仮想通貨、ブロックチェーン技術を使った送金の仕組みを紹介!

仮想通貨取引をしている中で、送金をする事があると思います。

その送金の際にどのようにして、送金されているのでしょう?

送金した履歴はあるの?

本当に送金されているの?

と、不安な事も多いと思います。

取引履歴が残されているブロックチェーンの仕組み、
そしてブロックチェーンの問題点、
今後のブロックチェーンはどうなるのか説明していきます!

1. ブロックチェーンの送金の仕組みとは

仮想通貨の送金はどのようになっているのでしょうか?

表面上はAさんからBさんに仮想通貨を送った時、
データが移動されているだけです。

しかし、実際にどのような処理がされているのか、
詳細を説明していきます。

①AさんからBさんに仮想通貨を送金
②この取引履歴をネットワークに発信
取引データの事をトランザクションといいます。
③Aさんの取引か電子署名にて確認
④いくつかのトランザクションをまとめてブロックチェーンの生成

実際に送金した際にはこのような流れで、
やり取りがされています。

いくつか専門用語が出てきましたので、
説明していきたいと思います。

1-1. 電子署名

電子署名とは本人であることを確認するための仕組みです。

今までの銀行での取引での本人確認のようなものです。

なので、ハンコだったりサインと考えてよいでしょう。

この電子署名により、偽装などを防いでいます。

もしこの電子署名が無ければ、簡単になりすまして、
取引できてしまうわけです。

この電子署名は信頼性の高い方法とされています。

2001年に電子署名法が制定されており、
法的にも正当性が認められています。

その用途には医療の電子カルテや公共事業の
電子入札にも導入されている程です。

そしてこの電子署名には2つ、
公開鍵と秘密鍵というものが存在します。

これも特徴的なものなので、一つ一つ見ていきましょう。

・公開鍵

電子署名の公開鍵とはどのようなものなのか?

公開鍵とは暗号を作るために必要な情報とされており、
相手にデータを送る際に外部から中身が見られないようにするものです。

仮想通貨が匿名で安全に取引できるのも、
この公開鍵があるからといわれています。

そして何故暗号化する必要があるかというと、
取引の偽造や不正送金を防ぐためと言われております。

また、この公開鍵は誰にでも公開できます。

銀行で言えば、銀行口座と考えてよいでしょう。

その為取引データはインターネット上で公開されているため、
誰でもその取引を確認する事ができます。

ちなみにこの取引では、アドレスでの公開となるため、
個人は特定されません。

・秘密鍵

次に秘密鍵とはどのようなものなのか?

秘密鍵とは非常に重要な役割を果たしています。

もし秘密鍵が他人に漏れてしまうと、
やりたい放題されてしまうので、扱いには気を付けましょう。

さて秘密鍵ですが、秘密鍵とは名前の通り、
基本的には自分以外知らない鍵とされています。

秘密鍵は自分以外知らないといいましたが、
実はこの秘密鍵だったりアドレスというのは、
自分で作るわけではありません。

これらはウォレットの運営会社や取引所で作成されており、
セキュリティ管理されています。

さすがに全てを覚えておくのは大変ですよね。

ここで秘密鍵と公開鍵で作成されたアドレス一つで、
取引が出来るよう便利化されています。

公開鍵と秘密鍵の関連性

ここで公開鍵と秘密鍵はどのように
使われているのか見ていきます。

まず、公開鍵は秘密鍵から作成されます。

なので、基本的には2つで一緒と考えてよいでしょう。

まず送金履歴等のデータを、公開鍵で暗号化します。

この暗号化されたデータは秘密鍵でしか見る事が出来ません。

この事から秘密鍵を持っている人が「本人」という
証明になるのです。

もしここで公開鍵で暗号化されたデータが、
他に流出したとします。

その流出したデータは秘密鍵がないと、
数字の羅列にしか見えません。

このようにして、仮想通貨の取引は信用されており、
セキュリティも高いと言われています。

1-2. トラザクション

次にトランザクションですが、
トランザクションとは取引データの事を言います。

このトランザクションには個別のIDが付けられており、
誰が誰に送金したか等、過去のトランザクションが
どのような状態になっているのか調べる事が出来ます。

このトランザクションをトランザクションプールという所に送り、
貯まったトランザクションをマイナーが承認するようになっています。

このトランザクションがマイナーによって承認され、
そのブロックがブロックチェーンに記録されて、
初めて”送金完了”となります。

1-3. マルチシグ(マルチシグネチャー)

お次にマルチシグと言われる物を紹介致します。

マルチシグとは
Multi Signature(マルチ・シグネチャ)といいます。

Multi=複数の
Signature=署名

この説明だけで分かった方もいるかと思いますが、
複数の鍵を使用するという事です。

これまでは普通ウォレットアドレス一つに対して、
一つの秘密鍵が必要でした。

しかし、マルチシグでは一つのウォレットアドレスに対して、
複数の秘密鍵が必要としています。

例えば、公開鍵で作成された暗号データを見る時、
3つある秘密鍵の内2つが必要といったように、
複数の秘密鍵が必要といったようになっています。

このようにすることで、セキュリティレベルを上げています。

・コインチェック事件から学ぶ

2018年まだ記憶に新しいコインチェック事件。

この事件で原因とされたのが、

・ホットウォレットで管理されていた
・マルチシグを実装していない

この2点が指摘されています。

今回紹介しているマルチシグが、
非常に注目を集めた事件と言っていいでしょう。

このようにしてマルチシグは重要であるという事が
お分かり頂けたと思います。

2. 仮想通貨と銀行における送金の仕組みの違い

ここで実際に今まで行ってきた銀行での送金と
何がどう違うのかを比較してみていきたいと思います。

・銀行での送金方法

まず初めに銀行での送金はどのようになっているのでしょうか?

