参加します。1月27日、 セミナー内で手足を激しく動かすダンスをしていた際に倒れ、搬送先の病院で急性心不全による死亡が確認されました。 少なくとも約30分間ダンスを踊っていたそうです。

「限界を突破する」を合言葉に、手足を激しく動かすダンスを踊ったり、 反省の言葉を叫んだりするというセミナーで、朝から夜まで続くものだったそうです。

ワンダーランドはニューウエイズ社の会員が集まり、同社が扱う化粧品などを販売する会社で。2008年にはマルチ商法で、経済産業省から特定商取引法違反で3カ月の一部業務停止命令を受けていました。

詳細が5ちゃんねるに残っていましたので、詳しく知りたい方は検索してみると良いでしょう。

 

 2.大阪 福島にあるマルチ商法・ネットワークビジネスではどんな勧誘をしてくるの?

大阪の福島周辺で活動しているワンダーランドに限らず、マルチ商法の勧誘には共通するいくつかの特徴があります。これは元会社がモデーアでもアムウェイでも大体同じで、マルチ商法であることを看破するためには大切な予備知識となります。

 2-1.マルチ商法の勧誘あるある

以下はマルチ商法の勧誘でよくある特徴です。

・夢や人生について語る
すごい人、尊敬する人がいて会わせようとする
・ビジネスまたは副業に携わっているという
・異常にテンションが高く、ポジティブである
・チェーンのカフェやファミレスで会う約束をしてくる
社会人サークルやバーベキューなどに勧誘してくる
バイブルは「金持ち父さん貧乏父さん」
・セミナーや説明会へ参加するよう促す

 

 2-2.ワンダーランドの最近の勧誘手口

ワンダーランドはモデーアを2018年4月にモデーアを抜ける(抜けた?)という情報があり、実際に2017年の10月頃からモデーアの新規会員を募らずに、次のような勧誘を行っているようです。

勧誘者は、ワンダーランドという呼称を用いず、「事業者集団」というものに参加して新規事業への準備をしているといった話をしてきます。週1程度でご飯やお茶をする名目で会ったあと、相手が興味を持ち始めたら勉強会やセミナー、全体集会などに参加することを持ちかけてきます。それぞれ参加費が必要です。

勧誘された人の談によると、事業用の軍資金として40万円を用意することを強要され、チーム株式会社(代表取締役/太田泰史:http://team-project.jp/)に入る旨の誓約書にサインを求められたそうです。

新規事業の内容ははっきりせず、件の40万円はいずれアップラインが搾取するために準備させているとしか思えません。

 

 3.大阪 福島にあるマルチ商法・ネットワークビジネスはどんな活動をしているの?

大阪の福島を拠点としているワンダーランドは、梅田あたりも含めて大阪市周辺で勧誘活動に励んでいるようです。

合コンなど若い人が集うイベントに参加し、マルチ商法をよくわかっていない人たちを何とか引き入れようと血まなこになっています。

 

会員たちはビジネスを成功させるために、頻繁に勉強会やセミナーに参加します。

1泊2日の全体集会などもあるようです。幹部たちの趣味なのか、集会中には水着コンテストもあります。会員向けに外部研修(ASKの自己啓発セミナー)などもあるようです。

 

現在の活動内容の詳細は不明ですが、モデーアの商材を扱っているときは末端会員に多額の買い込みをさせていたそうです。

ビジネス開始時に約24万円分、それ以降は勧誘ができなかった月は約15万円分の商品購入をさせるという鬼畜なやり方です。

そう簡単に勧誘が成功するはずがありませんので、当然商品は売れずに会員たちはお金がなくなっていきます。生活費が足りなくなった会員たちはルームシェアで共同生活を促されます。

ある意味軟禁状態です。土日はセミナーや勉強会で監禁し、外界との交わりも遮断されていくため、一度はまってしまうと抜け出すのが非常に困難になります。

外部から見れば明らかにおかしい状況です。ですが、当人たちは洗脳状態になっているので、自力でこの環境から脱出するのはおそらく不可能でしょう。。。。

 

 5.大阪 福島にマルチ商法・ネットワークビジネスの拠点がある・まとめ

 

JR大阪環状線・福島駅前周辺を拠点として活動しているワンダーランドは、多くの会員を擁する巨大なマルチ商法組織です。これまで多数の被害者を出してきていますが、今後も手を変え品を変え、何も知らない若者たちを食いものにするような活動を続けていく恐れがあります。手口はさらに巧妙化していくことも考えられます。

 5-1.私たちができることは何か

私たちができることは、彼らの情報を集め、手口について注意喚起することです。また、彼らのやり方が今後もエスカレートしていくようであれば、行政に働きかけ悪質なマルチ商法を厳しく取り締まるガイドラインの作成を求めたり、警察と住民が協力しての捜査や摘発をしたりすることも考えていかなければなりませんし、被害にあった会員たちの心のケアをするとともに社会復帰ができる仕組みづくりも必要になるでしょう。

マルチ商法の大手ランキングトップ10をご紹介!稼げる業種は?

人に商品を紹介し、会員を勧誘すること利益を得るマルチ商法。

「MLM」や「ネットワークビジネス」と呼ばれることも多いです。マルチ商法では、自分の下の会員がさらに新規会員を増やすことで、権利収入が得られます。

したがって、成功すれば働かずして十分な収入を得ることも可能なのです。元はアメリカ発祥のマルチ商法ですが、日本でも大流行しています。

今回は売上トップの大手マルチ商法ランキング(2018年3月時点)や、儲かりやすい業種について説明します。

1. マルチ商法の大手ランキングをご紹介!

1位 日本アムウェイ(2018年3月時点売り上げ 1004億7100万円)

マルチ商法に少しでも関心がある人で、アムウェイを知らない人はまずいないでしょう。

アメリカで1959年に設立され、現在は100以上の地域に展開する最大手のネットワークビジネスです。

日本にも1979年に参入しており、渋谷に本社を構えています。

主力商品はサプリメントや化粧品、生活用品。「成功を望むすべての人々にその機会を与える」という創業理念を掲げています。

2位 三基商事(2018年3月時点売り上げ 600億円)

美容品や栄養補助食品を扱う企業で、マルチ商法の会社としては、アムウェイに次いで2位の売り上げを誇ります。

本社は大阪の梅田。中井貴一さんのCMで有名な「ミキプルーン」が主力商品です。

3位 フォーデイズ(2018年3月時点売り上げ 429億4900万円)

健康食品や美容品を取り扱うMLM企業です。

日本の他にも台湾や中国で展開している大企業ですが、2017年11月には特定商取引法に違反したとして、6か月間の業務停止処分を受けたなど、信用度には少し疑問があります。

4位 ニュースキン(2018年3月時点売り上げ 310億円)

アメリカのユタ州に拠点を構えるMLM企業。健康食品や化粧品を主力商品としています。

50以上の国で展開しており、知名度もかなり高いです。

芸能人のタモリさんや小嶋陽菜さんが商品を愛用しているという噂もあります。

5位 ノエビア(2018年3月時点売り上げ 280億6400万円)

銀座に本社を構える会社で、化粧品や医薬品を扱っています。

傘下には常盤薬品工業があり、特に化粧品に強みがあるMLMです。親会社のノエビアホールディングスは1部上場企業です。

6位 アシュラン(2018年3月時点売り上げ 230億円)

1993年に設立されたMLM企業です。化粧品や医薬外部品を取り扱っているほか、ホテルや美容施設の経営も手掛けています。

環境保全や留学生支援などの社会貢献に力を入れている一方で、過去に何度か訴訟問題(主に特定商取引法違反)を起こしているというブラックな一面もあります。

7位 フォーエバーリビング(2018年3月時点売り上げ 205億8000万円)

アメリカのアリゾナ州に本社をもつMLM企業です。

日本では江東区の青梅に本社を構えています。

化粧品や健康食品を扱っており、主力商品は「アロエベラジュース」。

2002年には約77億円の所得隠蔽が発覚し、追加課税を受けるなど問題も起こしています。

8位 ベルセレージュ(2018年3月時点売り上げ 190億円)

京都に本社を構えるMLM企業で、化粧品や入浴剤、洗剤などを扱っています。

強引な勧誘を指摘する声が多いものの、商品のクオリティは高いと評判です。

芸能人の山田まりやさんや山口紗弥加さんが商品を愛用していることでも知られています。

9位 シャルレ(2018年3月時点売り上げ 180億6800万円)

兵庫県神戸市に本社をもつMLMです。

女性用の衣料品や化粧品、健康食品を扱っています。

「女性を元気にする日本一のグループへ」という理念のとおり、女性用下着を主力商品としています。

10位 モリンダジャパン(2018年3月時点売り上げ 170億円)

アメリカ、ユタ州に本拠をもつMLM。健康食品や美容品を扱っています。

日本でも新宿の本社を含め6か所に拠点を持っています。

主力商品はイリドイド含有有用植物を使った「タヒチアンノニジュース」。

2. マルチ商法の大手ランキングで稼げる業種は?

近年はマルチの商材も多様化してきており、仮想通貨系のMLMやオンラインカジノのMLMも流行しています。

このように、その時代のニーズを捉えている商材を扱っているMLMはこれから勢いを増していくと思われます。

ただ、現段階では化粧品や健康食品を扱うMLMが圧倒的に強いです。

ランキングをご覧いただくと、売り上げトップ10の全てが化粧品・健康食品を扱っているMLMであるのがわかると思います。

3. マルチ商法の大手ランキングでサプリや化粧品が人気がある理由は?

化粧品や健康食品を扱うMLMが売り上げランキングのトップを独占するのには理由があります。

・原価率が低い

化粧品や健康食品は原価が非常に安いのにも関わらず、販売価格が高いのが特徴です。

安く作れて高く売れるので、利益率が高い商材と言えます。

・消耗品である

化粧品やサプリメントは消耗品で、すぐになくなります。

毎日継続して使うものですし、一度相性の良い商品に出会えば、同じものを購入し続ける人が多いです。

ですから一度商品を気に入ってもらえれば、継続的に収益を得ることができる可能性が高いのです。

したがって、企業にとっても会員にとっても稼ぎやすい商材なのです。

・女性が多い

MLMは、一般的に口コミが上手いとされる女性に有利なビジネスとされています。

実際にMLMに参入する人間の8割は女性だと言われています。

会員の多くが女性であることも、化粧・美容品の会社が儲かる一因と言えそうです。

4. マルチ商法でも大手だからランキングを信用して大丈夫?

