2018年 10月 の投稿一覧

マルチ商法や情報商材販売を題材にした映画をご紹介!

マルチ商法を身近に感じている人も多いようですが、文学作品や娯楽作品の中でマルチ商法をテーマとして扱ったものは案外多くはありません。

漫画では「ナニワ金融道」でマルチ商法の話が出てきますね。

今回はマルチ商法を題材にした娯楽作品の中でも、マルチ商法の映画について調べてみました。

 1. マルチ商法や情報商材販売を題材にした映画にはどんな映画があるの?

マルチ商法の映画で有名なのは以下の2作品です。

・闇金ウシジマくんPart3
・スウィンダラーズ

両作品の概要を見てみましょう。

 1-1.映画「闇金ウシジマくんPart3」

主役の丑嶋馨(うしじまかおる)を山田孝之が演じ、大ヒットシリーズとなった「闇金ウシジマくん」の第3作です。2016年の9月22日より劇場公開されました。

Part3では、マルチ商法の手法で情報商材を売りさばくフリーエージェント業界を題材とした『フリーエージェントくん』編と闇金に借金しながらキャバ嬢に熱を上げたサラリーマンが破滅していく『中年会社員くん』編が並行して描かれていきます。

『フリーエージェントくん』編がマルチ商法の内容となるのですが、マルチ商法や情報商材の知識がない人が見ると、「なんとなく詐欺っぽい売り方だなあ」ぐらいの感想を持つだけかもしれませんね。

一度見た人もまた機会があれば、どの部分がマルチ商法に当たるのか注意して見直してほしいと思います。

キャスト
丑嶋馨/山田孝之
戌亥/綾野剛
柄崎/やべきょうすけ
高田/崎本大海
モネ/最上もが(でんぱ組.inc)
沢村真司/本郷奏多
麻生りな/白石麻衣(乃木坂46)
天生翔/浜野謙太
加茂守/藤森慎吾
花蓮/筧美和子

闇金ウシジマくん Part 3(予告編)

 1-2.映画「スウィンダラーズ」

スウィンダラーズは、韓国で実際におきた事件を題材とした韓国映画です。史上最大のマルチ商法詐欺事件を起こした詐欺師を捕まえるために、集まったのは5人の詐欺師とエリート検事。

『詐欺師をダマす詐欺師』というキャッチコピーの通り、詐欺師同士のスリリングな駆け引きと裏切り、大どんでん返しがあり、先の展開が予測できないケイパームービー※となっています。

興味のある方はぜひご覧になってください(日本では2018年7月7日から一部の劇場で公開)。

※ケイパームービーとは
特別なスキルを持ったメンバーが犯罪チームとなって活躍する映画のこと。

キャスト
ファン・ジソン/ヒョンビン
パク・ヒス/ユ・ジテ
コ・ソクトン/ペ・ソンウ
クァク・スンゴン/パク・ソンウン
チュンジャ/ナナ
キム課長/アン・セハ

映画『スウィンダラーズ』予告編

 2. 映画「闇金ウシジマくん」の情報商材にみるマルチ商法

闇金ウシジマくんPart3では、情報商材をいかにしてマルチ商法で売りさばくのかが描写されていました。

数十万円もする情報商材を、一体どうやってマルチ商法で売ったのでしょうか?

<以下の項目ではネタバレを含みますのでご注意ください。>

 2-1.情報商材をマルチ商法で販売する手口

情報商材を売ることは、実際は容易ではありません。

多少だまされやすい人をターゲットにしたとしても、30万とか50万もするような教材を一括払いで買える人はそうそういないからです。

闇金ウシジマくんの映画で出てきた沢村真司は、セミナーで乗せられてしまい会員になってしまいました。

彼は情報商材をどうやって売るか悩んだ挙げ句、返済できなければ自らの生命保険金で支払うことを約束して、丑嶋馨のカウカウファイナンスで顧客にローンを組ませて情報商材を販売しました。自分の命を賭けて売上ノルマを達成することに成功します。

(現実のマルチ商法でも、お金がないと言って契約を渋る顧客に、消費者金融のローンを組ませて契約させる事例があります!)

沢村真司はその働きを認められ、新たな仲間として迎え入れられます。

その後、自らもセミナーを開き、新規会員を次々と勧誘して売上を増やしていきます。

情報商材を売ればそこから何割かが紹介料として紹介者に報酬が入ります。

この手法がマルチ商法なのです。

 2-2.実在の人物「与沢翼」がモデル

劇中に登場した情報商材をマルチ商法で売り始めたトップの男「天生翔」は、実際に日本国内で時の人となった「与沢翼」がモデルです。

実際にウシジマくんの作者が取材をしたそうです。

彼はセルフブランディング(=自分で自分を成功者として作り上げること)をし、そのノウハウを売るということで一気に億万長者になりました。

ノウハウの中身は、端的に言えば「自分の真似をしろ」というもので、その他の細かいテクニックなどはインターネットで無料で手に入る情報だったり、他の情報商材で手に入るようなものだったりで実際は大したものではありません。

しかし、その大したことのないものを「なにかすごい情報」であるように見せかけて売りまくりました。

しかし、セルフブランディングにはお金がかかりますし、投資でも失敗した与沢翼は資金がショートして情報商材業界からは姿を消します。

同様に、天生翔も劇中で情報商材業界から身を引く結果となります。

 3. 映画「闇金ウシジマくん」では何を訴えているの?

マルチ商法はねずみ算的に会員が増えていけば、短期間で莫大な利益を上げることができる販売方法である反面、非常にリスクの高い売り方です。

闇金ウシジマくんPart3では以下の2つのことが訴えられているように思えます。

 3-1.マルチ商法で稼ぐには一筋縄ではいかない

現実世界でもそうであるように、マルチ商法で商品を売ることは非常に難しいです。ただでさえ胡散臭さのある情報商材であればなおさらです。

それを売るわけですから、ありきたりの方法では売れるはずがありません。

上述した通り、沢村真司は自分の保険金を担保に顧客にローンを組ませて買わせました。

この方法はたまたまうまくいきましたが、一歩間違えれば沢村真司の命はなくなっていたわけです。つまり、命をかける覚悟がなければ、情報商材をマルチ商法で売るのは到底不可能であることを訴えていることがわかります。結果的に沢村真司も築き上げた富は全て失いました。

現実では、友人を失い、借金まみれになって人生を棒に振ってしまった人が数多くいます。

生半可な気持ちでマルチ商法に手を出すと痛い目にあうということを、ウシジマくんの映画は教えてくれています。

 3-2.マルチ商法で稼ごうとすると周りを不幸にする

沢村真司の両親、ライバルのしんこch.とその母、沢村塾の塾生になったシングルマザーの朋子、苅べー激アツメソッドを買わされた子どもたち...劇中で被害にあった人たちの描写はこのぐらいですが、実際にはもっとたくさんいたのでしょう。

一時は大金を手にして浮かれることがあるかもしれませんが、いずれはそのツケが自分に、もしくは身内に訪れるでしょう。

そうでなければどこかの誰かが身代わりに辛い思いをすることになります。

「誰かを踏み台にして、自分だけよけりゃいいっていう人生」を送ることになるとわかっていても、あなたはマルチ商法に手を出せますか?

 4. 映画にも出てくる「情報商材」はマルチ商法なの?

