仮想通貨でよく聞く言葉「グリーンペーパー」と「ホワイトペーパー」の意味

仮想通貨の話の中で使われる「グリーンペーパ」と「ホワイトペーパー」という言葉ですが、そもそもどのような意味でつかわれているのか、2つの言葉の意味の違いは何かを説明します。

2018年1月の発表された仮想通貨XPのグリーンペーパー、また3月に改正されたそのホワイトペーパーを基に、どんなことがグリーペーパーやホワイトペーパーで発表されるのか紹介します。

1. 仮想通貨のグリーンペーパーとホワイトペーパーってなに?

これから新しく発表される仮想通貨に関するニュースの中で、このグリーンペーパーやホワイトペーパー、それと合わせてロードマップという言葉を耳にします。まずこれらの3つの言葉の意味を説明します。

1-1. グリーンペーパーとは?

グリーンペーパーとは簡単に言うと「初期草案書」もしくは「議論のたたき台として提出される書類」のことです。政府や企業は、このグリーンペーパーをもとに専門的かつ徹底的な討議や議論が重ねていき、最終的な結論・合意へと達します。

1-2. ホワイトペーパーとは?

グリーンペーパーつまりたたき台に基づく、討議・議論の結果をまとめて提出されたものがホワイトペーパーと呼ばれます。政府などの公式機関の発表するホワイトペーパーは、その公式機関の公式見解となるという側面があります。

仮想通貨のICO、つまり新規コインの発行に関係するニュースで、このホワイトペーパーという言葉を聞きます。ICOを利用して新規にコインを発行し、新しい事業のための資金調達を行う場合、このホワイトペーパーを発表します。

この場合のホワイトペーパーの内容は、事業計画、資金調達の方法、資金の使い方、新規コインの技術的内容、購入者へのサービスといった内容が含まれるのが一般的です。

新規コインを投資の対象にするかどうかを決める際に、その事業者の発表するホワイトペーパーの内容がひとつの判断材料になります。

1-3. ロードマップとは?

仮想通貨を運営する企業や事業者が、ロードマップを公表する場合があります。ロードマップとは、簡単に言うと行程表や計画案のことです。例えば企業がどんな製品をどのような方法でリリースしていくのかということを時系列で分かりやすく表もしくは図にまとめたものです。

仮想通貨の事業者も、ロードマップを用いて、今年度、自社の提供する仮想通貨を用いて、いつ、どんなサービスを提供するのか、その収益を最終的にどのように用いるのかなどを時系列で図にして分かりやすく公表し、既存の購入者へのアピールや、新規購入者の獲得のために利用することがあります。

2. 仮想通貨XPのロードマップからグリーンペーパー・ホワイトペーパーの役割をチェック

仮想通貨XPはコミュニティが充実していて、公式キャラクターXPちゃんもかわいいと人気の仮想通貨です。その仮想通貨が2018年度のロードマップを公表しました。そのロードマップな中から、グリーンペーパーとホワイトペーパーでどんなことを公表するのかチェックしていきます。

2-1. 仮想通貨XPとは?

まず、仮想通貨XPとは、「Experience Points」の略です。日本語で言うと「経験値」でゲームでミッションをクリアするともらえる経験値を連想させます。
その通りで、この仮想通貨は、人生において何かの分野で成功した場合、例えばスポーツで良い成績を残した、テストの点数が良かった、仕事で成果があった場合など経験値を仮想通貨での報酬としてもらえることを目的としています。

仮想通貨XPが日本でも話題となっているのにはいくつかの理由があります。コミュニティが活発であること、お金がもらえる「Rain」というシステムがあること、Posマイニングで持っているだけで増えることなどが挙げられます。

他にも、XPちゃんねるやXPむーびーなどで、クリエイターに投げ銭という形で仮想通貨XPを使って支援できるなどの面白いコンテンツも展開されています。

例えばDiscord というチャット・音声通話ができるアプリを利用したXPの日本のコミュニティがあります。その登録者はこの時点で、49,380人です。
そしてそのDiscordのオンライン参加者に、有志がXPをばら撒くというRainというイベントが開催されたりします。

このXP日本のDiscoordにホリエモンが参加したということでも話題になりました。

将来的には、XPで支払いができる店舗なども増えていくようですし、当初の目的にあるように、教育・スポーツの分野にも深く関わっていくこととなります。実際にインドのe-sportsのメインスポンサーになったりしています。

他にも、社会貢献活動やボランティア活動に対する報酬として利用されるという計画もあります。
日本でもアツいXPのロードマップで提示されている今後の活動に注目できます。

2-2. 2018年1月:グリーンペーパー発表

仮想通貨XPに関する2018年第1期四半期まとめのロードマップを見ると以下の記述があります。

●初のXPグリーンペーパー(初期草案書)
グリーンペーパーを公開する理由として次の事柄が挙げられています。「ベンダノードシステムの正確な機能についての多数のお問合せがありました。1月中にベンダノードシステムの技術書を詳述した、初のグリーンペーパーを発表する予定です。」と説明しています。

2-3. 2018年3月:ホワイトペーパー改正

仮想通貨XPに関する2018年第1期四半期まとめのロードマップの最後の部分にはホワイトペーパーの改正という記述があります。
ホワイトペーパーを改正する理由についても説明されています。「綿密な経済モデリングに続き、開発進展に伴い発覚したノード費用や技術的細部の調整したホワイトペーパー改訂版を発表予定。」とあります。

仮想通貨XPはすでに、ホワイトペーパーを公表していますが、追加費用や細かな技術的部分が調整された改訂版のホワイトペーパーを公表する予定です。
すでに公表されているXPのホワイトペーパーを閲覧したい方は、日本語でも読むことができます。

・XPホワイトペーパー日本語版

仮想通貨XPのロードマップやホワイトペーパーを読めば、今後この通貨がどんな分野でどのように使われていくのか、その将来性を予想することができます。仮想通貨XPを購入するかどうか判断する貴重な資料となります。

3. グリーンペーパーとホワイトペーパーの違いまとめ

グリーンペーパーは、初期草案書、ホワイトペーパーは、その初期草案書に基づてい討議・検討された結果、合意に達した最終的な決定案、公式見解という違いがありました。
仮想通貨の運営団体や企業が、今後の運営方法を説明するために、ロードマップやホワイトペーパーを公表する場合があります。そうした資料は、投資するかどうか、どれくらい投資できるのかを考えるひとつの材料にできるでしょう。

仮想通貨に関係するグリーンペーパーやホワイトペーパー、ロードマップなどが公表されたならば、時間を見出して読んで分析できるでしょう。そうした未来予想図が大切な資産を上手に運用するための指針になるかもしれません。

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