現在のMLMの売り上げランキングでは、化粧品や健康食品が上位を独占している状態です。

では、「化粧品のMLMに参入すれば稼げるのか?」というと、そんなことはありません。

これだけ化粧品、サプリのMLMが溢れているということは、競合が多いということです。

競合企業が多ければ、その中で自社の商品を売るのは難しくなります。

現段階では上位ランクのMLMでも、競合が多くなりすぎる将来において、化粧品や健康商品は非常に扱いづらい商材になり得ます。

大手のMLMは既に成長しきっているため、これから参入する人が収益を上げにくいという面もあります。

マルチ商法は基本的に先に始めた人の方が有利です。

大手のMLMは企業として既に成熟しきっていますし、会員も多いので、これから始めても大きな利益を得るのは中々厳しいのではないかと思います。

また、大手MLMであっても、法律に抵触するような、強引な勧誘を行っている業者はたくさんあります。

売り上げが高いからと言ってただちに信用するのではなく、「そのMLMは合法的に活動しているのか」、「将来性のある商材を扱っているのか」を自分で考え、判断することが重要になります。

マルチ商法の大手ランキングをご紹介・まとめ

今回は大手マルチ商法のランキングや、その商材傾向について紹介しました。

現在のマルチ商法では化粧品や健康食品を扱う企業が圧倒的に強いです。

しかしながらこれらの商材が将来においても稼げるとは限りません。

マルチ商法は時代のニーズに合わせて進化し、新しい商材を生み出します。

最近は仮想通貨やオンラインカジノを扱うネットワークビジネスが流行っています。

マルチ商法で成功するためには、合法的で将来性のある商材を選ぶことが大切です。

家族がバラバラに!?親がマルチ商法を始めたときの対処法とは

人に商品を紹介し、新たにビジネス会員として迎え入れることで紹介報酬を得る「マルチ商法」。

「MLM」や「ネットワークビジネス」とも呼ばれるこのビジネスは、成功すれば自ら働くことなく収入を得られるようになることから、若者や主婦を中心に大流行しています。

しかし誰もが憧れる「悠々自適」な生活を送れるのは、ほんの一握りのトップ層だけです。

殆どの会員は、月々の支出を賄うのが精一杯なので、手当たり次第に強引な勧誘を行わざるを得ない状況。人間関係に亀裂が入ることも多いです。

今回は、マルチ商法の仕組みや、自分の親がハマってしまったときの対応についてお話します。

1. 親がはまったらたいへん!?マルチ商法とは?

マルチ商法では、人に商品を紹介し、購入してもらうことでその代金の一部を得ることができます。

これに加え、その人を新規会員として迎え入れ、商品を紹介してもらうことで、紹介報酬を得ることができるのです。

したがって、自分の下に会員を増やしていけば、その会員に働いてもらうことで収入を得る事もできるのです。

マルチ商法のトップ層は自分で働かずに、権利収入で悠々自適な生活を送っています。

彼らのような成功を夢見て、多くの人が新規参入しているのです。

しかしマルチ商法の実情はかなり厳しいものです。

満足に生活できるほど稼いでいるのはごくごく一部のトップ会員のみで、ほとんどの会員は月々のセミナー代や商品購入費(会費)を払うのに精一杯だったりします。

多くの会員は必死に勧誘を行わないと会費を支払えないので、法律スレスレの勧誘を強いられることもよくあります。強引な勧誘で、人間関係にヒビがはいることも珍しくないのです。

親がマルチ商法にハマり、家族が崩壊しかけたという声もよく聞きます。

2. 親がマルチ商法を始めたと気づく瞬間

・同じ会社の製品ばかり使っている
マルチ商法の商材として最も多いのが、化粧品や健康食品です。

マルチ商法では基本的に、会員は毎月商品を購入しなければなりません。

「親が同じ会社の洗剤や化粧品、健康食品ばかりを愛用していた。」というのは、マルチにハマった一つの兆候と考えられます。

化粧品は相性の良いものであれば、継続して使うことが多いので、それだけでは判断できませんが、市販では手に入らないような製品ばかり使っているのであれば、マルチの可能性は高そうです。マルチにどっぷり使ってしまった人の中には、市販の製品を馬鹿にしたり、家族にマルチの製品以外使わせないなんてこともあるそうです。

・借金の請求書で判明
借金をしてまでマルチ商法にのめりこむ会員も非常に多いです。

トップ会員は「たとえ今赤字でも、続けていればすぐに黒字になる」と説得されているので、借金をしてでもビジネスを続けようとしてしまうのです。というより、上の会員から、借金をするように促されます。

少額であれば家族に借金をお願いすることもありますが、金融機関を使わされることも多いです。

請求書が家に届いて、親がマルチ商法にハマったことが判明することも多いようです。

・言動で気づく
マルチの会員になると、定期的なイベントやセミナーへの参加を促されます。

特にハマっている人は毎日のようにミーティングや勧誘活動を行います。

今まで活発的でなかったのに、急に毎日のようにイベントに参加し始めたなど、行動の変化から親がマルチにハマったことに気づく人も多いです。

中には親から直接勧誘を受ける人もいるようです。

3. マルチ商法にはまる親の心理状態は?

マルチ商法にハマる親の特徴として、精神的、金銭的に満たされていないというというものがあります。

マルチ商法に参入する人間の8割は女性であり、主婦の方が非常に多いです。

いざという時に自分で稼ぐスキルを持っていない主婦にとって、初期スキルなしで始められるマルチ商法は、将来的な金銭面の不安を少なくするために有効に思われるのです。

日中を家で過ごすことの多い主婦にとって、仲間をつくりながらお金を稼げるマルチ商法は、生活に張りを与える魅力的なビジネスなのです。

経済的、そして精神面で余裕のない人は、マルチ商法を精神的平穏を保つための手段として利用したがるのです。

4. マルチ商法にはまる親をどう説得すればいいの?

親がマルチ商法にハマってしまった時はどのように対処すればよろしいのでしょうか。

ただの知人であれば、距離を置くのが一番です。

マルチの会員は、毎月のセミナーやイベントを通して、半分洗脳状態にあり、「自分のやっているビジネスは絶対的に正しい!この魅力がわからない人間の方がおかしい!」と思い込んでしまいます。

ですから、無理に説得しようとすればするほど反発して関係に亀裂が入ります。

友人や知人であれば、そっと距離を置くのが一番ですが、家族がハマったとなるとそうはいきません。

親がマルチにハマって背負った借金を、子供が肩代わりさせられることもあります。

親がマルチ商法にハマったら、「稼げない理由」と「犯罪に加担する可能性」を説明するのが一番ではないかと思います。

マルチ商法は自分が会員を勧誘することで紹介報酬を得られるのはもちろん、その会員が更に勧誘することで、紹介報酬の一部を手にすることができます。

合法のマルチであれば、紹介報酬を得られる会員の範囲に限界がありますが、それでも先に始めた人の方が儲かりやすいのは事実です。

新規会員はセミナー代や購入費がかさむのに加えて、紹介報酬の多くをトップ会員の報酬に充てられるので、労力に見合った報酬を得るのは難しいです。

トップ会員が新規会員から搾取し、良いとこ取りする仕組みができているのです。

大手のマルチは既に成熟しきっており、新規会員への還元率増加は見込めません。

かといって知名度のないマルチ商法は、犯罪に巻き込まれるリスクが上がります。

マルチ商法そのものは違法ではありませんが、多くのマルチ商法は勧誘の過程で違法行為をしてしまっているというのが現状です。

マルチ商法では会員を獲得するために、デメリットを伏せたり、勧誘する旨を伝えずにアポイントを取ることが奨励されていますが、これらは違法行為です。

特定商取引法では、取引の判断に影響を及ぼす重大事項の説明、重要事項書類の引き渡しは義務付けられていますし、アポイントの際に、あらかじめビジネスの勧誘を行う旨を伝えることも定められています。

現状として多くのマルチ会員はこれに気づかず、法に抵触した勧誘を行っています。

大手も例外ではありませんし、過去に違反行為で業務停止処分を受けている業者も少なくありません。

親がマルチにハマっていることに気付いたら、「新規会員が稼ぐのは非常に難しいこと」、「知らず知らず法律を犯してしまうリスクがあること」を説明しましょう。

親がマルチ商法を始めたときの対処法・まとめ

今回は、マルチ商法の仕組みや、親がハマってしまった時の対処法について紹介しました。

大手を含め、多くのマルチ商法は法律に触れるような勧誘を行っているのが現状です。

半洗脳状態にある相手に対し、ただ「騙されているからやめろ!」というのは逆効果。会員に悪気はなくても、知らず知らず犯罪に加担している可能性や、トップ層に搾取される構造ができていることを説明するのが望ましいでしょう。

エリナはマルチ商法業者?その実態を紹介します!

マルチ商法のエリナをご存知でしょうか?