情報商材はリアルの世界だけでなくインターネット上でも商品として買うことができます。

ネット上で見られるのは情報商材アフィリエイトとして販売されているものがほとんどです。

アフィリエイトとは、商品などをネット上で紹介して、そこから販売や契約が成立すれば一定の報酬が得られる仕組みです。

紹介料は入りますが会員を募って連鎖的な販売を行うわけではないので、マルチ商法とは異なります。

情報商材自体は言うなれば書籍に近い性質の商品で、ウシジマくんの映画のようにマルチ商法で扱われるのは一般的ではありません。

情報商材を専門に扱うインフォトップやインフォカートのようなASPがあり、そこで売れそうな情報商材をピックアップして宣伝・紹介して売るのが情報商材アフィリエイトです。

メールマガジンなどを駆使してコツをつかめば、料率が高いために大きく稼げますが、参入には敷居が高くて扱いが難しい商品でもあります。

 4-1.マルチ商法の手法を採用しているものもある

情報商材の中でも、「楽して儲かる」「1年で1億稼いだ方法」といった、短期間で簡単にお金儲けができるような内容のものは怪しいと思ったほうが良いです。情報商材FXや株取引、競馬必勝法など、投資に関するものが多い印象です。

下記の動画は京都府が公開している投資用ソフトのマルチ商法に対する注意喚起動画です。

京都府公式動画チャンネル:
マルチ商法「投資用ソフト・ネットワークビジネス」

 4-2.マルチ商法の情報商材の多くは「儲からない」

マルチ商法で扱われる情報商材は、その内容自体で利益を上げることが難しいものばかりです。

もしその情報が本当にお金になるものであれば、わざわざ情報商材として売らずに自分だけで稼げば良いわけですから、売りに出されている時点で矛盾します。

もちろん、その矛盾点を突かれないように様々な言い訳を述べていますが、儲かるとうたっている情報商材はすべて「詐欺商品」とみなして問題ありません。

儲からない内容の情報商材で儲かるためには?

そうです。

マルチ商法の手法で、利益を上げるしかありません。

つまり、会員を募り、連鎖的に購入させて紹介報酬を集めるような販売方法でしか稼ぐことができないのです。

 5.映画に見るマルチ商法や情報商材に見えるもの・まとめ

映画という映像作品であるため、いくらか誇張された表現があることは否めませんが、「闇金ウシジマくんPart3」はマルチ商法で情報商材が売られる手口や売上のカラクリが理解できるものとなっています。

マルチ商法ではない情報商材というのはもちろんたくさんあります。

「ゴルフ上達法」だとか「有名人と知り合える裏ワザ」だとか「女性にモテる方法」だとか、お金儲けには直接関係ないような内容であれば、基本的にはマルチ商法と無縁であると考えても大丈夫です(内容的にあなたが満足できるものかどうかは別ですが...)。

しかし、「お金儲けができる情報商材」にはくれぐれも注意してください。

そのような商材で利益を上げるのは100%マルチ商法しかありません。

中身も価値のない情報しか入ってない詐欺商品です。

大枚をはたいて購入しても間違いなくあなたは儲かりません。

マルチ商法の情報商材は絶対に購入してはいけませんよ。

マルチ商法で営業停止になった「フォーデイズ」違法な4つの勧誘事例

マルチ商法は特別商取引法で厳しい制限がかけられているため、違法行為すれすれの勧誘をしている会員が多く見受けられます。

もちろん、違法行為があったときには、消費者庁や国民生活センターへ相談・通報することで、当該企業が営業停止になることもあります。

 1.マルチ商法によって営業停止になった会社はある?

マルチ商法は、他にもネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)などのようにいろいろな呼び名がありますが、法律上の正式な名称はどれも「連鎖販売取引」で、主に特定商取引法によって勧誘の仕方や商品の販売方法などに制限がかけられています。

特定商取引法に違反すれば営業停止などの行政処分の対象になりますし、健康食品や化粧品などでは薬機法(旧薬事法)に抵触するような宣伝文句を使ってしまうと違法になります。

実際にそれらの法律に違反して、営業停止および業務停止となったマルチ商法の企業はたくさんあります。

その中でも、業界に大きな衝撃を与えたフォーデイズの営業停止処分について本記事では取り上げ、マルチ商法が営業停止になる理由や事例、マルチ商法を規制する法律などについて詳しく述べたいと思います。

 1-1.フォーデイズの営業停止

業界大手のフォーデイズは核酸ドリンクを主力製品とする会社です。このフォーデイズが営業停止処分を受けた事件はテレビや新聞でも大々的に報道されましたので、あなたもご存知かもしれません。もし、ご存知でなければ、マルチ商法の営業停止の事例としては典型的でわかりやすいものですので、ぜひ以下の内容をご一読ください。

フォーデイズが受けた行政処分の内容を、消費者庁の公示より抜粋・要約しました。

 1-1-1.営業停止の期間とその内容

平成29年11月25日から平成30年5月23日までの6か月間にわたって、勧誘活動や新たな契約の申込受付および契約の締結を停止する命令が下されました。

 1-1-2.フォーデイズへ行政からの指示

行政側からはフォーデイズに対して次のような指示が出されました。

① 勧誘者は、「商品を摂取すれば病気の治療・予防や症状の改善ができる」と告げていた。フォーデイズは「商品にそのような効能はない」ことを通知し、その通知結果について消費者庁長官へ報告すること。

② 勧誘者は、法律で定める「氏名等の明示義務」「不実の告知」に違反していた。フォーデイズは、今回の違反行為の発生原因について、調査分析の上検証し、消費者庁長官へ報告すること。

③ フォーデイズは、上記の勧誘者による「違反行為の再発防止策」と「コンプライアンス体制(全ての勧誘者にコンプライアンスの徹底を図る必要な措置及び体制を含む)」について、取引再開の1か月前までに、消費者庁長官へ報告すること。

 2.マルチ商法によって営業停止になった理由は?

以下の特定商取引法違反によって、フォーデイズは営業停止となりました。

 2-1.営業停止の理由は特定商取引違反

 2-1-1.氏名等の不明示

勧誘者が事前連絡なしに勧誘相手の自宅を訪問し、マルチ商法で商品を扱う企業の名称を明らかにしなかったり、マルチ商法の勧誘をする目的であることや商品の種類を勧誘相手に明らかにしなかったりしたこと。

 2-1-2.不実の告知

勧誘者は、勧誘をする際に、「これを飲んだら目が治る」「ガンが治る」等と、マルチ商法の商品を摂取することで病気の予防や治療などが可能であるかのように、商品の効能について不実(=事実でないこと)を告知していたこと。

 2-3.営業停止の原因となった4つの勧誘事例

参考までにフォーデイズが営業停止命令を受ける原因となった事例も紹介しておきます。

・事例1(氏名等の不明示)

フォーデイズの会員が、事前に連絡することなく知人である消費者宅を訪問した。

会員は家に上がる前、フォーデイズの名称、勧誘する目的や商品の種類について一切告げなかった。

・事例2(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「良い薬がある」「この大きな瓶を2本飲んだ後に、目の薬を飲んだら良くなる」「これを8か月飲んで、病院の薬を6か月飲むと病状は改善する」「これを飲んだら目が治る」「脳幹出血も改善する」等と告げ、勧誘を行った。

・事例3(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「お母さんに、このドリンクを飲ませた方が良い」「核酸ドリンクを飲んだら、鬱っぽいお母さんの状態が治り、絶対元気になる」「薬を飲むよりもこっちを飲んだ方が良い」「これを飲めば病気も治るし、お母さんも落ち着く」「ガンが治った人もいる」「この核酸ドリンクを夫に飲ませたら、パーキンソン病が良くなった」等と告げ、勧誘を行った。

・事例4(不実の告知)

フォーデイズの会員が消費者に対し、「このドリンクを飲んだら、杖なしでは歩けなかった人が歩けるようになった」「病院の薬をやめてドリンクを飲んだだけで血液検査の数値が改善された人もいる」「うちの父は膀胱がんになったが、これを飲んで治った」等と告げ、勧誘を行った。

参考:消費者庁サイト内
連鎖販売業者【フォーデイズ(株)】に対する業務停止命令及び指示について[PDF]

 3.そもそもマルチ商法に違法性はある?