銀行では銀行が責任をもって処理を行っています。

例えばAさんがBさんに送金した場合。

・銀行がAさんの残高を減少
・銀行がBさんの残高を増やす

といったようになっています。

更にはこの時、銀行に振り込み手数料を支払わなければいけません。

・仮想通貨での送金方法

同じようにAさんからBさんに仮想通貨を送金する場合

・AさんのウォレットからBさんのウォレットに送金する
リクエストがあるとします
・そのトランザクションをマイナーたちの
ネットワークに発信します。
・マイナーたちが承認し、ブロックチェーンに繋げる事で
送金が完了します。

・銀行と仮想通貨の取引の違い

銀行と仮想通貨の取引方法の違いについてですが、
以下のような違いがみられます。

一番の違いは管理者がいるかどうかという点です。

銀行での送金では、銀行が責任をもってやり取りをしており、
管理者として実行しています。

一方仮想通貨の送金に関しては、管理者というものがいません。

その為、手数料というものが非常に低くなっています。

このように銀行と仮想通貨の送金には違いがある事が
お分かり頂けたと思います。

3. ブロックチェーン技術を使った仮想通貨送金の流れ

ここでは図でブロックチェーン技術を使った、
仮想通貨の送金の流れを確認していきます。

先ほ程も記載した通り、送金の流れは以下のようになっています。

~AさんからBさんに通貨を送金する場合~
①AさんからBさんに通貨の送金依頼をします。
②送金依頼データがAさんからの物なのか確認します。
③確認されたトランザクションはマイナーたちの
ネットワークに発信されます。
④マイナーたちが承認作業を行います。
⑤承認されたトランザクションを
過去のブロックチェーンに繋げます。
ここまできて送金が完了します。

4. ブロックチェーン技術による仮想通貨の送金方法

ブロックチェーン技術を使って送金する流れは
お分かり頂けたと思います。

このブロックチェーン技術での送金方法が何故良いのか?

以下のメリットがあります。

・外部からの攻撃耐性に強く、情報が改ざんされる可能性が低い。
・ネットワークで情報が共有されているので、トラッキングが容易。
・分散型を取っているので、誰かが独占するという事ができない。

ブロックチェーン技術にはこのようなメリットがあり、
改ざんの可能性が低い事から信頼性が高いと言われています。

この技術が仮想通貨を生み出し、仮想通貨の運用を
可能にさせたと言ってもいいと思います。

5. ライトニングネットワーク(ペイメントチャネル)

これまで説明してきた通りブロックチェーンは
素晴らしい技術だとしてきました。

しかしここにきて、新たな仕組みが導入されようとしています。

このライトニングネットワークとはどのようなものなのでしょうか?

考え方はブロックチェーンです。

何が違うかというと、これまでは一つ一つの取引きごとに、
トランザクションが作られ、承認されてブロックチェーンに繋げていました。

ライトニングネットワークとは、内容は複雑で
不正が出来ないように作られています。

それを簡単に言うと、これまで一つ一つの取引で行ってきた処理を、
ある程度集まった複数のトランザクションを一緒に処理するという仕組みです。

この事によって、これまでのブロックチェーン技術の問題点が
改善されるとされています。

ライトニングネットワークのメリットとしては以下の通りです。

・手数料が減少する
・送金速度が向上する
・少額の送金ができるようになる

このようなメリットがあり、今後期待されている仕組みとなっています。

6. ブロックチェーンによる仮想通貨送金に関する課題

ライトニングネットワークで説明した通り、
ブロックチェーン技術にはまだ問題点があります。

・問題点とは?

・信用性が保つために、多くのマイナーが必要である
・分散型という事でシステムのバージョンアップがしにくい
・処理速度が遅い(スケーラビリティ問題)

特に仮想通貨で言われている問題があります。

それはスケーラビリティ問題です。

今後更に仮想通貨の取引が増えてくると予測される中、
処理速度が遅い事でトラブルが生じるとされています。

これを解消できると期待されているのが、
先ほど紹介したライトニングネットワークです。

今後もこのようにして、ブロックチェーン技術も進化し、
更にセキュリティ・安全面・速度が強化されていくのを期待します。

7. まとめ

ここまでブロックチェーンでの仮想通貨の
仕組みについて解説してきました。

ブロックチェーン技術は素晴らしいもので、
今後も更に進化が期待されています。

このような技術が今後暮らしを良くしてくれると
期待してみていこうと思います。

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