知人や友人にエリナ化粧品を使っている方がいれば、一度は勧誘された経験があるかもしれません。

エリナの基本情報(エリナ公式サイトより)
名称:株式会社 エリナ
代表取締役社長:渋谷 敏孝
創立年月日:1970年8月29日
事業内容:基礎化粧品・栄養補助食品・万能濃縮洗剤等の会員システム販売
資本金:3,000万円
所在地:〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル18F

もし、あなたがエリナの化粧品に興味を持って「買ってみてもいいかな?」と思っているなら、ぜひこの記事を読んで、今一度よくお考えになっていただきたいと思います。

 1. エリナ化粧品の質はよいと言われているが

マルチ商法で商品を販売しているエリナの主力商品は化粧品です。

勧誘のときに「エリナの化粧品の質は良い」ということで強く勧められることが多いと思います。

いろいろな化粧品を比較したり調べたりしたことがある方ならおわかりだと思いますが、どの化粧品も使用目的に合わせて各社それぞれ選りすぐりの成分を使い、どれだけその商品が素晴らしいものかを宣伝します。

もちろんエリナも同じように自社製品の素晴らしさを宣伝するでしょうし、よい成分を使っているでしょうけれども、他社製品に比べて特段優れているとは言えません。

なぜなら、効果を臨床結果などの客観的なデータで証明することは難しく、使用感は主観的なものになるからです。

 2. エリナがマルチ商法業者と言われる理由

エリナの商品をどうやって購入するかを調べれば、マルチ商法の販売方法を採用していることが一目瞭然です。エリナの全商品が全国のエリナ販売店(=販売店資格を持つエリナ会員)を通して販売するシステムとなっていて、エリナ本社が直接末端会員や個人に商品を販売することはありません(注)。

本社に電話しても、最寄りの販売店を紹介されるだけです。

そもそも、マルチ商法を行っている会社は、特定商取引法でがんじがらめに規制がかかっており、公式サイトなどにはマルチ商法の勧誘(「ビジネス活動」のような表現になっています)の仕方の注意などが明記されています。

エリナも例に漏れず、きちんと公式サイトに勧誘活動のルールが記載されているので、本社自らマルチ商法業者であることを認めています。

エリナ公式サイト:コンプライアンス

(注)本来はマルチ商法でしか購入できないエリナの化粧品ですが、楽天やアマゾン、ヤフオクなどのネット通販で入手することが可能です。しかも大抵は正規購入の会員価格より安く手に入ります。

 3. エリナ以外にマルチ商法業者と言われる化粧品販売会社はあるの?

エリナ以外にも化粧品を扱っているマルチ商法業者はたくさんあります。

 3-1.化粧品を扱っているマルチ商法業者

国内のマルチ商法業界における有名企業で化粧品を扱っているものを列挙します。企業名左の数字は2018年の売上ランキング順位です。

1  日本アムウェイ
2  三基商事
3  フォーデイズ
4  ニュースキンジャパン
5  ノエビア
6  アシュラン
7  フォーエバーリビングプロダクツジャパン
8  ベルセレージュ
9  シャルレ
10 モリンダジャパン


主力製品でない場合もありますが、なんと上位企業はすべて化粧品を扱っています!

マルチ商法の企業のほとんどが化粧品や健康食品で大きな売上を上げているのです。

これはなぜでしょうか?

 3-2.マルチ商法にとって化粧品はおいしい商材

化粧品は、使用感に個人差があるうえに、数値化するなどの客観的な指標を出しにくい性質の商品です。

また、日本の化粧品市場の特性でもあるのですが、適正価格がわかりにくい商品でもあります。

大手化粧品メーカーであれば商品開発費のほかに多額の宣伝広告費が商品価格に上乗せされていると説明ができなくもないですが、それでも利益率は高い製品であると言われています。

マルチ商法業者の商品販売には広告宣伝費はほとんどかかっていません。

それなのに高価である理由は、会員に入る紹介料などの特定報酬が上乗せされているからです。同様の成分でつくられた海外製化粧品などはかなり安価であることからもわかるように、国内の化粧品、特にマルチ商法の商材になっているものは、原価から見ればボッタクリ価格で売られていると言っても過言ではありません。

それでも消費者側からは文句も出にくいし、高すぎるから買わないということにもなりにくいです。

化粧品なら、むしろ高ければ良いものだろうという先入観もあります。

また、メインターゲットが女性であり、雰囲気に流されやすい人や思い込みの激しい人が口車に乗せられて購入してしまうのも事実です。

よって、暴利をむさぼるマルチ商法にとって、「化粧品はおいしい商材」なのです。

同様の理由で、効果の実感を客観的に測りにくく、適正価格を見定めるのが難しい健康食品もマルチ商法の商材に向いているのだということが理解できます。

 4. エリナ販売員など、マルチ商法と言われる会社の販売員の実態は

「マルチ商法」で検索すれば多くの被害事例を調べることができます。

これは、ほとんどの場合、マルチ商法の販売員が特定商取引法に違反するような悪質な勧誘を行った結果です。

マルチ商法の会員はさまざまな活動を通じてより多くの会員を獲得し、さらに多くの商品を売ろうと躍起になっています。

 4-1.マルチ商法の販売員は一歩間違えば犯罪行為となることも

マルチ商法の会員にもいろいろな人がいますので、一律にこうだと決めつけた言い方はできませんが、紹介料に目がくらんだり、大量の在庫を抱えて売ることに必死になってしまったりすれば、相手の迷惑も考えずに商品をゴリ押ししてしまうこともあるでしょう。

こうなってしまうと、人間関係にヒビが入るだけでなく一歩間違えば犯罪行為とみなされることもあります。

 4-2.マルチ商法の販売員がよくやっていること

マルチ商法の会員の多くは、新規会員を獲得して商品をいかに買わせるかということに夢中です。

そのための努力はいとわないものです。上位会員が講師となって行われる勉強会やセミナー、本社主催の説明会、その他ホームパーティーや各種イベントで、自らの勧誘スキルを磨くとともに新規会員をその集まりに引き込もうと全力を尽くします。

その姿は、まるで新興宗教に没頭している信者のようですね。

そうなるともう、金銭的に破綻するまでマルチ商法から抜け出せないかもしれません。関わりを持たないようにするのが吉です。

 5.マルチ商法業者といわれるエリナの実態・まとめ

マルチ商法業者のエリナは、効果の実感を客観的に測定しにくく、適正価格もわかりにくい化粧品を主力製品として販売している企業です。

エリナに限らず、マルチ商法の商材として化粧品は非常にポピュラーなもので、雰囲気に流されやすい女性がターゲットですから、高価であっても売りやすいのでしょう。

エリナの販売員に限りませんが、マルチ商法の会員は特定商取引法違反になるような勧誘の仕方をすることもあります。

人間関係のトラブルを引き起こすだけでなく一歩間違えれば犯罪行為となりますので注意が必要です。

新興宗教に没頭する信者のように、勧誘に必死になってしまっている会員もいます。

「ネットの情報はウソばかりだから見てはいけない」とか「私たちが儲けているのを妬んでいる人が悪評を流している」と言って忠告をまったく聞かない人とは関わらないようにしましょう。

マルチ商法の会員があだ名を使う3つの理由!事例とトラブルの対処法

マルチ商法の勧誘を受けたことがある人は、意外と多いものです。

この文章を読んでいるあなたも勧誘を受けた経験があるかもしれませんね。

勧誘の初期段階で断った人たちには知ることができないことですが、マルチ商法にかかわっている人たちのより深いところで垣間見える部分というものがあります。

これは、マルチ商法を採用している会社、商材、グループが違っても、共通して見られる特徴です。

その特徴とは何でしょうか?

会員同士は、お互いに本名ではなく「あだ名」や「ニックネーム」で呼び合うということです。

この記事では、マルチ商法の会員たちがあだ名で呼び合っている事例や、あだ名で呼び合う理由、あだ名で呼び合う以外のマルチ商法の特徴などについて説明していきます。

 1.マルチ商法をおこなう人達はあだ名で呼び合う?

実際、マルチ商法の会員たちはあだ名で呼び合っています。

やけに親しくあだ名で呼び合っている会員たちの様子に、勧誘された人たちは面食らうことが多いようです。

 1-1.お互いをあだ名で呼び合う会員たち

マルチ商法の勧誘活動では、たくさんの会合や集会があります。

露骨にマルチだなとわかるものとしては、キャッシュフローゲームやセミナーへの招待なのですが、それ以外の一般的にもありそうなイベントや社会人サークルでもマルチの勧誘が行われています。

「自分以外の登場人物がみんなマルチ」ということもあるので十分注意しましょう。

 1-1-1.<事例1>バーベキューで

大学の友人(女)に誘われてバーベキューにやってきたA(女)さん。自分と同年代だけでなく、社会人と見られる人も多くいて、年齢層が幅広い集まりに少し怖気づきます。

「あちゃぴー!久しぶりだねー。友達連れてきたんだ、よろしくね!」
「あ、けーぽんさん、お疲れです!これ、友達のAです。」
「なっつも来てたんだ~。うん、友達友達。あ、そっちもなっつの友達?よろしくぅ!」

Aさんは、友人に連れられてほかの参加者たちにあいさつ回りをさせられます。

バーベキューの参加者同士がほぼみんな顔見知りのようで、お互いにあだ名で呼び合う仲です。

しかも参加者全員の作ったようなテンションの高さも、初めて参加するAさんの目には異様な光景に映りました。

 1-1-2.<事例2>フットサルで

迷っていた男性に道案内をしてあげたことがきっかけで、その男性と仲良くなり社会人サークルに誘われたB(男)さん。

今日はそのサークルでフットサルの試合です。

「大佐にパス、パス!」
「だいちゃーん、こっちあいてるよ、ちょうだい!」

Bさんは中学高校ともサッカー部所属、大学でもフットサルサークルに入っていました。

このサークルの中にもサッカー経験者はいましたが、技術的にはBさんが頭ひとつ抜けているようです。

一人で4得点も挙げました。

「すげーBさん、まじベッカム!」

サークルに勧誘してきた男性が大活躍のBさんのことをそう称えると、周りの人たちもBさんのことをベッカム、ベッカムと呼ぶようになり、Bさんの呼び名はどうやら「ベッカム」で定着してしまいそうです。

「ホンダ」とか「カガワ」とか「クリスティアーノ・ロナウド」とか、ほかにもいろいろありそうなのに、なぜベッカム?とBさんは思いましたが、ベッカムと呼ばれて悪い気はしないので受け入れることにしました。

 2.マルチ商法で本名を明かさずあだ名で呼び合う理由は?