結論から言うと、マルチ商法は現在のところ違法ではありません。

しかし、マルチ商法は販売方法の性質上、トラブルが発生しやすいこともあって一般にはよく思われていないものです。法律で規制されてはいないのでしょうか?

マルチ商法の違法性について、ねずみ講と比較して考察してみましょう。

 3-1.ねずみ講は明確に違法行為

マルチ商法とよく混同されるものに「ねずみ講」があります。

ねずみ講とは、商品を介在させずに会員を次々と紹介させることによって紹介料を取っていく詐欺行為で、法律上は「無限連鎖講(むげんれんさこう)」と呼ばれます。

「無限連鎖講」とは?

紹介者へ金品を払って組織の会員になり、自分が会員になったらさらに別の会員を組織に紹介することで、新たに得た紹介料から「一部の金品」を得ることができるシステムです。

親会員から子会員、子会員から孫会員へと無制限に増殖していき、一番上の親が最も儲かるシステムのことです。

無限連鎖講は明確に法律によって禁止されています。

無限連鎖講の開設・運営者は3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金、無限連鎖講に加入することを勧誘した者は1年以下の懲役又は20万円以下の罰金、など厳しい罰則規定があります。

参考:法庫.com「無限連鎖講の防止に関する法律

 3-2.マルチ商法は特定商取引法で厳しく制限されている

マルチ商法は何かしらの商品の売買を介在させるところが、ねずみ講と大きく異なりますが、紹介者へ紹介料を払って会員になり、また別の会員を組織に紹介して紹介料から「一部の金品」を得るというシステムはねずみ講と同じです。

マルチ商法、ネットワークビジネス、MLMなど呼称は様々ですが、法律上は「連鎖販売取引(れんさはんばいとりひき)」と言い、特定商取引法によって厳しく制限されています。

違法とは言えませんが、法的にはグレーな販売手法です。

参考:法庫.com「特定商取引に関する法律

連鎖販売取引については、おおまかに以下のような制限が課せられていると理解しておくと良いでしょう。

大半は常識的な内容ですが、それすら守らない事業者や勧誘者がいますので十分注意してください。

・契約締結の際に書面を交付しなければならない
・一定事項を広告に表示しなければならない
・誇大な広告をしてはいけない
・氏名・商品等を明らかにせずに勧誘してはいけない
・不実の告知や虚偽の情報を伝えて勧誘してはいけない
・脅迫や威圧、監禁などをして契約を迫ってはいけない
・クーリングオフ期間は20日間に設定しなければならない
・中途解約を認めなければならない

参考:特定商取引法ガイド「連鎖販売取引

マルチ商法は違法ではありませんが

「法律によって厳しい制限を敷かれていることで、違法であることを免れている商行為」

と言っても過言ではありません。

 4.マルチ商法によって営業停止になる会社は今後も増える?

過去にも多くの営業停止や業務停止命令を受けたマルチ商法の企業があります。

マルチ商法がなくならない限り、営業停止になる会社は今後も増えることと予想されますが、情報化社会における新たな勧誘方法によって勧誘方法が大規模化・複雑化していく恐れもあります。

違法でありながらも狡猾な勧誘方法で営業停止を免れれば、被害が拡大するようなことも将来的には十分考えられるので、法規制も時代に合わせて更新していくとともに、私たち消費者も違法な販売方法に対する自己防衛の術を身につけなければなりません。

そのためにはマルチ商法の手口を知っておいたり、関連法律について知識を深めたりするなど、インターネットや書籍などで情報収集を心がける必要がありますね。

 5.マルチ商法による営業停止・まとめ

業界大手のフォーデイズが営業停止になった事件を中心に、マルチ商法による営業停止について解説しました。

マルチ商法は特定商取引法で厳しく制限されている販売方法であり、勧誘の際には守らなければならないこと、やってはいけないことが数多くあります。

マルチ商法はそれだけ厳しい法規制がありながらも、採用する企業がたくさん存在するのは、やはり企業側が儲かるからなのでしょうね。

フォーデイズは6ヶ月間の営業停止を受けながらも、マルチ商法の企業ランキングでは現在も上位をキープし続けています。

しかし逆に言えば、それだけ法律で制限がかかるほど「マルチ商法には人生を狂わせるような危険がある」ということです。

実際にマルチ商法に手を出してしまったために人生が狂ってしまった会員たちが大勢いることをよく理解しておかなければなりません。

あなたも、目先の金儲けに目がくらんだり言葉巧みな甘い誘惑にだまされたりして、マルチ商法で身を滅ぼさないよう十分に注意してくださいね。

マルチ商法の英会話ドログバは危険?還元率50%以上の報酬という罠

マルチ商法の中には、英会話を商材として扱っているものもあるようです。

ドログバ(doroguba)という名の企業が英会話スクールをマルチ商法の手法を用いて運営していますので、そのことについて情報をまとめてみました。

 1.マルチ商法英会話ドログバとは?

ドログバの基本情報は以下の通りです。

 1-1.ドログバの会社情報

社名:doroguba

統括責任者:新田 悠守気(にった ゆうすけ)

設立年月日:2015年3月2日
資本金:1,000万円
従業員数:5名
取引銀行:三井住友銀行

所在地:〒553-0003大阪府大阪市福島区福島1-1-12堂島リバーフォーラム301

営業時間:月曜日~土曜日11:00~19:00

TEL:06-6341-0698
FAX:06-6341-0699

「ドログバ」公式サイトURLプロフィールページより

ドログバの名前の由来が気になりましたが詳細は不明です。

ちなみにサッカー選手のドログバの名前のつづりは「Drogba」で、企業名のdorogubaはまんまローマ字のつづりですが、関係あるのでしょうかね?

 1-2.ドログバの初期費用

ドログバの初期費用は以下の通りです。

初回登録費用
入会金および教材費:100,000円
サポート料(2ヶ月分):20,000円
合計:120,000円

現在、新規会員の募集キャンペーンが行われているようで、入会金および教材費が元々30万円だったのが10万円に下げられていますので、初期費用は合計12万円となっています。

サポート料が月々の授業料となります。よって毎月1万円で受講回数無制限の英会話レッスンを受けられることがドログバのセールスポイントのようですね。

 1-4.ドログバの英会話レッスンの内容

体験授業を受けた人の話によると、 ネイティブの先生と5人の受講生が英語で雑談をするという形式のレッスンだったそうで、おそらく実際の授業も同様の形式で行われるのでしょう。

授業形式のレッスンは週に1回程度で、大半の授業は教材として購入したCDやテキストを使った「CDレッスン」という方式で学習をするようです。

 1-5.ドログバは英会話というより英語教材販売

「英会話レッスンも受けられる英語教材販売」というマルチ商法ビジネス、とみなすのが妥当で、ドログバ公式サイト内の料金説明からもそれが明らかです。

英会話教材「PARADOX」は、PDF20データ分とCD24枚がセットになっていて価格は10万円です。

それと内容が連動しているのか不明ですが、別途英会話サポート料に毎月1万円が必要です。

英会話サポートの内容は「1回60分の『サロンレッスン』と動画による『WEBレッスン』を無制限に受講できること」となっています。

 1-6.ドログバのレッスンのクオリティには疑問符がつく

会員になるとweb上でレッスン動画も視聴できるようになるそうですが、レッスン内容や受講者および講師のレベルを外部から知ることができないため、商品やサービスのクオリティについて客観的な評価ができないのが現状です。

 2.マルチ商法英会話ドログバは英会話を学びながらお金がもらえる?

