マルチ商法にはまった人のいろいろな面白い話をご紹介!

マルチ商法にはまってしまった人、あなたの周りにもいませんか?

若いうちは人生経験も浅いため、マルチ商法にはまってしまうのもある程度仕方がないですが、いい歳してマルチ商法に騙されてしまう人は、やはりどこか足りない部分があるのかと思わされるような笑い話もあるようです。

 1. マルチ商法にはまった人にもいろいろな面白い話がある!

マルチ商法にはまってしまうと、大半は自分自身が不幸になったり、周囲の人に迷惑をかけたりして暗い話になりがちですが、時々面白い話にも遭遇します。ネット上やSNS、その他伝聞などの中で、特に面白かった話をご紹介したいと思います。

マルチ商法の知識と経験がなさすぎて勧誘にならなかったり、百戦錬磨のアップラインを撃退したり、騙されたのに逆に儲かってしまったり、思わずクスッとしてしまうエピソード3本立てです。

 2. マルチ商法・面白い話(1) 勧誘してきた女性との話

カズマくんは大学4年生だった当時、SNSで知り合った女性にマルチ商法に勧誘されました。女性の名前はミナという25歳の独身OLです。二人はスマホゲームで同じクラン(ゲーム内のチーム)だったこともあり、SNSでよくやり取りをしていました。ゲーム内で仲がよかったため、一度リアルでも会ってみようということになりました。

ご多分に漏れないお決まりのパターンで、お茶をしながら将来の夢について聞き出すところからマルチ商法の勧誘が始まります。

 2-1.ミナさんの勧誘を軽くいなすカズマくん

ミナ(以下ミ)「カズマは夢ってある?」
カズマ(以下カ)「ん~今のとこ特にないよ」
ミ「もう就職決まったんだっけ?」
カ「うん」
ミ「どこ?」
カ「え?ヒミツ(笑)一部上場企業」
ミ「マジか、すげー」
カ「今は買い手市場だからね~割と早く決まったよ」
ミ「でも、日本て借金やばいしさ、年金も将来破綻するし、老後のためにお金貯めといたほうがいいよね!」
カ「日本の借金?国債のこと?あれは大部分は国民の資産だから、まあいいんじゃないの?逆に国債0にされたら投資家とか銀行困っちゃうよ(笑)」
ミ「そうなの?」
カ「うん。国債があるのはしょうがないんじゃない?アメリカなんて日本の比じゃないほど借金あるけど大丈夫じゃん?年金はまあヤバイかもね。就職したら老後のために積み立てようかな」
ミ「だよね?副業とか考えてる?」
カ「まだ就職すらしてないのに副業とか考えないって(笑)でも多分仕事忙しいから副業とかする暇ないんじゃない?もしそんな暇あってもゲームやるし(笑)」
ミ「将来は不安じゃない?」
カ「なんで?」
ミ「だって、老後とかお金なくなるかもよ?」
カ「そんなこと考えてんの?」
ミ「うん、だからさ!」
カ「じゃあスマホゲームとかやめて金持ちの旦那さんみつけなよ(笑)」
ミ「は?なんでそうなんのよ!」
カ「婚活、婚活ぅ~(笑)」

ミナさんはなんとか勧誘の話に持っていきたいのですが、なかなかペースがつかめません。カズマくんに茶化されながらも、マルチ商法の説明に入っていきます。

 2-2.カズマくんの会心の一撃でミナさんK.O.

ミ「でね、労働収入と権利収入って知ってる?」
カ「いや、言葉の意味そのまんまでしょ?特別な意味でもあんの?」
ミ「わかってるんだ。さすがだね!でも、一応説明するね。労働収入ってのがね、」
カ「ねーねー、これマルチの勧誘?」