マルチ商法の会員同士でのあだ名の呼び合いはよく見受けられますが、その理由は何なのでしょう。

以下の3つの理由が考えられます。

 2-1.個人情報を明かさないようにするため

身内や知人・友人に対しては個人情報が知られていますが、そうでない相手を勧誘するときに自分の本名が知られていないことは、個人情報を守る上ではメリットとなります。

勧誘をするときにうっかり違法行為をしてしまっても、相手にあだ名しか知らせていなければうまく逃げ切れることでしょう。

実名を明かしてしまうと、それを元にして調べれば本人を特定できる可能性が飛躍的に高まります。

 2-2.自分のことを覚えてもらいやすくするため

勧誘のときでもそうですし、ほかの会員たちに対しても、自分のことを覚えてもらうには、あだ名があったほうがわかりやすいのは確かです。

「人脈が大切」というのは彼らの口ぐせなので、いかに自分のことを覚えてもらうかが一番の関心事です。

ほかの人とかぶらないようなインパクトのあるあだ名であれば、人脈を広げることにおいて有利に働くでしょう。

 2-3.親近感を高め仲間意識を持つようにするため

マルチ商法の会員集めは、チームを作って行うことが多いです。

チームのみんなで目標を設定し、励ましあい、勉強会やセミナーを開催してはモチベーションを高めあっています。

何度も顔を合わせ、お互いに愛称であるあだ名で呼び合うことで、会員同士の親近感を高めて仲間意識を強くし、脱落者が出ないよう支えあいます。

 3.あだ名で呼び合う以外のマルチ商法の特徴は?

マルチ商法とは関係ないサークルや集まりであっても、参加者同士が仲がよい場合やつきあいが長い場合には、お互いにあだ名で呼び合っていることもありますので、ほかにもマルチ商法であると推測される特徴を挙げておきます。

 3-1.すごい人に会わせようとする

パーティやセミナーなどで、勧誘者いわく「めったに会えないすごい人」というのに会わせようとしたら要注意です。

「すごい人」というのはそのマルチの中の上位ランクに位置し、実際に稼げている人たちのことです。

 3-2.キャッシュフローゲームに勧誘する

普通のサークルや、マルチ商法と関係のない集まりであれば、絶対にないと言い切れるのがこの「キャッシュフローゲーム」です。

普通の人が触れることはほとんどないボードゲームですが、マルチ商法の勧誘では頻繁に出てくるアイテムです。

 3-3.特定のワードが出てくる

「金持ち父さん貧乏父さん」
「キャッシュフロー・クワドラント」
「将来の夢は?」「現状に満足?」
「権利収入」と「労働収入」

以上のような言葉を投げかけてきたら、その人は99%マルチ商法にかかわっている人です。

 4.マルチ商法によるトラブルの対処法

マルチ商法の勧誘であることを察知したら、基本的にはそれ以上の関わりあいを持たないようにすることがトラブル回避のためには重要です。

しかし、こちらが関わらないようにしたとしても、相手からしつこく勧誘されてトラブルに発展することもあります。そのときはどうしたらよいでしょうか。

 4-1.<対処法1>会う約束をしない

会う回数が増えれば、だんだん断りにくくなっていき、あなた自身が洗脳される可能性も高くなっていきます。連絡は取るとしても会う約束をしないようにしましょう。

もし会うときは共通の友人と一緒に会うなどして1対1では会わないようにしてください。

 4-2.<対処法2>意を決して絶交する

あまりにしつこい場合は絶交してしまうのも手です。

マルチにのめり込んでしまっている相手に対して、反論を述べたり説教をしたりしてもあまり意味がありません。かえってあなたを説得することにますます熱意を持ってしまうかもしれません。

会うことだけでなく連絡すらも拒絶することが、お互いにとって最もわかりやすい意思表示だと思います。

 4-3.<対処法3>消費者保護センターなどに相談する

マルチ商法で会員になることの勧誘を断った後も、相手が再び勧誘をしてきた場合など、特定商取引法で禁じられている行為があれば行政機関に相談しましょう。

違法行為を指摘できるように法律の知識を身につけておくべきですが、法律のことは難しくてわからないという人も、マルチ商法に関してトラブルがあれば消費者保護センターなどに相談しておくのが吉です。

参考サイト:特定商取引法ガイド

 5.マルチ商法 あだ名・まとめ

マルチ商法で見られる特徴のひとつとして、「マルチの会員はあだ名を使用する」ということを紹介しました。

あだ名の使い方や使う場面に違和感があるので、「何か変だな」と思ったらマルチ商法かもしれないという警戒を怠らないようにしましょう。

あまり親しくない人と、特に理由もなく会わないようにしましょう。

バーベキューやサークルなどに誘われても安易に参加しないようにしましょう。

不自然にあだ名で呼び合うようなグループは、マルチ商法の会員で構成されている可能性が高いです。

そのような人たちとマルチの勧誘でトラブルになってしまったら、交流を拒絶し、場合によっては消費者庁や消費者保護センターに相談しましょう。

マルチ商法の被害にあわないためには、マルチ商法の手口や特徴をしっかり把握しておくことが大切ですね。

マルチ商法や情報商材販売を題材にした映画をご紹介!

マルチ商法を身近に感じている人も多いようですが、文学作品や娯楽作品の中でマルチ商法をテーマとして扱ったものは案外多くはありません。

漫画では「ナニワ金融道」でマルチ商法の話が出てきますね。

今回はマルチ商法を題材にした娯楽作品の中でも、マルチ商法の映画について調べてみました。

 1. マルチ商法や情報商材販売を題材にした映画にはどんな映画があるの?

マルチ商法の映画で有名なのは以下の2作品です。

・闇金ウシジマくんPart3
・スウィンダラーズ

両作品の概要を見てみましょう。

 1-1.映画「闇金ウシジマくんPart3」

主役の丑嶋馨(うしじまかおる)を山田孝之が演じ、大ヒットシリーズとなった「闇金ウシジマくん」の第3作です。2016年の9月22日より劇場公開されました。

Part3では、マルチ商法の手法で情報商材を売りさばくフリーエージェント業界を題材とした『フリーエージェントくん』編と闇金に借金しながらキャバ嬢に熱を上げたサラリーマンが破滅していく『中年会社員くん』編が並行して描かれていきます。

『フリーエージェントくん』編がマルチ商法の内容となるのですが、マルチ商法や情報商材の知識がない人が見ると、「なんとなく詐欺っぽい売り方だなあ」ぐらいの感想を持つだけかもしれませんね。

一度見た人もまた機会があれば、どの部分がマルチ商法に当たるのか注意して見直してほしいと思います。

キャスト
丑嶋馨/山田孝之
戌亥/綾野剛
柄崎/やべきょうすけ
高田/崎本大海
モネ/最上もが(でんぱ組.inc)
沢村真司/本郷奏多
麻生りな/白石麻衣(乃木坂46)
天生翔/浜野謙太
加茂守/藤森慎吾
花蓮/筧美和子

闇金ウシジマくん Part 3(予告編)

 1-2.映画「スウィンダラーズ」

スウィンダラーズは、韓国で実際におきた事件を題材とした韓国映画です。史上最大のマルチ商法詐欺事件を起こした詐欺師を捕まえるために、集まったのは5人の詐欺師とエリート検事。

『詐欺師をダマす詐欺師』というキャッチコピーの通り、詐欺師同士のスリリングな駆け引きと裏切り、大どんでん返しがあり、先の展開が予測できないケイパームービー※となっています。

興味のある方はぜひご覧になってください(日本では2018年7月7日から一部の劇場で公開)。

※ケイパームービーとは
特別なスキルを持ったメンバーが犯罪チームとなって活躍する映画のこと。

キャスト
ファン・ジソン/ヒョンビン
パク・ヒス/ユ・ジテ
コ・ソクトン/ペ・ソンウ
クァク・スンゴン/パク・ソンウン
チュンジャ/ナナ
キム課長/アン・セハ

映画『スウィンダラーズ』予告編

 2. 映画「闇金ウシジマくん」の情報商材にみるマルチ商法

闇金ウシジマくんPart3では、情報商材をいかにしてマルチ商法で売りさばくのかが描写されていました。

数十万円もする情報商材を、一体どうやってマルチ商法で売ったのでしょうか?

<以下の項目ではネタバレを含みますのでご注意ください。>

 2-1.情報商材をマルチ商法で販売する手口

情報商材を売ることは、実際は容易ではありません。

多少だまされやすい人をターゲットにしたとしても、30万とか50万もするような教材を一括払いで買える人はそうそういないからです。

闇金ウシジマくんの映画で出てきた沢村真司は、セミナーで乗せられてしまい会員になってしまいました。

彼は情報商材をどうやって売るか悩んだ挙げ句、返済できなければ自らの生命保険金で支払うことを約束して、丑嶋馨のカウカウファイナンスで顧客にローンを組ませて情報商材を販売しました。自分の命を賭けて売上ノルマを達成することに成功します。

(現実のマルチ商法でも、お金がないと言って契約を渋る顧客に、消費者金融のローンを組ませて契約させる事例があります!)

沢村真司はその働きを認められ、新たな仲間として迎え入れられます。

その後、自らもセミナーを開き、新規会員を次々と勧誘して売上を増やしていきます。

情報商材を売ればそこから何割かが紹介料として紹介者に報酬が入ります。

この手法がマルチ商法なのです。

 2-2.実在の人物「与沢翼」がモデル

劇中に登場した情報商材をマルチ商法で売り始めたトップの男「天生翔」は、実際に日本国内で時の人となった「与沢翼」がモデルです。

実際にウシジマくんの作者が取材をしたそうです。

彼はセルフブランディング(=自分で自分を成功者として作り上げること)をし、そのノウハウを売るということで一気に億万長者になりました。

ノウハウの中身は、端的に言えば「自分の真似をしろ」というもので、その他の細かいテクニックなどはインターネットで無料で手に入る情報だったり、他の情報商材で手に入るようなものだったりで実際は大したものではありません。

しかし、その大したことのないものを「なにかすごい情報」であるように見せかけて売りまくりました。

しかし、セルフブランディングにはお金がかかりますし、投資でも失敗した与沢翼は資金がショートして情報商材業界からは姿を消します。

同様に、天生翔も劇中で情報商材業界から身を引く結果となります。

 3. 映画「闇金ウシジマくん」では何を訴えているの?