 2-1.ドログバの特定利益(ボーナスプラン)とは?

ドログバは、自分で直に会員を勧誘するか、自分の下位ラインに会員が増えることで報酬がもらえます。

ドログバ内ではそれを特定利益と名付け、ランク毎に報酬額が細かく設定されています。

会員登録後、配置マップと紹介マップに配置され、ドログバ会員内での自分の位置が決定します。

これにより自分のアップラインとダウンラインとの関係から報酬の流れも決まるようです。

ランク名はタイトルと呼ばれ、ユニークな呼称となっています。

 2-2.ドログバのタイトルの種類と達成条件

プー太郎:初期タイトル

バイト:2系列にアクティブなプー太郎以上、かつ直アクティブ会員が1人以上
平社員:2系列にバイト以上、かつ直アクティブ会員が2人以上

主任:3系列に平社員以上、かつ直アクティブが3人以上
係長:3系列に主任以上、かつ直アクティブが3人以上
課長:3系列に係長以上、かつ直アクティブが3人以上

部長:4系列に課長以上、かつ直アクティブが5人以上
本部長:4系列に部長以上、かつ直アクティブが10人以上
専務:4系列に本部長以上、かつ直アクティブが10人以上
副社長:4系列に専務以上、かつ直アクティブが10人以上
名誉会長:4系列に副社長以上、かつ直アクティブが10人以上

 2-3.ドログバの特定利益の種類と内容

 2-3-1.直接紹介ボーナス

新規会員を紹介すると、1名あたり教材費(10万円)の10%が取得できます。

 2-3-2.ユニメガマッチボーナス

紹介マップ上の自分の傘下で発生した直接紹介ボーナスに対する取得ボーナス、すなわちユニレベルボーナスです。

「主任」以上のタイトルを得ると取得可能です。

下位会員が取得した直接紹介ボーナスの一部が報酬となります。

・レベル:取得権利
1:50%
2:25%
3:12.5%
4:6.25%
5:3.125%
6:1.56%
7:0.8%

例)自身が主任で、1レベルの会員が直接紹介ボーナスを1万円受け取ると、その50%の5,000円を取得できます。

2レベルの会員が直接紹介ボーナスを同じく1万円受け取ると、その25%の2,500円を取得できます。

合計で7,500円の報酬獲得となります。

 2-3-3.アドバイザーボーナス

新規会員の紹介をサポートしたことによって、その人が会員登録をするとボーナスが与えられます。

ただし、トリプルボーナスを取得し、かつ「バイト」以上のタイトルを取得していることが、アドバイザーボーナスが与えられる条件となります。

・タイトル:1人登録ごとの報酬
バイト:1,000円
平社員:2,000円
主任以上:5,000円

 2-3-4.権利差ボーナス

配置マップの売上ポイントに対して、ボーナスが取得できます。

自分のタイトルと下位のタイトルの取得権利の差額分が報酬となります。

・タイトル:還元率
プー太郎:0%
バイト:10%
平社員:14%
主任:18%
係長:22%
課長:26%
部長:30%
本部長:31%
専務:32%
副社長:33%
名誉会長:34%

例)
自身が主任で、1レベルの会員であるバイトの直下に新規会員が登録されると、18%-10%で8%の権利差が発生し、10万円の8%である8,000円を取得できます。

 2-3-5.アクティブボーナス

直接紹介した会員がアクティブであればボーナスが取得できます。

ボーナス名:取得条件:報酬
ペアボーナス:直接紹介2人がアクティブ:5,000円
トリプルボーナス:直接紹介3人がアクティブ:10,000円

例)直接紹介者の会員のうち5名がアクティブであった場合、ペアボーナス5,000円とトリプルボーナス10,000円の計15,000円が取得できます。

※トリプルボーナスの獲得はアドバイザーボーナスの取得権利になります。

 3.マルチ商法英会話ドログバは本当に稼げる?

 3-1.ドログバの商品とサービスは売れる商材か?

ドログバは会社として実在はしているようですが、会社のサイトやインターネット上に教材および英会話レッスンの内容、講師の情報や口コミなどがほとんど出ていないため、不透明かつ不気味な雰囲気が漂います。

TwitterやFacebookで検索してみても露出が少なく、SNS上で活動している痕跡を残さないようにDMにて勧誘を行っているようです。

マルチ商法であるかどうか以前に、商品やサービスについて客観的に判断できる情報がありませんので、商材についてのセールストークは難しそうです。

後述しますが、PDFとCDの教材には10万円ほどの価値はないようですしね。

 3-2.ドログバの報酬プランは稼げるのか?

ドログバの顧客モデルには、一般客の概念がありません。

つまり、ビジネスに参加せずに教材や英会話の月額料金を払う層が存在しないため、新規会員や末端会員の支払う金額の大部分が上位会員の報酬となるという図式が成り立ちます。

特に毎月の英会話サポート料に関して言えば、英会話レッスンの受講に関わらず1万円が取られ、それがアッパーラインのアクティブボーナスとして吸い上げられるのはシステム的に危険です。

商品やサービスを介しない金銭のみのやり取りになってしまうと、それは「ねずみ講」とみなされてしまいます。

稼げる云々以前にリスクの高いビジネスです。

 3-2-1.初期費用の還元率は破格

初期に支払う教材費の紹介者グループへの還元率は破格です。

新規会員をグループに入れると紹介者に直接紹介ボーナスとして10%、権利差ボーナスとして34%がグループに還元されます。

この時点で還元率は44%です。

さらに主任以上にはユニメガマッチボーナスが加算されます。

ユニメガマッチボーナスの合計は99.235%で、これは直接紹介ボーナス(10%)に乗算されますから、総計すれば44%+9.9235%=53.9235%の高還元率を誇ります。

50%前後の還元率ということは、教材費の10万円のうち5万円程度は紹介者グループへボーナスとしてキックバックされていることになるので、教材自体の値打ちは5万円以下です。おそらくはるかにもっと価値の低い教材でしょう。

 3-2-2.3人の紹介で月会費無料の罠

ドログバでは3人の直接紹介者がアクティブであれば、トリプルボーナスで毎月1万円の報酬が発生して月会費と相殺されるので無料になります。

会員は自分の月会費を減らすために最低でも3人の会員を勧誘しようとし、傘下のダウン会員にも同じような連鎖が起きていくことになります。

ドログバにはビジネス会員しかいないため、結局アップラインの会員たちがダウンラインを食い物にするという色合いが強くなりすぎてしまいます。

少数のビジネス会員と多くの一般客がいるような顧客構成なら問題ありませんが、ドログバのこの仕組みは「ねずみ講」とみなされる危険をはらんでいます。

 4.マルチ商法英会話ドログバの評判は?

