オーディション詐欺、株式会社クリード 夢と金を返せ!

我が家の娘は歌手になるのが夢です。
まだ小さいので、歌い踊る姿に微笑ましさを感じています。

そんな娘が大きくなったら‥‥
他人事とは思えないことが起きました。

株式会社クリードという会社が、歌手や女優を夢見る若者から、お金を搾取していたのです。
株式会社クリードはどのような方法で、若者から夢を奪っていったのか。

歌手・女優になりたい人の夢を叶える株式会社「クリード」とは

かわいい衣装で歌い踊る歌手。
テレビ画面で微笑む俳優。
なんだかとてもキラキラして見えます。
そんな世界に1度は、憧れた人もいるのではないでしょうか。

 

そんな憧れの存在に、自分がなれるのです。
えーそんなに甘くないでしょ。
が、芸能界に精通した会社がバックアップしてくれるとしたらどうでしょうか。

 

株式会社「クリード」という会社を知っていますか?
この株式会社「クリード」が、あなたの夢をバックアップしてくれます。
一体どんな会社なのでしょうか。
 

株式会社クリードとは


株式会社「クリード」は東京都渋谷区にあります。
代表取締役は松永大輝氏です。
松永氏はどんなに強大な夢であっても、必ずそれを叶える道はあると語っています。
なんだか心強い言葉ですね。

株式会社クリードは、平成28年6月に設立されたので、比較的新しい会社といえるでしょう。
業務内容は、芸能タレントやアーティストの養成です。

株式会社クリードのホームページをみてみました。
育成したタレントの、テレビやラジオの出演履歴があります。
育成したタレントが、テレビやラジオに出演しているということは、ある程度タレント育成の実力はあるのではないでしょうか。

クリードが行っていた、大規模なオーディション

大手芸能プロダクションでは、毎年新人発掘のために、オーディションを行っています。
モデルが多い事務所のOや、歌手、女優、芸人と幅広いジャンルのタレントを抱えるHのオーディションは有名です。
今や若手俳優の登竜門といわれる、雑誌のオーディションは、年々応募者が増加しています。

 

どこの事務所も、ダイヤの原石を見つけようとしているのです。
芸能事務所が、ダイヤの原石であるオーディション合格者を、レッスンを積むことで、スターへと変えていきます。
レッスンは高額な場合が多く、その費用全てを芸能事務所が負担するので、新人タレント育成は費用が膨大です。

 

株式会社クリードのオーディションの特徴

株式会社クリードも、大々的にオーディションを開催していました。
主にインターネットでオーディションの応募を募っており、そのためのサイトも開設しています。

歌手募集だけではなく、映画の出演者の募集など、いろいろなジャンルのオーディションを行っているのが特徴です。
各ジャンルで活躍出来る、新人を育てようとしています。
株式会社クリードは、新人発掘にかなり力を入れている会社のようにみえます。

 

株式会社クリードが出演者を募集している映画は、超人気グループメンバーが出演するものです。
グループのメンバーがオーディション会場に来るようで、かなり大きなオーディションといえます。
合格すれば、確実に歌手や俳優になれるばかりか、すぐに人気者になれる可能性があります。
株式会社クリードのオーディションは、一気にスターになれる可能性が高い、大きなオーディションが多いことも特徴です。

株式会社クリードに業務停止命令

2018年8月、東京都は株式会社クリードに対し、特商法に基づき6か月の業務停止命令を下しました。
また代表取締役 松永大輝氏と、営業部課長福田遼氏に当該停止を命じた範囲の務を新たに開始することを禁止しています。

タレントや歌手の育成会社が、特商法違反?
なんとなくピンときません。
株式会社クリードは、訪問販売において次のような、不適切行為がありました。

株式会社クリードが行った不適切行為
●勧誘目的等不明示
●契約書面不備
●不実通知
●公衆の出入りする場所以外での勧誘
●迷惑解除妨害
 

 