マルチ商法はねずみ算的に会員が増えていけば、短期間で莫大な利益を上げることができる販売方法である反面、非常にリスクの高い売り方です。

闇金ウシジマくんPart3では以下の2つのことが訴えられているように思えます。

 3-1.マルチ商法で稼ぐには一筋縄ではいかない

現実世界でもそうであるように、マルチ商法で商品を売ることは非常に難しいです。ただでさえ胡散臭さのある情報商材であればなおさらです。

それを売るわけですから、ありきたりの方法では売れるはずがありません。

上述した通り、沢村真司は自分の保険金を担保に顧客にローンを組ませて買わせました。

この方法はたまたまうまくいきましたが、一歩間違えれば沢村真司の命はなくなっていたわけです。つまり、命をかける覚悟がなければ、情報商材をマルチ商法で売るのは到底不可能であることを訴えていることがわかります。結果的に沢村真司も築き上げた富は全て失いました。

現実では、友人を失い、借金まみれになって人生を棒に振ってしまった人が数多くいます。

生半可な気持ちでマルチ商法に手を出すと痛い目にあうということを、ウシジマくんの映画は教えてくれています。

 3-2.マルチ商法で稼ごうとすると周りを不幸にする

沢村真司の両親、ライバルのしんこch.とその母、沢村塾の塾生になったシングルマザーの朋子、苅べー激アツメソッドを買わされた子どもたち...劇中で被害にあった人たちの描写はこのぐらいですが、実際にはもっとたくさんいたのでしょう。

一時は大金を手にして浮かれることがあるかもしれませんが、いずれはそのツケが自分に、もしくは身内に訪れるでしょう。

そうでなければどこかの誰かが身代わりに辛い思いをすることになります。

「誰かを踏み台にして、自分だけよけりゃいいっていう人生」を送ることになるとわかっていても、あなたはマルチ商法に手を出せますか?

 4. 映画にも出てくる「情報商材」はマルチ商法なの?

情報商材はリアルの世界だけでなくインターネット上でも商品として買うことができます。

ネット上で見られるのは情報商材アフィリエイトとして販売されているものがほとんどです。

アフィリエイトとは、商品などをネット上で紹介して、そこから販売や契約が成立すれば一定の報酬が得られる仕組みです。

紹介料は入りますが会員を募って連鎖的な販売を行うわけではないので、マルチ商法とは異なります。

情報商材自体は言うなれば書籍に近い性質の商品で、ウシジマくんの映画のようにマルチ商法で扱われるのは一般的ではありません。

情報商材を専門に扱うインフォトップやインフォカートのようなASPがあり、そこで売れそうな情報商材をピックアップして宣伝・紹介して売るのが情報商材アフィリエイトです。

メールマガジンなどを駆使してコツをつかめば、料率が高いために大きく稼げますが、参入には敷居が高くて扱いが難しい商品でもあります。

 4-1.マルチ商法の手法を採用しているものもある

情報商材の中でも、「楽して儲かる」「1年で1億稼いだ方法」といった、短期間で簡単にお金儲けができるような内容のものは怪しいと思ったほうが良いです。情報商材FXや株取引、競馬必勝法など、投資に関するものが多い印象です。

下記の動画は京都府が公開している投資用ソフトのマルチ商法に対する注意喚起動画です。

京都府公式動画チャンネル:
マルチ商法「投資用ソフト・ネットワークビジネス」

 4-2.マルチ商法の情報商材の多くは「儲からない」

マルチ商法で扱われる情報商材は、その内容自体で利益を上げることが難しいものばかりです。

もしその情報が本当にお金になるものであれば、わざわざ情報商材として売らずに自分だけで稼げば良いわけですから、売りに出されている時点で矛盾します。

もちろん、その矛盾点を突かれないように様々な言い訳を述べていますが、儲かるとうたっている情報商材はすべて「詐欺商品」とみなして問題ありません。

儲からない内容の情報商材で儲かるためには?

そうです。

マルチ商法の手法で、利益を上げるしかありません。

つまり、会員を募り、連鎖的に購入させて紹介報酬を集めるような販売方法でしか稼ぐことができないのです。

 5.映画に見るマルチ商法や情報商材に見えるもの・まとめ

映画という映像作品であるため、いくらか誇張された表現があることは否めませんが、「闇金ウシジマくんPart3」はマルチ商法で情報商材が売られる手口や売上のカラクリが理解できるものとなっています。

マルチ商法ではない情報商材というのはもちろんたくさんあります。

「ゴルフ上達法」だとか「有名人と知り合える裏ワザ」だとか「女性にモテる方法」だとか、お金儲けには直接関係ないような内容であれば、基本的にはマルチ商法と無縁であると考えても大丈夫です(内容的にあなたが満足できるものかどうかは別ですが...)。

しかし、「お金儲けができる情報商材」にはくれぐれも注意してください。

そのような商材で利益を上げるのは100%マルチ商法しかありません。

中身も価値のない情報しか入ってない詐欺商品です。

大枚をはたいて購入しても間違いなくあなたは儲かりません。

マルチ商法の情報商材は絶対に購入してはいけませんよ。

マルチ商法で営業停止になった「フォーデイズ」違法な4つの勧誘事例

マルチ商法は特別商取引法で厳しい制限がかけられているため、違法行為すれすれの勧誘をしている会員が多く見受けられます。

もちろん、違法行為があったときには、消費者庁や国民生活センターへ相談・通報することで、当該企業が営業停止になることもあります。

 1.マルチ商法によって営業停止になった会社はある?

マルチ商法は、他にもネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)などのようにいろいろな呼び名がありますが、法律上の正式な名称はどれも「連鎖販売取引」で、主に特定商取引法によって勧誘の仕方や商品の販売方法などに制限がかけられています。

特定商取引法に違反すれば営業停止などの行政処分の対象になりますし、健康食品や化粧品などでは薬機法(旧薬事法)に抵触するような宣伝文句を使ってしまうと違法になります。

実際にそれらの法律に違反して、営業停止および業務停止となったマルチ商法の企業はたくさんあります。

その中でも、業界に大きな衝撃を与えたフォーデイズの営業停止処分について本記事では取り上げ、マルチ商法が営業停止になる理由や事例、マルチ商法を規制する法律などについて詳しく述べたいと思います。

 1-1.フォーデイズの営業停止

業界大手のフォーデイズは核酸ドリンクを主力製品とする会社です。このフォーデイズが営業停止処分を受けた事件はテレビや新聞でも大々的に報道されましたので、あなたもご存知かもしれません。もし、ご存知でなければ、マルチ商法の営業停止の事例としては典型的でわかりやすいものですので、ぜひ以下の内容をご一読ください。

フォーデイズが受けた行政処分の内容を、消費者庁の公示より抜粋・要約しました。

 1-1-1.営業停止の期間とその内容

平成29年11月25日から平成30年5月23日までの6か月間にわたって、勧誘活動や新たな契約の申込受付および契約の締結を停止する命令が下されました。

 1-1-2.フォーデイズへ行政からの指示

行政側からはフォーデイズに対して次のような指示が出されました。

① 勧誘者は、「商品を摂取すれば病気の治療・予防や症状の改善ができる」と告げていた。フォーデイズは「商品にそのような効能はない」ことを通知し、その通知結果について消費者庁長官へ報告すること。

② 勧誘者は、法律で定める「氏名等の明示義務」「不実の告知」に違反していた。フォーデイズは、今回の違反行為の発生原因について、調査分析の上検証し、消費者庁長官へ報告すること。

③ フォーデイズは、上記の勧誘者による「違反行為の再発防止策」と「コンプライアンス体制(全ての勧誘者にコンプライアンスの徹底を図る必要な措置及び体制を含む)」について、取引再開の1か月前までに、消費者庁長官へ報告すること。

 2.マルチ商法によって営業停止になった理由は?

以下の特定商取引法違反によって、フォーデイズは営業停止となりました。

 2-1.営業停止の理由は特定商取引違反

 2-1-1.氏名等の不明示

勧誘者が事前連絡なしに勧誘相手の自宅を訪問し、マルチ商法で商品を扱う企業の名称を明らかにしなかったり、マルチ商法の勧誘をする目的であることや商品の種類を勧誘相手に明らかにしなかったりしたこと。

 2-1-2.不実の告知

勧誘者は、勧誘をする際に、「これを飲んだら目が治る」「ガンが治る」等と、マルチ商法の商品を摂取することで病気の予防や治療などが可能であるかのように、商品の効能について不実(=事実でないこと)を告知していたこと。

 2-3.営業停止の原因となった4つの勧誘事例

参考までにフォーデイズが営業停止命令を受ける原因となった事例も紹介しておきます。

・事例1(氏名等の不明示)

フォーデイズの会員が、事前に連絡することなく知人である消費者宅を訪問した。

会員は家に上がる前、フォーデイズの名称、勧誘する目的や商品の種類について一切告げなかった。

・事例2(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「良い薬がある」「この大きな瓶を2本飲んだ後に、目の薬を飲んだら良くなる」「これを8か月飲んで、病院の薬を6か月飲むと病状は改善する」「これを飲んだら目が治る」「脳幹出血も改善する」等と告げ、勧誘を行った。

・事例3(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「お母さんに、このドリンクを飲ませた方が良い」「核酸ドリンクを飲んだら、鬱っぽいお母さんの状態が治り、絶対元気になる」「薬を飲むよりもこっちを飲んだ方が良い」「これを飲めば病気も治るし、お母さんも落ち着く」「ガンが治った人もいる」「この核酸ドリンクを夫に飲ませたら、パーキンソン病が良くなった」等と告げ、勧誘を行った。

・事例4(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「このドリンクを飲んだら、杖なしでは歩けなかった人が歩けるようになった」「病院の薬をやめてドリンクを飲んだだけで血液検査の数値が改善された人もいる」「うちの父は膀胱がんになったが、これを飲んで治った」等と告げ、勧誘を行った。

参考:消費者庁サイト内
連鎖販売業者【フォーデイズ(株)】に対する業務停止命令及び指示について[PDF]

 3.そもそもマルチ商法に違法性はある?

結論から言うと、マルチ商法は現在のところ違法ではありません。

しかし、マルチ商法は販売方法の性質上、トラブルが発生しやすいこともあって一般にはよく思われていないものです。法律で規制されてはいないのでしょうか?