大手のマルチ商法の会社と違ってドログバは規模が小さいせいか、SNSも含めたインターネット上での評判や口コミはあまり多くは見られません。

ブログの記事やYahoo!知恵袋などの相談に名前が上がっている程度です。

目に見えている少ない情報から判断すると、ドログバは避けるべきマルチ商法の会社という評価を受けていると言ってよいでしょう。

会員らしき人物の書き込み以外に良い評判は一切ありませんでした。

逆にドログバの教材や英会話レッスンの情報がなさすぎて、「マルチ商法の英会話というイメージしかない」というのが正直な感想です。

「マルチ商法といえども商材の質が高い」というのであればまた違った評価になったかもしれません。

マルチ商法英会話ドログバ・まとめ

英会話を商材にしてマルチ商法でビジネスを展開しているドログバですが、現時点では良くも悪くも特筆すべき点はないようです。

ドログバのターゲットになるのは、20歳以上の大学生や、英会話に興味を持つ社会人でしょうけれども、マルチ商法でない普通の英会話スクールが競争過多と言えるほど存在するうえに、書店にもネット上にも掃いて捨てるほど英語教材が売られている現在の英語市場には、ドログバの入り込む余地などほとんどないように思えます。

仮にあなたがネットワークビジネスに興味がある方だったとしても、ドログバは報酬体系もちょっとあやしいので手を出さないのが吉です。

闇金ウシジマくんでわかるマルチ商法で商品を買ってしまう3つの理由

「闇金ウシジマくん」は、2004年から小学館「ビッグコミックスピリッツ」で不定期連載されている漫画で、ヤミ金融を営む丑嶋馨(うしじまかおる)とその顧客と関係者、そして彼らを取り巻く社会の闇を描いている人気作品です。

 1.「闇金ウシジマくん」にはマルチ商法が登場する?

闇金ウシジマくんの作中で、マルチ商法にハマってしまう人物が登場するエピソードがあります。

原作では30~32巻のフリーエージェントくん編、映画では闇金ウシジマくん3です。

(この記事は主に映画版の内容を元に記述しています)

話の流れは、情報商材をマルチ商法の手法(紹介者の入会でキックバック発生)で売りさばいて一時は大儲けできるけれども、やがては売りつけた下位の会員の恨みを買ってしまい、結局は失敗するというものです。

マルチ商法の肝となる部分にスポットが当たっていて、そのカラクリについてよくわかるストーリーとなっています。

 2.「闇金ウシジマくん」におけるマルチ商法のイメージ

マルチ商法は、商材が違っても基本的な稼ぎ方は同じです。

闇金ウシジマくんの中では、以下のようなイメージでマルチ商法の手口が描写されていました。

 2-1.セルフブランディングを行う

まず初めに、自分(または商材)をブランド化することです。

自分はこの商材を売ってこれだけ稼いだ、だから今これだけリッチだ、のように成功者として自分をアピールします。

「秒速1億円を稼ぐ男」のようにキャッチコピーがあればなお良いです。

実際に金持ちかどうかは関係ありません。「金持ちである」ように見せることが肝なのです。

「金はあるんでしょう?散々金持ち自慢してきたんだからさぁ?」

ヤンキー軍団からそう追い詰められたとき、情報商材をマルチ商法で売り始めた張本人の天生翔(てんじょうかける)はこう言います。

「金持ちのふりしていただけだ。」

「金持ちを演じていれば人は私に興味を持ち、私のようになりたがる。そして情報商材が売れるのだ。」

自分自身をブランド化することによって、注目を集めるとともに金も集めるわけですね。

 2-2.「自分のようになれる」と偽って情報弱者に商材を売りつける

セルフブランディングがうまくいけば、あとは商材を売るだけです。商材の中身は大したものではありません。

せいぜい「俺と同じことをしろ!」ぐらいの内容しかなく、商材自体に大金を支払う価値はないものです。

それなのに借金してまで買う人がいます。

なぜ買うのでしょうか?

闇金ウシジマくん3(フリーエージェント編)を見れば3つの理由がわかります。

それはすなわちマルチ商法を成功させる鍵でもあります。

 2-2-1.マルチ商法で買ってしまう理由その1

ひとつは目の前にいるマルチ商法の実行者(=販売者)が確かに金持ちであること。

セルフブランディングが完全なハッタリであっても、実際に羽振りの良い姿を見せれば説得力があります。

販売者の言う通りにすれば彼のようになれるのではないかという錯覚を起こすのです。

 2-2-2.マルチ商法で買ってしまう理由その2

もうひとつは、自分も誰かにその商材を売るか別の購入希望者を紹介することで割りのいいキックバックがあること。

無理をして商材を購入したとしても、他の人に売れればすぐに取り戻せると高をくくってしまうからです。

すぐに取り戻せるという錯覚は、高額な出費をするという心理的ハードルを大きく下げます。

 2-2-3.マルチ商法で買ってしまう理由その3

最後のひとつは、価値のないものを価値があるように見せること。

ストーリーの中で、主人公の真似をした不良の苅部がゲーセンのカプセルに「苅べー激アツメソッド」と称した紙切れを入れて、強引に中高生に買わせます。

後にウシジマくんの部下たちが苅部一味をボコボコにするのですが、その帰りの車中で苅部のカプセルを手にしながら部下たちがこう言います。

「ほんと、この紙切れなんかに何万円も払わせるなんてふざけてますよね。」

「このカプセルに入れる意味てぇのがわかんねぇんだよな。」

そんな二人の部下に丑嶋馨が説明します。

「カプセルにパッケージすることがキモなんだ。」

「ブランド品と一緒で世の中には中身がないイメージに金を払う奴が大勢いる。

パッケージも高い値段設定も何か価値のあるものが入ってると想像させることに意味があるんだ。」

「天生も苅部もやったことは同じってことだ。」

人間は正体を知りたがる性質があります。

得体の知れない「何かすごそうなもの」を手に入れてみたいという潜在欲求がありますので、それをくすぐるのです。

 3.ネタバレ注意!「闇金ウシジマくん」でのマルチ商法の末路

 3-1.マルチ商法の元凶の末路は?

情報商材をマルチ商法で売り出した元凶の天生翔は、情報商材業界から引退させられ、隠し持った2億円とともにシンガポールへ高飛びしようとするも、それを察知した戌亥(いぬい=丑嶋の仲間)が、その2億円を預かっていた天生の女から騙しとります。

 3-2.主役やその顧客たちのマルチ商法の結果は?

この闇金ウシジマくん3(フリーエージェントくん編)の主役である沢村真司は、顧客であった苅部一味から天生翔の命を守るために、自身の財産1000万円と愛車のフェラーリを手放し、結局無一文となります。

苅部たちは現金2000万円とフェラーリを手に入れて喜んだのもつかの間、ウシジマくんの部下たちにボコボコにされた挙げ句、今までの借金と利子として手に入れたお金も車も回収されてしまいます。

沢村真司は、顧客を騙してお金を巻き上げるやり方、すなわち「情報商材をマルチ商法で売る」というやり方に嫌気が差し、天生翔の命を救ったあとに業界から足を洗います。

その後は「農業体験」のような地に足の着いたビジネスを新たに展開していくことになります。

 4.「闇金ウシジマくん」でマルチ商法をおこなっていた天生翔のモデルは?

漫画・映画の中でインパクトがある奇人として描かれている天生翔ですが、このキャラクターには作中のような手法で情報商材を売りまくったモデルがリアルに存在します。

 4-1.ウシジマくんに登場した天生翔は「与沢翼」

そのモデルの名前は「与沢翼(よざわつばさ)」と言います。

天生翔は海外へ高跳びすることに失敗しましたが、実在の与沢翼は情報商材で大きく稼いだあと自ら破産宣言をし、シンガポールそしてドバイへと脱出することに成功しました。

 4-2.与沢翼とはどんな人物?