訪問販売での違反

株式会社クリードの業務は、歌手や俳優の育成だったはずです。
業務にない訪問販売での、違反とはどういうことなのでしょうか。

訪問販売というと、自宅に販売員が訪問し、商品の説明をしたのち、購入を勧める販売方法のイメージが強いでしょう。
株式会社クリードが、消費者の自宅に訪問して、何かの商品を購入させたわけではありません。

一般の見解とは違い、法律上ではキャッチセールスや、アポイントメントセールも訪問販売として扱われます。
株式会社クリードはこのアポイントメントセールスにおいて、不適切な取引</bl.があったということで業務停止命令が下っているのです。

 

アポイントメントセールスとは

勧誘電話やメール等で、相手を呼び出し、商品を売りつける販売方法です。
アポイントメントセールスは、「景品が当たりました」や「プレゼントがある」などの言葉で、消費者を誘い出します。
そのため、当選商法・おめでとう商法とも言われているのです。

当選・おめでとうということは、株式会社クリードが行っていた、オーディションと何か関係があるのでしょうか。
実は、株式会社クリードのオーディションには、こんなウラがありました。

株式会社クリードは何をしたのか?

株式会社クリードは、全国規模のオーディションを行っています。
このオーディションが、高額レッスンを契約させるための、アポイントメントセールスだったのです。
事例で詳しくみていきましょう。

都内在住、歌手になりたい20代女性の場合<.bl>
ある日歌手を夢見るMさんは、「Major歌手オーディション」というオーディションにSNSで応募しました。
オーディション当日、Mさんは指定された、渋谷のビルにいきます。
「株式会社クリード」にてオーディションを行い、「合格者には後日連絡します」といわれ、帰宅しました。

 

数日後Mさんに最終面談の連絡が入ったのです。
最終面談を受けるための会場は、1対1で話が出来るよう、パーテーションで区切られています。

オーディションの主催者から、前回のオーディション時、オーディション参加者同士の連絡は、行わないよう注意を受けていました。
しかし、MさんはBさんというオーディション参加者と親しくなり、Bさんも合格したとの話を聞き、不審に思っていたのです。

「このオーディションは、誰でも受かるのですか?」
と担当者に聞くと、担当者はこう答えました。
「そんなことはありません」
「オーディションは、全国規模で行っており、2000~3000人から選びました」
まあ主催者がいうのだから、本当なのだろうとMさんは納得してしまいます。

 

最終面談では、歌手としての意気込みを聞かれました。
歌手としての意気込みをMさんが話すと、直後にこんな話をされます。

「必ず歌手デビューできるので、○○万円のレッスン代を支払って欲しい」
お金がないとMさんが話すと、
「分割払いもできるから」
「月○万円ならバイトして払えるでしょ」
などとしつこく勧誘されたのです。

 

事例検証 株式会社クリード何が問題なのか

高額なレッスン代の支払いがあることを隠し、オーディション合格者を呼び出しています。
オーディションはそもそも開催の事実はなく、応募者の7~8割かたが合格として呼び出されていたのです。

それなのにも関わらず、あたかも数千人から選ばれたと事実ではない情報。
虚偽の情報をもって、被害者が特別であり、夢をつかむことが出来ると思いこませていたのです。

また怪しいと思い解約しようとした人に対して、株式会社クリードは違約金の請求もおこなっていたことが分かっています。

 

そもそもオーディションで金銭の要求はない

演劇の世界では、劇団に所属している俳優さんが、レッスン費を自分で工面しているという話があります。
自分が育成機関に対して、レッスンを希望した場合、レッスン代を自分で払うのは当たり前です。
株式会社クリードも、タレント育成が業務のため、レッスンにお金がかかるのは、しょうがないことでしょう。

しかし、今回はレッスン生募集ではありません。
オーディションなのです。
オーディションは主催者がレッスン代を負担するのが普通です。

応募者にもその認識は確実にあったと思われ、高額のレッスン費用などかかるとは思ってもみなかったでしょう。
オーディション合格、歌手デビューなどをちらつかせ、せっかくのチャンスを逃したくないと、契約した人も多いです。
非常に悪質さを感じます。

 

株式会社クリードはオーディション詐欺

株式会社クリードが行っていたような行為は、オーディション詐欺です。
今回の場合は、タレントや歌手のオーディションに合格したと話、デビューさせる気もないのにレッスン料として高額な契約を結ばせています。
場合によっては、合格者を出すつもりのない、オーディションを開催し、参加費をだましとることも手口の一つです。

被害者続出 だまされた!どうしたらいい?