カズマくんの切れ味鋭いツッコミにミナさんは慌てます。

ミ「違うよ!マルチなんかじゃないよ!ネットワークビジネスっていう立派なビジネスの話なんだよ!」
カ「ネットワークビジネス(笑)マルチでもNB(ネットワークビジネスの略称)でもMLM(マルチレベルマーケティングの略)でもやってることは全部一緒だよ(笑)」
ミ「違うもん!」
カ「一緒なの(笑)アムウェイ?フォーデイズ?何のマルチ?」
ミ「それは...」
カ「マルチの勧誘だったら、うかつなこと言わないほうがいいよ。企業名伏せたり、勧誘者の名前伏せたりして勧誘したら違法なの知ってるでしょ?」
ミ「...」
カ「今日会う約束するときに、そういうこと何も言ってなかったもんね。俺、法学部だから特商法とかよく知ってるよ」
ミ「ト、トークショー?」
カ「特定商取引法だよ(笑)勧誘初めてなの?絶対ボロが出るからやめときな(笑)前にマルチ商法の勧誘受けたことがあるけど、そのときも、そいつのことコテンパに論破したし。俺を勧誘しようとしてもムダだよ(笑)」

ミナさんは何も言えなくなってしまいました。完全ノックアウトです。

 2-3.カズマくんはミナさんの勧誘を撃退!だが...

カ「ねね、そんな話もういいから、ゲームの話しようよ、てか今ログインしよ?」
ミ「うん...」

悪くなってしまった雰囲気を良くしようという、カズマくんの心遣いです。ミナさんはマルチ商法にはまってしまっているとはいえ、なかなか魅力的な女性ですので、カズマくんも彼女を邪険に扱うのは気が引けたようです。その日はマルチの話をそれ以上することはありませんでした。

カズマくんは一流大学の法学部で、一部上場企業に就職できるほどの秀才でした。彼は以前、別のマルチ商法の勧誘を受けたときに、法学部であったこともあって関連法や裁判および判例をしっかり調べあげ、そのときの勧誘者を完全論破した猛者だったのです。

一方、駆け出しのマルチ会員だったミナさんは、経験不足だったこともありカズマくんの勧誘に失敗します。これをきっかけにマルチ商法が自分に向いていないことを悟り、また、その後カズマくんにたびたび会ってマルチ商法の悪質な事例を教わり、マルチ商法から足を洗うことになります。

カズマくんはミナさんの勧誘はかわしましたが、大人の女性の「誘惑」(?)からは逃れられなかったらしく、現在も二人で仲良くスマホゲーに励んでいるとかいないとか。

 3. マルチ商法 面白い話(2) 男性からの勧誘をスカッと断った話

安いファミレスの奥の席に、むさ苦しい男が3人座っています。
そのうち2人は壁を背にしてが座っています。一人はAの親友で、もう一人は親友が呼んだ「尊敬する」男性です。その2人と向かい合うようにAが座っています。

 3-1.よくあるマルチ商法の勧誘シーン

マルチにはまったAの親友が、Aを勧誘するために「会わせたい人がいる」と言ってファミレスに呼び出しました。Aは正直なところマルチ商法には興味がなく、むしろ親友をだまして儲かっているのであろう、この「尊敬する」男性の話を聞いて、不備があればなんとかやりこめてやろうと思っていました。

しかし、その男性もいわゆるアップラインに位置する人物です。話がうまくてAが何を言ってもいなすし切り返してきます。逆にAが言い返せなくなっているのを見て「納得したでしょ?君も一緒にビジネスをやろう?」と入会を迫ってきます。

 3-2.一発逆転!しつこい勧誘の息の根を止める一言とは?

追い詰められるA。しかし、彼には勝算がありました。

2度、誘いを断ってからも、男性はもう少しで落ちると勘違いしたのか、さらに追い打ちをかけるように儲かる仕組みの説明を繰り返し、再び「君にも夢があるだろ?一緒に稼いでその夢をかなえようよ。ぜひ仲間になってほしい」と勧誘をしてきました。