与沢翼の略歴
(Wikipediaより抜粋引用)

2010年9月 – アフィリエイト会社・株式会社Rajuri(後のフリーエージェントスタイルホールディングスの前身)を創業。

2014年4月26日、自身のFacebookで「資金が完全にショートした」とし、フリーエージェントスタイルホールディングスが破綻状態にあることを明らかにした。

ただし、事業は継続し残債を全て支払うとしている。

一方で、破産で注目度が増し、ヤフーランキングや公式ブログのアクセス数が急上昇した。

与沢のブログは一時アメーバブログのアクセス数の総合1位となった。

2014年12月11日、自身のブログでシンガポール就労ビザを取得し移住したことを告白した。

2015年、シンガポールにおいてデイトレードを行う。

2016年7月、モデルの相原麻美と結婚し、相原が妊娠しており、12月に出産予定であるとブログで公表した。

2016年11月、日刊SPAのインタビューに答え、シンガポールからドバイに移住したことを述べた。

与沢翼は情報商材を扱ったマルチ商法の成功例(?)の一人として挙げられる人物です。

現在彼は優雅な人生を送っているようですが、国内ではいまだに彼のことを詐欺師として糾弾する人たちが大勢います。

いつかはその報いを受けるのではないでしょうか。

 5.「闇金ウシジマくん」に登場するマルチ商法・まとめ

扱っているものが情報商材という、ほぼ原価の必要ない商品ですが、セルフブランディングをしっかりやって情報弱者に売りつけてボロ儲けをするというマルチ商法の常套手段を、「闇金ウシジマくん」の中ではわかりやすく描いています。

マルチ商法という販売手法は失敗しやすく、自分の周囲の人間を不幸にしてしまいます。

もっとひどい言い方をすれば「他人を食い物にして」稼ぐやり方ですので、絶対に真似をしてほしくないビジネスなのですが、「リスクを取って勝負をする」という部分については、丑嶋馨は沢村真司を評価していました。

そう思えるセリフがこれです。

「お前そんな悪いことしたの?」

「自分の命かけて勝負したんだろ?」

「何もしないよりマシじゃねえかよ。」

また、丑嶋馨も「ヤミ金融」という反社会的な仕事をしていますが、なぜその仕事をしているかという問いに対しての彼の答えは「食うため」です。

「闇金ウシジマくん」には食事シーンがよく出てきますし、映画の中でも事務所内で焼き肉をして食べたり、出前の注文をしたりする場面が出てきました。

「食うため」に彼らが仕事をしていることを見る者に印象づけているのだと思います。

私達は「食うため」に何かしらの仕事をして生きています。

大きく稼ぐためにはリスクを取る、つまり「自分の命をかけて勝負する」ことも必要かもしれませんね。

もちろん、マルチ商法やヤミ金融のような、一歩間違うと違法行為になるようなビジネスに手を出してはいけませんよ。

マルチ商法のメリットとは? 会員が語るメリットと目的を検証!