株式会社クリードに対する被害の相談は多いです。
東京だけでなく、近郊の千葉や埼玉などにも被害者がいます。

 

株式会社クリードの被害者は、20代が中心です。
そのためか、オーディションに対して、インターネットの書き込みが多く見られます。
書き込みを行った人の中には、オーディションに応募した人もきっといるでしょう。
株式会社クリードによる被害は、拡大する可能性が高いです。

歌手や女優に憧れ、オーディションに合格したのに、それが嘘だった。
それだけならまだしも、お金までだまし取られる、若者の夢を食い物にする人たちを許してはいけません。

2018年8月、株式会社クリード、並びに、違反取引行為の中心的人物、松井氏と福田氏に業務停止命令が下りました。
そのことで、ある意味では罰が下った形です。
しかしこれは、業務に対する罰といえ、だまされたお金が返ってくるわけではありません。
お金を取り返す方法を考えましょう。

今回のような、オーディション詐欺の被害者は、若者が多いことが特徴です。
だまし取られたお金は、なけなしの金だった可能性が高く、金銭的に余裕がある状況にないでしょう。
だからといって、夢もお金もなくなったなんて、落ち込んでいてはいけません。
お金を取り返すべく、集団訴訟を起こしましょう!

 

集団訴訟とは

集団訴訟とは、2人以上の被害者が協力して訴訟起こすことをいいます。
同じ相手から、同じ被害を受けた人が集まることが条件です。
株式会社クリードに関する被害でいるならば、オーディションを名目に呼ばれ、のちに、高額のレッスン契約を結ばされた人のことをいいます。

 

集団訴訟のメリット

集団訴訟にはいろいろなメリットがあります。
集団訴訟の1番のメリットは、訴訟を起こす際の費用が、訴訟を起こしたメンバーで分担できることです。
訴訟は労力が必要ですが、費用ももちろん必要となります。

今回は被害者の平均年齢が、25歳と若く、着手金の数十万円と、成功報酬を支払うのは困難でしょう。
弁護費用は着手金、成功報酬以外にも、諸費用がかかり、聞いただけで尻込みしてしまいます。

しかし、集団訴訟の場合は、全てを自分で払うことはなく、みんなで分けて支払う仕組みです。
弁護費用を聞いて尻込みしていた人も、訴訟を起こすことが可能となります。

 

集団訴訟を実際に起こす

集団訴訟を起こすには、同じ被害にあった仲間が必要です。
株式会社クリードのケースように、東京都だけではなく、他県も被害者がいる場合は、インターネットで呼びかけると、仲間が見つかる可能性が高いでしょう。
意外に早く仲間が集まるかも知れません。

最近は、集団訴訟を取り扱うプラットフォームがあり、サイトで集団訴訟のプロジェクトを立ち上げることが出来ます。
集団訴訟を起こすプラットフォームとしてはMatoMaがおすすめです。クリードオーディションの立件も進められています。

オーディション詐欺、株式会社クリード 夢と金を返せ!のまとめ

株式会社クリードが行っていた、オーディション詐欺は増えています。
最近は、声優人気にあやかって、声優オーディションを名乗ったものが多いです。
オーディション詐欺の手口は、昔から存在しています。
夢を食い物にしようとする人たちは、後を絶たないのです。

そのような人から、自分の夢や、お金を守る必要があります。
そしてもし、だまされてしまったとき、何をしなければならないのかを、知っておかなければなりません。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*