マルチ商法の違法性について、ねずみ講と比較して考察してみましょう。

 3-1.ねずみ講は明確に違法行為

マルチ商法とよく混同されるものに「ねずみ講」があります。

ねずみ講とは、商品を介在させずに会員を次々と紹介させることによって紹介料を取っていく詐欺行為で、法律上は「無限連鎖講(むげんれんさこう)」と呼ばれます。

「無限連鎖講」とは?

紹介者へ金品を払って組織の会員になり、自分が会員になったらさらに別の会員を組織に紹介することで、新たに得た紹介料から「一部の金品」を得ることができるシステムです。

親会員から子会員、子会員から孫会員へと無制限に増殖していき、一番上の親が最も儲かるシステムのことです。

無限連鎖講は明確に法律によって禁止されています。

無限連鎖講の開設・運営者は3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、無限連鎖講に加入することを勧誘した者は1年以下の懲役又は20万円以下の罰金、など厳しい罰則規定があります。

参考:法庫.com「無限連鎖講の防止に関する法律

 3-2.マルチ商法は特定商取引法で厳しく制限されている

マルチ商法は何かしらの商品の売買を介在させるところが、ねずみ講と大きく異なりますが、紹介者へ紹介料を払って会員になり、また別の会員を組織に紹介して紹介料から「一部の金品」を得るというシステムはねずみ講と同じです。

マルチ商法、ネットワークビジネス、MLMなど呼称は様々ですが、法律上は「連鎖販売取引(れんさはんばいとりひき)」と言い、特定商取引法によって厳しく制限されています。

違法とは言えませんが、法的にはグレーな販売手法です。

参考:法庫.com「特定商取引に関する法律

連鎖販売取引については、おおまかに以下のような制限が課せられていると理解しておくと良いでしょう。

大半は常識的な内容ですが、それすら守らない事業者や勧誘者がいますので十分注意してください。

・契約締結の際に書面を交付しなければならない
・一定事項を広告に表示しなければならない
・誇大な広告をしてはいけない
・氏名・商品等を明らかにせずに勧誘してはいけない
・不実の告知や虚偽の情報を伝えて勧誘してはいけない
・脅迫や威圧、監禁などをして契約を迫ってはいけない
・クーリングオフ期間は20日間に設定しなければならない
・中途解約を認めなければならない

参考:特定商取引法ガイド「連鎖販売取引

マルチ商法は違法ではありませんが

「法律によって厳しい制限を敷かれていることで、違法であることを免れている商行為」

と言っても過言ではありません。

 4.マルチ商法によって営業停止になる会社は今後も増える?

過去にも多くの営業停止や業務停止命令を受けたマルチ商法の企業があります。

マルチ商法がなくならない限り、営業停止になる会社は今後も増えることと予想されますが、情報化社会における新たな勧誘方法によって勧誘方法が大規模化・複雑化していく恐れもあります。

違法でありながらも狡猾な勧誘方法で営業停止を免れれば、被害が拡大するようなことも将来的には十分考えられるので、法規制も時代に合わせて更新していくとともに、私たち消費者も違法な販売方法に対する自己防衛の術を身につけなければなりません。

そのためにはマルチ商法の手口を知っておいたり、関連法律について知識を深めたりするなど、インターネットや書籍などで情報収集を心がける必要がありますね。

 5.マルチ商法による営業停止・まとめ

業界大手のフォーデイズが営業停止になった事件を中心に、マルチ商法による営業停止について解説しました。

マルチ商法は特定商取引法で厳しく制限されている販売方法であり、勧誘の際には守らなければならないこと、やってはいけないことが数多くあります。

マルチ商法はそれだけ厳しい法規制がありながらも、採用する企業がたくさん存在するのは、やはり企業側が儲かるからなのでしょうね。

フォーデイズは6ヶ月間の営業停止を受けながらも、マルチ商法の企業ランキングでは現在も上位をキープし続けています。

しかし逆に言えば、それだけ法律で制限がかかるほど「マルチ商法には人生を狂わせるような危険がある」ということです。

実際にマルチ商法に手を出してしまったために人生が狂ってしまった会員たちが大勢いることをよく理解しておかなければなりません。

あなたも、目先の金儲けに目がくらんだり言葉巧みな甘い誘惑にだまされたりして、マルチ商法で身を滅ぼさないよう十分に注意してくださいね。

マルチ商法の英会話ドログバは危険?還元率50%以上の報酬という罠

マルチ商法の中には、英会話を商材として扱っているものもあるようです。

ドログバ(doroguba)という名の企業が英会話スクールをマルチ商法の手法を用いて運営していますので、そのことについて情報をまとめてみました。

 1.マルチ商法英会話ドログバとは?

ドログバの基本情報は以下の通りです。

 1-1.ドログバの会社情報

社名:doroguba

統括責任者:新田 悠守気(にった ゆうすけ)

設立年月日:2015年3月2日
資本金:1,000万円
従業員数:5名
取引銀行:三井住友銀行

所在地:〒553-0003大阪府大阪市福島区福島1-1-12堂島リバーフォーラム301

営業時間:月曜日~土曜日11:00~19:00

TEL:06-6341-0698
FAX:06-6341-0699

「ドログバ」公式サイトURLプロフィールページより

ドログバの名前の由来が気になりましたが詳細は不明です。

ちなみにサッカー選手のドログバの名前のつづりは「Drogba」で、企業名のdorogubaはまんまローマ字のつづりですが、関係あるのでしょうかね?

 1-2.ドログバの初期費用

ドログバの初期費用は以下の通りです。

初回登録費用
入会金および教材費:100,000円
サポート料(2ヶ月分):20,000円
合計:120,000円

現在、新規会員の募集キャンペーンが行われているようで、入会金および教材費が元々30万円だったのが10万円に下げられていますので、初期費用は合計12万円となっています。

サポート料が月々の授業料となります。よって毎月1万円で受講回数無制限の英会話レッスンを受けられることがドログバのセールスポイントのようですね。

 1-4.ドログバの英会話レッスンの内容

体験授業を受けた人の話によると、 ネイティブの先生と5人の受講生が英語で雑談をするという形式のレッスンだったそうで、おそらく実際の授業も同様の形式で行われるのでしょう。

授業形式のレッスンは週に1回程度で、大半の授業は教材として購入したCDやテキストを使った「CDレッスン」という方式で学習をするようです。

 1-5.ドログバは英会話というより英語教材販売

「英会話レッスンも受けられる英語教材販売」というマルチ商法ビジネス、とみなすのが妥当で、ドログバ公式サイト内の料金説明からもそれが明らかです。

英会話教材「PARADOX」は、PDF20データ分とCD24枚がセットになっていて価格は10万円です。

それと内容が連動しているのか不明ですが、別途英会話サポート料に毎月1万円が必要です。

英会話サポートの内容は「1回60分の『サロンレッスン』と動画による『WEBレッスン』を無制限に受講できること」となっています。

 1-6.ドログバのレッスンのクオリティには疑問符がつく

会員になるとweb上でレッスン動画も視聴できるようになるそうですが、レッスン内容や受講者および講師のレベルを外部から知ることができないため、商品やサービスのクオリティについて客観的な評価ができないのが現状です。

 2.マルチ商法英会話ドログバは英会話を学びながらお金がもらえる?

 2-1.ドログバの特定利益(ボーナスプラン)とは?

ドログバは、自分で直に会員を勧誘するか、自分の下位ラインに会員が増えることで報酬がもらえます。

ドログバ内ではそれを特定利益と名付け、ランク毎に報酬額が細かく設定されています。

会員登録後、配置マップと紹介マップに配置され、ドログバ会員内での自分の位置が決定します。

これにより自分のアップラインとダウンラインとの関係から報酬の流れも決まるようです。

ランク名はタイトルと呼ばれ、ユニークな呼称となっています。

 2-2.ドログバのタイトルの種類と達成条件

プー太郎:初期タイトル

バイト:2系列にアクティブなプー太郎以上、かつ直アクティブ会員が1人以上
平社員:2系列にバイト以上、かつ直アクティブ会員が2人以上

主任:3系列に平社員以上、かつ直アクティブが3人以上
係長:3系列に主任以上、かつ直アクティブが3人以上
課長:3系列に係長以上、かつ直アクティブが3人以上

部長:4系列に課長以上、かつ直アクティブが5人以上
本部長:4系列に部長以上、かつ直アクティブが10人以上
専務:4系列に本部長以上、かつ直アクティブが10人以上
副社長:4系列に専務以上、かつ直アクティブが10人以上
名誉会長:4系列に副社長以上、かつ直アクティブが10人以上

 2-3.ドログバの特定利益の種類と内容

 2-3-1.直接紹介ボーナス

新規会員を紹介すると、1名あたり教材費(10万円)の10%が取得できます。

 2-3-2.ユニメガマッチボーナス

紹介マップ上の自分の傘下で発生した直接紹介ボーナスに対する取得ボーナス、すなわちユニレベルボーナスです。

「主任」以上のタイトルを得ると取得可能です。

下位会員が取得した直接紹介ボーナスの一部が報酬となります。

・レベル:取得権利
1:50%
2:25%
3:12.5%
4:6.25%
5:3.125%
6:1.56%
7:0.8%

例)自身が主任で、1レベルの会員が直接紹介ボーナスを1万円受け取ると、その50%の5,000円を取得できます。

2レベルの会員が直接紹介ボーナスを同じく1万円受け取ると、その25%の2,500円を取得できます。

合計で7,500円の報酬獲得となります。

 2-3-3.アドバイザーボーナス

新規会員の紹介をサポートしたことによって、その人が会員登録をするとボーナスが与えられます。

ただし、トリプルボーナスを取得し、かつ「バイト」以上のタイトルを取得していることが、アドバイザーボーナスが与えられる条件となります。

・タイトル:1人登録ごとの報酬
バイト:1,000円
平社員:2,000円
主任以上:5,000円

 2-3-4.権利差ボーナス

配置マップの売上ポイントに対して、ボーナスが取得できます。

自分のタイトルと下位のタイトルの取得権利の差額分が報酬となります。

・タイトル:還元率
プー太郎:0%
バイト:10%
平社員:14%
主任:18%
係長:22%
課長:26%
部長:30%
本部長:31%
専務:32%
副社長:33%
名誉会長:34%

例)
自身が主任で、1レベルの会員であるバイトの直下に新規会員が登録されると、18%-10%で8%の権利差が発生し、10万円の8%である8,000円を取得できます。

 2-3-5.アクティブボーナス

直接紹介した会員がアクティブであればボーナスが取得できます。

ボーナス名:取得条件:報酬
ペアボーナス:直接紹介2人がアクティブ:5,000円
トリプルボーナス:直接紹介3人がアクティブ:10,000円

例)直接紹介者の会員のうち5名がアクティブであった場合、ペアボーナス5,000円とトリプルボーナス10,000円の計15,000円が取得できます。

※トリプルボーナスの獲得はアドバイザーボーナスの取得権利になります。

 3.マルチ商法英会話ドログバは本当に稼げる?