「人脈を金に換えるビジネス」であるマルチ商法。

文字通り他人を勧誘し、新規会員として迎え入れることで紹介報酬を得る事ができる仕組みです。

最近では「マルチ商法」という怪しいイメージの定着してしまった呼び名を避け、「MLM」や「ネットワークビジネス」と呼ばれることが多いですね。

MLMは、自分が入会させた会員が新規会員を獲得しても、間接的に紹介報酬の何割かが入ります。

従って、自分よりも下の会員が増えれば、不労所得的に収入を得ることが可能。

合法なMLMには、不労所得の範囲に一定の制限があるものの、成功すればかなり稼げることから、多くの新規会員が毎年参入しています。

MLMの会員が新規会員を獲得する際に説明する「MLMを始めるメリット」には様々なものがあります。

今回は、MLMのセミナーに参加し、一瞬だけ入会したこともある私(すぐクーリングオフしました。)がよく紹介されるMLMのメリット、そしてその実態を紹介します。

1. おすすめのマルチ商法・その特徴は

現状として、大手のMLMでも法律スレスレの勧誘を行っており、特定のおすすめMLMといったものは中々ありません。

しかしそれでもMLMをしてみたい!という人に、良いMLMの特徴を紹介します。

・違法行為対策を徹底している

MLM自体は違法ではありませんが、多くのMLMは勧誘の過程で法に抵触してしまっているのが現状です。

デメリットやリスクを伝えずに勧誘したり、勧誘する意思を伝えずにアポイントを取ることはMLMの常套手段ですが、これらは違法行為です。

こういった違法行為をしないよう会員に徹底させているMLMは信頼度が高いと言えます。

・同調圧力が弱い

基本的なMLMは、「現状に満足していない、向上心の高い人間」の集まりで、他の会員にもそのような振る舞いを求めます。

行きたくないイベントへの参加や、トップ層への同調が求められます。

周りに会わせる為にお金を浪費したり、MLM外の人間関係が台無しになったり…なんてこともあります。

・自分の好きな商材を扱っている

やはり自分で実際に使って、良いと思った商品でなければ、勧誘の際に説得力がなく、結局苦労することになります。

入会の際には、「その商品は本当に良いものなのか?人に紹介できるものか?」を吟味するべきです。

殆どのMLMは法に触れる勧誘を少なからず行っているのでアウトですが、上記全てを満たしているものがあれば、一考の余地はあるかもしれません。

2. マルチ商法がおすすめ!その目的は「つながり」と言われるが・・・

MLMのメリットの一つとして、「人脈」ができる」とよく言われます。

確かに大手のMLMでは会員も膨大な人数ですし、毎週、多ければ毎日のように会員同士で顔を会わせることもあります。

毎月のように行われるセミナーでは、各地方から会員が集結することもあります。

このような環境で、毎日のように意識の高い人間と知り合い、交友関係を広げることができるのは事実で、確かにメリットと言えそうです。

実際に地方から上京したてで、まだ友達の少ない人がMLMを始める理由としてはこの「人脈作り」が大きいそうです。

一方、ビジネス外の交友関係にはヒビが入ることが多いです。

MLMでは毎月のように開かれるセミナー、食事代や商品購入費をペイするために、トップ層以外は必死になって勧誘を行う必要があります。

時には親しい友人にも強引な勧誘を行う必要があるので、既存の人間関係を壊しかねません。

「意識の高いビジネス仲間」という同質集団のなかでの人脈は増えますが、今までの親友や知人関係にはヒビが入る可能性が高いと言えるでしょう。

3. マルチ商法がおすすめ!その目的は「稼ぐこと」と言われるが・・・

MLMを始める最大の理由はやはり「儲かりそうだから」でしょう。

会員も勧誘の時には「副業で脱サラ!」、「不労所得で毎月海外旅行!」など甘い誘い文句で勧誘します。

確かに賃金も低く、将来の年金受給も不安視される状況では、投資やビジネスで不労所得の仕組みは作っておくことが必要です。

事実MLMでは、自分で必死に働くことなく、会員の紹介報酬の一部を収入にすることができます。

大手のMLMのトップともなれば脱サラはもちろん、海外で遊んで暮らすことも可能です。

しかし、そんなことが可能なのはMLM全体の中でもほんの数%です。

殆どの会員は毎月の商品購入費、セミナー代を払うのが精一杯だったり、赤字だったりします。

MLMでは自分の下の会員を入会させるほど収入が増える一方、下の会員は購入費という形でトップ層の収入を賄う形になります。

MLMでは、先に始めた人が稼ぎやすく、後に始めた人は稼ぎにくい仕組みができているのです。

したがって、MLMで満足に稼ぐのは不可能ではありませんが、とてつもなくハードルは高いといえます。

4. マルチ商法がおすすめ!その目的は「自身の成長」と言われるが・・・

「人間的に成長できる!」というのも、会員がよく使う誘い文句です。

人間的に…というのは非常にあいまいですが、確かに精神面やスキル面で成長できる部分もあります。

MLMは人に嫌われやすいビジネスなので、勧誘活動のなかで忍耐力や精神的な強さを身につけることは可能です。

また、MLMの勧誘では、最初から警戒心MAXで構える相手にたいして商品を売る必要があります。

したがって、かなりのトーク力や営業スキルを要求されます。

実際にMLMのトップ層は身だしなみもしっかりしており、トーク力も巧みです。

気を抜けばうっかり契約してしまいそうな営業力を、彼らはMLMを通して身につけたのです。

MLMを通してスキルを習得したり、人間的に成長することは確かに可能です。

おすすめのマルチ商法・その特徴と目的・まとめ

今回はMLMの勧誘でよく言われるメリット、そしてその実態について紹介しました。

たしかに事実ともいえるメリットもありますが、ビジネスとしてのハードルは高く、デメリットも多いため、もし始めるならばかなり慎重に考えてからの方がよいでしょう。

勧誘されたら要注意!女性がMLMで集客する手口とは?

他人に紹介し、会員を増やすことで紹介報酬を得るネットワークビジネス。

マルチ商法やMLMとも呼ばれており、強引な勧誘が多いイメージが強く、世間的にあまり良い印象をもたれていません。

一方で、成功すれば不労所得で大金を得られる可能性もあることから、多くの人が毎年新規参入しています。

MLMが世間的に警戒されているのにも関わらず,多くの会員を獲得できているのは、MLMでは勧誘方法や振る舞い方がマニュアル化されているからです。

したがって、彼らの言動には共通点があるし、その勧誘に引っかかってしまう人にも共通点があります。

今回は、MLMの勧誘を行う女性の特徴や、その理由について紹介します。

1. 女性がネットワークビジネスでマルチ商法をする理由

現在のMLMは、美容品や生活用品を扱っているものが多いです。

MLMの大手であるニュー●キンやア●ウェイも美容品を扱っています。

MLMでは会員になると、業者の商品を割引価格で購入することができます。

大手のMLMでは扱っている商品の質も良いです。

女性にとっては、いい商品を低価格で購入し、本心で良いと思える商品を広告するネットワークビジネスはメリットが大きいと言えます。

更に「MLMは女性に向いている」のも大きな要因です。

MLMでは知人に手当たり次第勧誘を仕掛けるのが以前からの手法です。

しかし最近はリアルでの知人関係だけでなく、マッチングアプリやツイッターなどのSNSで勧誘を仕掛けることが非常に多くなっています。

特にマッチングアプリでは、女性はモテまくりで簡単に男性と出会うことができます。

SNSでなら女性が勧誘相手を探すことはかなり簡単なのです。

私の友人の中にも、「恋人探しのつもりで会ってみたら、MLMの勧誘だった」という人が沢山います。

SNSを活用する現代型ネットワークビジネスは、女性にとって非常に相性が良いのです。

2. マルチ商法・ネットワークビジネスで女性が迫ってくる方法は

・SNS&リアルでの集客

基本的にMLMの新規会員は、知人に対してかたっぱしから勧誘を仕掛けていくことになります。

友人に対しても強引な勧誘を強いられるので、よく「人間関係を壊すビジネス」としていわれます。

近年はSNSを活用した勧誘が多く、MLMをやっている多くの女性もSNSを利用して活動しています。

SNSで「副業で脱サラしました!」、「不労所得で毎月海外旅行!」などとプロフィールに書いているアカウントを見たことありませんか?

あのようなアカウントはMLMの勧誘と考えて間違いありません。

お金に困っている人や、過酷な労働に苦しんでいる人はMLMの勧誘の恰好のカモになりやすいのです。

・悩みや夢について聞いてくる。

MLMでは、勧誘相手の悩み(夢)を聞き出す→悩みを克服するために(夢を叶えるために)ネットワークビジネスを始めよう!という流れを作って勧誘するのが一般的です。

ですから会話の糸口として、最初にあなたの悩みや夢について尋ねてくることが多いのです。

ブラック企業での労働に悩んでると打ち明ければ、「ネットワークビジネスを始めれば不労所得で生活できるから会社も辞められるよ!」と誘ってくるわけです。

・尊敬する人に会わせてくる

「私の尊敬する人に会ってほしい」とか、「不労所得で年収〇千万円稼いでる人の話聞いてみない?」と誘ってくるのもMLMの手口です。

MLMをやっている大多数の人間は、実際には稼げてないですし、そもそもビジネスの仕組みや全容を熟知しているわけではありません。

勧誘スキルも低い人が多いです。

ですから、一般会員が勧誘活動を行うときには、トップ層の会員が立ち合い、説明を行うことが多いのです

トップ層の会員は、コミュニケーション能力に優れ、会社員顔負けの営業力を持っている人も多いです。

末端の会員が勧誘するよりも、トップ会員が巧みなトーク力で勧誘した方が成功率が高いのです。

トップ層は実際に稼げている人も多く、身だしなみもキチッとしています。

マーケティングや心理学をかじっている人も多いので、巧みに会話を操られ、契約に誘導されることも少なくありません。

・セミナーに誘ってくる

MLMでは定期的に大規模なセミナーを行っており、これも新規会員の囲い込みとしての手段として利用されます。

登壇者はトップの会員で、「MLMを始めて人生が好転したこと」、「不労所得で一生遊んで暮らせること」を力説します。

参加者の半分以上は会員(いわゆるサクラ)。

宗教のように群集心理、同調圧力が働き、断りづらい雰囲気を演出できるので、このセミナーは勧誘に最適なのです。

3. 女性がマルチ商法・ネットワークビジネスで勧誘してきたときの断り方

怪しいMLMの対処法としてはやはり「勧誘を受けない」というのが最善です。

たとえ断るつもりでも、勧誘の場に足を運んでしまえば、言葉巧みにのせられ、勢い半分で入会させられていた…なんてことも少なくないです。

ですから、上記のような手口にピンときたら「絶対にアポを受けない!」というのが対処法です。

MLMの会員も無差別に対面勧誘を行うわけではありません。

電話なりSNSで話を聞き、全く興味を示さない相手には勧誘しても時間の無駄だからです。

ですから電話やメッセージの段階で、「全くMLMに興味がないこと。」、「現状に満足しており、悩みや夢もないこと。」を伝え、勧誘のためのとっかかりを作らせないことが重要です。

4. 女性が勧誘するマルチ商法・ネットワークビジネスにはどんなものがあるの?