Aはこう言います。
「あなた、僕が何度も断ってもしつこく勧誘しましたね?これって違反行為ですよね?」

ふっと笑って男性は答えます。
「いやいや、こんなの違反じゃないよ。しっかり説明をしてビジネスを一緒にやらないかと言っているだけだし」

Aはテーブルの端に置いてあったスマホに、おもむろに手を伸ばしました。

ぴっ。

「会話は全部録音しました。今からあんたのやってるマルチの会社に電話して、今日の勧誘の仕方について苦情言いますんで」

 3-3.豹変するアップライン、そして除名処分

Aがそう言うと、今まで温厚に話をしていた男性が豹変します。

「おまえ、ふざけんなや、ゴルァァァ!!」

がしゃーん、テーブル越しにつかみかかろうとした勢いで、コップが床に落ちました。騒ぎを聴いて店員たちが駆けつけ、取っ組み合っている二人を引き離そうとします。親友はどうしていいかわからずオロオロするばかりです。

店の通報で警察が呼ばれ、その場は収められました。Aは事情聴取をされたのち会社に苦情の電話を入れたため、その男性はマルチ商法会社の会員名簿から除名処分となったようです。

Aは男性の勧誘をスカッと断っただけでなく男性の会員資格を剥奪し、さらにマルチ商法から親友を救うことができました。

 4. マルチ商法 面白い話(3) 騙された!だけど稼げた話

私は40代の独身サラリーマンです。安月給なので結婚もできないままですが、老後の蓄えぐらいはしておきたいと考え、なにか副業でもないかなと思案しておりました。

 4-1.友人から50万円の投資ソフトを買わされる

そんな折、友人から投資用ソフトの話を持ちかけられて、酒を飲みながらということもあって軽い気持ちでソフトを買う約束をしてしまいました。後から思えば、ソフトひとつに50万円も払ってしまうなんて何とバカだったのだろうと自分で自分を責めました。

買ったのはFX投資教材でした。USBに入った投資教材を見ても専門用語だらけでよくわかりません。そもそもFX講座を作ることが必要なことすら知りませんでしたから。

 4-2.友人も儲かっていない、これは騙された!

友人はさぞ儲かっているのだろうと思い、やり方を聞いてみてもごまかすばかりで自分で頑張れというばかりです。どうやら彼もちゃんとFXで稼げてはいなさそうでした。FXで稼ぐのが難しければ、誰かにソフトを売ればマージンでも稼げるよと言うのですが、売るような知り合いが私にはいません。

「これは騙されたな」と思いましたが、友人との人間関係を壊すのも嫌でしたので、50万円をムダにしないためにもFXの勉強をしてみようと、ネットで調べたり書籍を買ったりして頑張ってみました。

 4-3.投資教材はゴミだったが、運良く自力で稼げた!

自分で勉強してよくわかりましたが、USBに入っている投資教材ははっきり言ってゴミです(笑)。内容のほとんどが常識的なもので、50万円の価値なんてありません。書籍代も含めて1万円もかからずに、教材以上の知識を得ることができました。

知識を蓄えたところでいよいよFXに参戦です。最初こそ少し損はしましたが、ビギナーズラックだったのかトントン拍子に利益を上げていけました。1年ほど取引を続けて利益が100万を超えたところで、調子に乗って1日に10万円を溶かし肝を冷やしました。びびった私はそこでいったんFXからの撤退を決意しました。チキンですが利益は確定です(笑)。

マルチ商法の投資教材代を差し引いても、FXでかなり儲けることができました。「投資教材のおかげではない!」と声を大にして言いたいところですが、友人に騙されたおかげで稼げたのは確かです。ちなみにFXの話は友人とはしていませんが、今でも変わらず飲みに行きますのでマルチ商法のせいで仲が悪くなったということはありません。

また、気が向いたら今度は別の投資にもチャレンジしてみようかなと思っています。

 5.マルチ商法にはまった人のいろいろな面白い話・まとめ

マルチ商法の勧誘を受けたり、マルチ商法にはまってしまったりする人はたくさんいますので、それだけ面白いエピソードも出てくるものですね。今回紹介した話の中では、幸いにも大きな被害を受けた人はいませんが、マルチ商法にはまってしまうと自分が不幸な目に合うだけでなく、周囲にも多大な迷惑をかけることになります。

どんなに魅力的な儲け話であっても、マルチ商法の手法をとっているビジネスの話には乗らないようにしましょう。時間もお金もたくさん浪費するだけでなく、人間関係も失うような「面白くない話」を人生に刻むことになってしまいますよ。

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