 3-1.ドログバの商品とサービスは売れる商材か?

ドログバは会社として実在はしているようですが、会社のサイトやインターネット上に教材および英会話レッスンの内容、講師の情報や口コミなどがほとんど出ていないため、不透明かつ不気味な雰囲気が漂います。

TwitterやFacebookで検索してみても露出が少なく、SNS上で活動している痕跡を残さないようにDMにて勧誘を行っているようです。

マルチ商法であるかどうか以前に、商品やサービスについて客観的に判断できる情報がありませんので、商材についてのセールストークは難しそうです。

後述しますが、PDFとCDの教材には10万円ほどの価値はないようですしね。

 3-2.ドログバの報酬プランは稼げるのか?

ドログバの顧客モデルには、一般客の概念がありません。

つまり、ビジネスに参加せずに教材や英会話の月額料金を払う層が存在しないため、新規会員や末端会員の支払う金額の大部分が上位会員の報酬となるという図式が成り立ちます。

特に毎月の英会話サポート料に関して言えば、英会話レッスンの受講に関わらず1万円が取られ、それがアッパーラインのアクティブボーナスとして吸い上げられるのはシステム的に危険です。

商品やサービスを介しない金銭のみのやり取りになってしまうと、それは「ねずみ講」とみなされてしまいます。

稼げる云々以前にリスクの高いビジネスです。

 3-2-1.初期費用の還元率は破格

初期に支払う教材費の紹介者グループへの還元率は破格です。

新規会員をグループに入れると紹介者に直接紹介ボーナスとして10%、権利差ボーナスとして34%がグループに還元されます。

この時点で還元率は44%です。

さらに主任以上にはユニメガマッチボーナスが加算されます。

ユニメガマッチボーナスの合計は99.235%で、これは直接紹介ボーナス(10%)に乗算されますから、総計すれば44%+9.9235%=53.9235%の高還元率を誇ります。

50%前後の還元率ということは、教材費の10万円のうち5万円程度は紹介者グループへボーナスとしてキックバックされていることになるので、教材自体の値打ちは5万円以下です。おそらくはるかにもっと価値の低い教材でしょう。

 3-2-2.3人の紹介で月会費無料の罠

ドログバでは3人の直接紹介者がアクティブであれば、トリプルボーナスで毎月1万円の報酬が発生して月会費と相殺されるので無料になります。

会員は自分の月会費を減らすために最低でも3人の会員を勧誘しようとし、傘下のダウン会員にも同じような連鎖が起きていくことになります。

ドログバにはビジネス会員しかいないため、結局アップラインの会員たちがダウンラインを食い物にするという色合いが強くなりすぎてしまいます。

少数のビジネス会員と多くの一般客がいるような顧客構成なら問題ありませんが、ドログバのこの仕組みは「ねずみ講」とみなされる危険をはらんでいます。

 4.マルチ商法英会話ドログバの評判は?

大手のマルチ商法の会社と違ってドログバは規模が小さいせいか、SNSも含めたインターネット上での評判や口コミはあまり多くは見られません。

ブログの記事やYahoo!知恵袋などの相談に名前が上がっている程度です。

目に見えている少ない情報から判断すると、ドログバは避けるべきマルチ商法の会社という評価を受けていると言ってよいでしょう。

会員らしき人物の書き込み以外に良い評判は一切ありませんでした。

逆にドログバの教材や英会話レッスンの情報がなさすぎて、「マルチ商法の英会話というイメージしかない」というのが正直な感想です。

「マルチ商法といえども商材の質が高い」というのであればまた違った評価になったかもしれません。

マルチ商法英会話ドログバ・まとめ

英会話を商材にしてマルチ商法でビジネスを展開しているドログバですが、現時点では良くも悪くも特筆すべき点はないようです。

ドログバのターゲットになるのは、20歳以上の大学生や、英会話に興味を持つ社会人でしょうけれども、マルチ商法でない普通の英会話スクールが競争過多と言えるほど存在するうえに、書店にもネット上にも掃いて捨てるほど英語教材が売られている現在の英語市場には、ドログバの入り込む余地などほとんどないように思えます。

仮にあなたがネットワークビジネスに興味がある方だったとしても、ドログバは報酬体系もちょっとあやしいので手を出さないのが吉です。

闇金ウシジマくんでわかるマルチ商法で商品を買ってしまう3つの理由

「闇金ウシジマくん」は、2004年から小学館「ビッグコミックスピリッツ」で不定期連載されている漫画で、ヤミ金融を営む丑嶋馨(うしじまかおる)とその顧客と関係者、そして彼らを取り巻く社会の闇を描いている人気作品です。

 1.「闇金ウシジマくん」にはマルチ商法が登場する?

闇金ウシジマくんの作中で、マルチ商法にハマってしまう人物が登場するエピソードがあります。

原作では30~32巻のフリーエージェントくん編、映画では闇金ウシジマくん3です。

(この記事は主に映画版の内容を元に記述しています)

話の流れは、情報商材をマルチ商法の手法(紹介者の入会でキックバック発生)で売りさばいて一時は大儲けできるけれども、やがては売りつけた下位の会員の恨みを買ってしまい、結局は失敗するというものです。

マルチ商法の肝となる部分にスポットが当たっていて、そのカラクリについてよくわかるストーリーとなっています。

 2.「闇金ウシジマくん」におけるマルチ商法のイメージ

マルチ商法は、商材が違っても基本的な稼ぎ方は同じです。

闇金ウシジマくんの中では、以下のようなイメージでマルチ商法の手口が描写されていました。

 2-1.セルフブランディングを行う

まず初めに、自分(または商材)をブランド化することです。

自分はこの商材を売ってこれだけ稼いだ、だから今これだけリッチだ、のように成功者として自分をアピールします。

「秒速1億円を稼ぐ男」のようにキャッチコピーがあればなお良いです。

実際に金持ちかどうかは関係ありません。「金持ちである」ように見せることが肝なのです。

「金はあるんでしょう?散々金持ち自慢してきたんだからさぁ?」

ヤンキー軍団からそう追い詰められたとき、情報商材をマルチ商法で売り始めた張本人の天生翔(てんじょうかける)はこう言います。

「金持ちのふりしていただけだ。」

「金持ちを演じていれば人は私に興味を持ち、私のようになりたがる。そして情報商材が売れるのだ。」

自分自身をブランド化することによって、注目を集めるとともに金も集めるわけですね。

 2-2.「自分のようになれる」と偽って情報弱者に商材を売りつける

セルフブランディングがうまくいけば、あとは商材を売るだけです。商材の中身は大したものではありません。

せいぜい「俺と同じことをしろ!」ぐらいの内容しかなく、商材自体に大金を支払う価値はないものです。

それなのに借金してまで買う人がいます。

なぜ買うのでしょうか?

闇金ウシジマくん3(フリーエージェント編)を見れば3つの理由がわかります。

それはすなわちマルチ商法を成功させる鍵でもあります。

 2-2-1.マルチ商法で買ってしまう理由その1

ひとつは目の前にいるマルチ商法の実行者(=販売者)が確かに金持ちであること。

セルフブランディングが完全なハッタリであっても、実際に羽振りの良い姿を見せれば説得力があります。

販売者の言う通りにすれば彼のようになれるのではないかという錯覚を起こすのです。

 2-2-2.マルチ商法で買ってしまう理由その2

もうひとつは、自分も誰かにその商材を売るか別の購入希望者を紹介することで割りのいいキックバックがあること。

無理をして商材を購入したとしても、他の人に売れればすぐに取り戻せると高をくくってしまうからです。

すぐに取り戻せるという錯覚は、高額な出費をするという心理的ハードルを大きく下げます。

 2-2-3.マルチ商法で買ってしまう理由その3

最後のひとつは、価値のないものを価値があるように見せること。

ストーリーの中で、主人公の真似をした不良の苅部がゲーセンのカプセルに「苅べー激アツメソッド」と称した紙切れを入れて、強引に中高生に買わせます。

後にウシジマくんの部下たちが苅部一味をボコボコにするのですが、その帰りの車中で苅部のカプセルを手にしながら部下たちがこう言います。

「ほんと、この紙切れなんかに何万円も払わせるなんてふざけてますよね。」

「このカプセルに入れる意味てぇのがわかんねぇんだよな。」

そんな二人の部下に丑嶋馨が説明します。

「カプセルにパッケージすることがキモなんだ。」

「ブランド品と一緒で世の中には中身がないイメージに金を払う奴が大勢いる。

パッケージも高い値段設定も何か価値のあるものが入ってると想像させることに意味があるんだ。」

「天生も苅部もやったことは同じってことだ。」

人間は正体を知りたがる性質があります。

得体の知れない「何かすごそうなもの」を手に入れてみたいという潜在欲求がありますので、それをくすぐるのです。

 3.ネタバレ注意!「闇金ウシジマくん」でのマルチ商法の末路

 3-1.マルチ商法の元凶の末路は?

情報商材をマルチ商法で売り出した元凶の天生翔は、情報商材業界から引退させられ、隠し持った2億円とともにシンガポールへ高飛びしようとするも、それを察知した戌亥(いぬい=丑嶋の仲間)が、その2億円を預かっていた天生の女から騙しとります。

 3-2.主役やその顧客たちのマルチ商法の結果は?

この闇金ウシジマくん3(フリーエージェントくん編)の主役である沢村真司は、顧客であった苅部一味から天生翔の命を守るために、自身の財産1000万円と愛車のフェラーリを手放し、結局無一文となります。

苅部たちは現金2000万円とフェラーリを手に入れて喜んだのもつかの間、ウシジマくんの部下たちにボコボコにされた挙げ句、今までの借金と利子として手に入れたお金も車も回収されてしまいます。

沢村真司は、顧客を騙してお金を巻き上げるやり方、すなわち「情報商材をマルチ商法で売る」というやり方に嫌気が差し、天生翔の命を救ったあとに業界から足を洗います。

その後は「農業体験」のような地に足の着いたビジネスを新たに展開していくことになります。

 4.「闇金ウシジマくん」でマルチ商法をおこなっていた天生翔のモデルは?

漫画・映画の中でインパクトがある奇人として描かれている天生翔ですが、このキャラクターには作中のような手法で情報商材を売りまくったモデルがリアルに存在します。

 4-1.ウシジマくんに登場した天生翔は「与沢翼」

そのモデルの名前は「与沢翼(よざわつばさ)」と言います。

天生翔は海外へ高跳びすることに失敗しましたが、実在の与沢翼は情報商材で大きく稼いだあと自ら破産宣言をし、シンガポールそしてドバイへと脱出することに成功しました。

 4-2.与沢翼とはどんな人物?

与沢翼の略歴
(Wikipediaより抜粋引用)

2010年9月 – アフィリエイト会社・株式会社Rajuri(後のフリーエージェントスタイルホールディングスの前身)を創業。

2014年4月26日、自身のFacebookで「資金が完全にショートした」とし、フリーエージェントスタイルホールディングスが破綻状態にあることを明らかにした。

ただし、事業は継続し残債を全て支払うとしている。

一方で、破産で注目度が増し、ヤフーランキングや公式ブログのアクセス数が急上昇した。

与沢のブログは一時アメーバブログのアクセス数の総合1位となった。

2014年12月11日、自身のブログでシンガポール就労ビザを取得し移住したことを告白した。

2015年、シンガポールにおいてデイトレードを行う。

2016年7月、モデルの相原麻美と結婚し、相原が妊娠しており、12月に出産予定であるとブログで公表した。

2016年11月、日刊SPAのインタビューに答え、シンガポールからドバイに移住したことを述べた。

与沢翼は情報商材を扱ったマルチ商法の成功例(?)の一人として挙げられる人物です。

現在彼は優雅な人生を送っているようですが、国内ではいまだに彼のことを詐欺師として糾弾する人たちが大勢います。

いつかはその報いを受けるのではないでしょうか。

 5.「闇金ウシジマくん」に登場するマルチ商法・まとめ

扱っているものが情報商材という、ほぼ原価の必要ない商品ですが、セルフブランディングをしっかりやって情報弱者に売りつけてボロ儲けをするというマルチ商法の常套手段を、「闇金ウシジマくん」の中ではわかりやすく描いています。

マルチ商法という販売手法は失敗しやすく、自分の周囲の人間を不幸にしてしまいます。

もっとひどい言い方をすれば「他人を食い物にして」稼ぐやり方ですので、絶対に真似をしてほしくないビジネスなのですが、「リスクを取って勝負をする」という部分については、丑嶋馨は沢村真司を評価していました。

そう思えるセリフがこれです。

「お前そんな悪いことしたの?」

「自分の命かけて勝負したんだろ?」

「何もしないよりマシじゃねえかよ。」

また、丑嶋馨も「ヤミ金融」という反社会的な仕事をしていますが、なぜその仕事をしているかという問いに対しての彼の答えは「食うため」です。

「闇金ウシジマくん」には食事シーンがよく出てきますし、映画の中でも事務所内で焼き肉をして食べたり、出前の注文をしたりする場面が出てきました。

「食うため」に彼らが仕事をしていることを見る者に印象づけているのだと思います。

私達は「食うため」に何かしらの仕事をして生きています。

大きく稼ぐためにはリスクを取る、つまり「自分の命をかけて勝負する」ことも必要かもしれませんね。

もちろん、マルチ商法やヤミ金融のような、一歩間違うと違法行為になるようなビジネスに手を出してはいけませんよ。

マルチ商法のメリットとは? 会員が語るメリットと目的を検証!

「人脈を金に換えるビジネス」であるマルチ商法。

文字通り他人を勧誘し、新規会員として迎え入れることで紹介報酬を得る事ができる仕組みです。

最近では「マルチ商法」という怪しいイメージの定着してしまった呼び名を避け、「MLM」や「ネットワークビジネス」と呼ばれることが多いですね。

MLMは、自分が入会させた会員が新規会員を獲得しても、間接的に紹介報酬の何割かが入ります。

従って、自分よりも下の会員が増えれば、不労所得的に収入を得ることが可能。

合法なMLMには、不労所得の範囲に一定の制限があるものの、成功すればかなり稼げることから、多くの新規会員が毎年参入しています。

MLMの会員が新規会員を獲得する際に説明する「MLMを始めるメリット」には様々なものがあります。

今回は、MLMのセミナーに参加し、一瞬だけ入会したこともある私(すぐクーリングオフしました。)がよく紹介されるMLMのメリット、そしてその実態を紹介します。

1. おすすめのマルチ商法・その特徴は

現状として、大手のMLMでも法律スレスレの勧誘を行っており、特定のおすすめMLMといったものは中々ありません。

しかしそれでもMLMをしてみたい!という人に、良いMLMの特徴を紹介します。

・違法行為対策を徹底している

MLM自体は違法ではありませんが、多くのMLMは勧誘の過程で法に抵触してしまっているのが現状です。

デメリットやリスクを伝えずに勧誘したり、勧誘する意思を伝えずにアポイントを取ることはMLMの常套手段ですが、これらは違法行為です。

こういった違法行為をしないよう会員に徹底させているMLMは信頼度が高いと言えます。

・同調圧力が弱い

基本的なMLMは、「現状に満足していない、向上心の高い人間」の集まりで、他の会員にもそのような振る舞いを求めます。

行きたくないイベントへの参加や、トップ層への同調が求められます。

周りに会わせる為にお金を浪費したり、MLM外の人間関係が台無しになったり…なんてこともあります。

・自分の好きな商材を扱っている

やはり自分で実際に使って、良いと思った商品でなければ、勧誘の際に説得力がなく、結局苦労することになります。

入会の際には、「その商品は本当に良いものなのか?人に紹介できるものか?」を吟味するべきです。

殆どのMLMは法に触れる勧誘を少なからず行っているのでアウトですが、上記全てを満たしているものがあれば、一考の余地はあるかもしれません。

2. マルチ商法がおすすめ!その目的は「つながり」と言われるが・・・

MLMのメリットの一つとして、「人脈」ができる」とよく言われます。

確かに大手のMLMでは会員も膨大な人数ですし、毎週、多ければ毎日のように会員同士で顔を会わせることもあります。

毎月のように行われるセミナーでは、各地方から会員が集結することもあります。

このような環境で、毎日のように意識の高い人間と知り合い、交友関係を広げることができるのは事実で、確かにメリットと言えそうです。

実際に地方から上京したてで、まだ友達の少ない人がMLMを始める理由としてはこの「人脈作り」が大きいそうです。

一方、ビジネス外の交友関係にはヒビが入ることが多いです。

MLMでは毎月のように開かれるセミナー、食事代や商品購入費をペイするために、トップ層以外は必死になって勧誘を行う必要があります。

時には親しい友人にも強引な勧誘を行う必要があるので、既存の人間関係を壊しかねません。

「意識の高いビジネス仲間」という同質集団のなかでの人脈は増えますが、今までの親友や知人関係にはヒビが入る可能性が高いと言えるでしょう。

3. マルチ商法がおすすめ!その目的は「稼ぐこと」と言われるが・・・

MLMを始める最大の理由はやはり「儲かりそうだから」でしょう。

会員も勧誘の時には「副業で脱サラ!」、「不労所得で毎月海外旅行!」など甘い誘い文句で勧誘します。

確かに賃金も低く、将来の年金受給も不安視される状況では、投資やビジネスで不労所得の仕組みは作っておくことが必要です。

事実MLMでは、自分で必死に働くことなく、会員の紹介報酬の一部を収入にすることができます。

大手のMLMのトップともなれば脱サラはもちろん、海外で遊んで暮らすことも可能です。

しかし、そんなことが可能なのはMLM全体の中でもほんの数%です。

殆どの会員は毎月の商品購入費、セミナー代を払うのが精一杯だったり、赤字だったりします。

MLMでは自分の下の会員を入会させるほど収入が増える一方、下の会員は購入費という形でトップ層の収入を賄う形になります。

MLMでは、先に始めた人が稼ぎやすく、後に始めた人は稼ぎにくい仕組みができているのです。

したがって、MLMで満足に稼ぐのは不可能ではありませんが、とてつもなくハードルは高いといえます。

4. マルチ商法がおすすめ!その目的は「自身の成長」と言われるが・・・

「人間的に成長できる!」というのも、会員がよく使う誘い文句です。

人間的に…というのは非常にあいまいですが、確かに精神面やスキル面で成長できる部分もあります。

MLMは人に嫌われやすいビジネスなので、勧誘活動のなかで忍耐力や精神的な強さを身につけることは可能です。

また、MLMの勧誘では、最初から警戒心MAXで構える相手にたいして商品を売る必要があります。

したがって、かなりのトーク力や営業スキルを要求されます。

実際にMLMのトップ層は身だしなみもしっかりしており、トーク力も巧みです。

気を抜けばうっかり契約してしまいそうな営業力を、彼らはMLMを通して身につけたのです。

MLMを通してスキルを習得したり、人間的に成長することは確かに可能です。

おすすめのマルチ商法・その特徴と目的・まとめ

今回はMLMの勧誘でよく言われるメリット、そしてその実態について紹介しました。

たしかに事実ともいえるメリットもありますが、ビジネスとしてのハードルは高く、デメリットも多いため、もし始めるならばかなり慎重に考えてからの方がよいでしょう。