どのMLMも女性の割合はかなり多いですが、やはり美容品関係のMLMには女性が多い印象を受けます。

上述のように、商品を割引価格で購入できるのはメリットですし、実際に購入した商品の感想を勧誘時に使えば、説得力も上がります。

一方、最近流行しているMLMとしてあげられるのは、「仮想通貨」や「オンラインカジノ」を取り扱うMLMです。

仮想通貨系MLMは、会員から投資資金を徴収し、投資した通貨が高騰すれば分配金が支払われる仕組み。

オンラインカジノ系は、オンラインカジノのオーナー権を購入することで、プレーヤーの掛け金の一部が分配されるという仕組みです。

私はこれらのMLMのセミナーに参加したことがありますが、いずれも女性の割合がかなり多かったです。

女性がマルチ商法・ネットワークビジネスで勧誘する実情・まとめ

今回は、女性がMLMを始める理由、手口について紹介しました。

SNSでの出会いが一般的になる未来において、MLMの女性はますます増えていくと予想されます。

現状として多くのMLMは法に触れるような勧誘を行っているところが多く、うっかり入会してしまえば、「気付かないうちに違法行為をしていた…」なんてことになりかねません。

男性からしたら、女性の頼みはついつい聞いてしまいがちですが、MLMの勧誘にピンときたら、早い段階で対処することが重要です。

マルチ商法の本場沖縄!アロエベラジュースのFLPとは

「人脈を金に換えるビジネス」と呼ばれるマルチ商法。人にビジネスを紹介し、会員を獲得することで紹介報酬を得る事ができる仕組みになっています。

自分が勧誘して入れた会員が更に新しく会員を紹介すると、自分にも紹介報酬の一部が入ります。

そのため、うまく勧誘して直属の会員を増やしていくことで、不労所得的に収入を得ることも可能なのです。

しかし実際に「不労所得で悠々自適な生活」を送ることができているのは一部のトップ層のみです。

ほとんどの会員は入会費(商品購入費)を支払うために必死に勧誘活動を行わなければならないのが現実です。

その過程で法律に抵触するような強引な勧誘を強いられることもあるため、「犯罪スレスレのグレーなビジネス」として世間からは悪いイメージを持たれて警戒されています。

全国で広く展開されているマルチ商法ですが、沖縄はマルチが非常に流行していることから、「マルチ商法の本場」と呼ばれることもあるのです。

1. 沖縄でのマルチ商法の特徴はある?

マルチ商法の商材には様々なものがあります。

特に多いのが化粧品や生活用品。

会員になれば、割安で商品を購入することが可能になる上、他の人に商品を紹介することで紹介報酬を得ることができる仕組みになっています。

これら従来のマルチ商法に加えて最近は、仮想通貨やオンラインカジノを取り扱ったマルチ商法が急激に増えています。

時代や流行に合わせて形を柔軟に変えるのもマルチ商法の特徴と言えます。

沖縄に関して言えば、健康食品やスキンケア商品などを扱うマルチ商法が多い印象です。

沖縄は健康や美容への意識が高いですから、そういった県民性を利用した商材を扱っているのかもしれません。

2. 沖縄でなぜマルチ商法が多いのか

沖縄ではマルチ商法がかなり流行しており、「マルチの本場」とも言われています。

なぜ沖縄で特にこういったビジネスが流行っているのでしょうか。

一つには「失業率の多さ」があります。

沖縄は失業率が10%を超え、日本一です。

職がなく、多くの人がお金に困っているのです。

こうした現状と、参入ハードルが低く、就職せずとも大金を稼げる可能性があるマルチ商法は非常に相性が良いのです。

失業者が多い沖縄は、マルチの会員にとっては勧誘できる相手が多く、マルチ商法が流行りやすいというわけです。

「人間関係の濃さ」も一因でしょう。

沖縄では人間関係が親密で結束も強いので、こういったビジネスが広まりやすく、村社会的な結束力や同調圧力から、ついつい勧誘を受けてしまうこともあるようです。

住民同士のつながりが強い沖縄では、マルチ商法が普及しやすい土壌があるのです。

3. 沖縄のマルチ商法でよくある商品「アロエベラジュース」とは

沖縄でとくに流行しているのは、「アロエベラジュース」を商材としたマルチ商法です。

アロエは豊富なビタミンやカリウム、鉄分を含んでおり、美肌、アンチエイジング、健康にも良いと言われております。

私が子供のころもアロエジュースやアロエヨーグルトが大流行したのを覚えています。

こうした健康食品、美容食品を扱ったマルチ商法が沖縄でも流行しています。

健康・美容意識の高い沖縄では特にこういった商材を扱うマルチは流行しやすいのです。

マルチ商法そのものは違法性がないのですが、会費を払うために強引、詐欺まがいの勧誘を行った場合は違法になり得ます。

アロエベラジュースのマルチ商法では、美容・健康効果の宣伝にとどまらず、「体内の放射性物質を除去できる。」、「会員になれば確実に儲けることができる。」など、根拠のない詐欺まがいの誘い文句で勧誘されるケースが多くみられ、問題となっているのです。

4. 沖縄のマルチ商法と言われているFLPという会社は信用してもだいじょうぶ?

この「アロエベラジュース」を扱っているマルチ業者として有名なのが「FLP(フォーエバーリビングプロダクツ)」という会社です。

本社はアメリカのアリゾナですが、日本にも14の営業所やサロンを構えて活動しています。

主力商品は「アロエベラジュース」ですが、化粧水などのスキンケア商品や、シャンプーやリップクリームなどのパーソナルケア商品も扱っています。

典型的なマルチ商法と同じように、入会すれば商品を割引価格で購入できるようになり、自らも新規会員を紹介することで紹介報酬を得ることができるというビジネスモデルです。

会員には「フォーエバーフレンズ」と「ディストリビューター」の2段階があり、前者は商品の購入のみ、後者は購入と販売の両方を行えるようです。

「アロエベラジュース」ですが、1本(1000ml)で6000円近くするので、普通の感覚で言えばかなり高いですね。

上述したように、通常マルチ商法は厳格な規則にのっとった上で行えば違法にはなりません。

しかしこのFLPはかなりグレーなマルチ業者として警戒されています。

というのも、多くのマルチ商法同様、会員は会費をペイするために詐欺まがいの勧誘を強いられているからです。

根拠のない誇大広告は、特定商取引法の「不実告知」として法に抵触します。

FLPでは「飲めば放射性物質を除去できる」や「確実に儲かる!」などという誘い文句で勧誘を受ける事が多いようですが、これらは違法になる可能性が高いです。

更に、FLPのアロエベラジュースは2006年、基準値の3倍以上の発がん性物質が検出されたことが明らかになっています。

しかも会社側は、「健康上問題ない」として、保健所の回収要請をはねのけています。

のちにとり消されたものの、2002年には国税から約77億円の所得隠蔽を指摘され、追徴課税処分を受けるなど、かなり香ばしいですね。

評判やビジネスモデル、実績から考えて、信用度はかなり低く、安全なビジネスとは言えなそうです。

沖縄で多いと言われるマルチ商法の実態・まとめ

今回は沖縄でマルチ商法が流行する要因や、その例として「アロエベラジュース」のFLPを紹介しました。

マルチ商法では、厳格なルールを守った上での勧誘は合法となります。

しかし実情として多くのマルチ商法は、リスクを説明しないなど違法な勧誘を強いられることが多く、知らず知らずのうちに法に抵触してしまっています。

FLPも限りなくブラックにちかいマルチ業者と言えそうです。

マルチ商法そのものは悪ではありませんが、もし勧誘を受けるのであれば、「そのビジネスは合法なのかどうか」を見極める力が必要です。

楽して稼げる?仮想通貨のマルチ商法に要注意!

仮想通貨が大流行した2017年、一時はビットコインが200万円近くまで高騰し、多くの「億り人(仮想通貨取引で億単位の利益を得た人)」がバンバン出てくるような賑わいをみせました。

将来、決済手段に大変革を起こすともいわれ、期待されている仮想通貨。しかし大多数の人にとってはまだまだ「なんだか怪しいな…」という印象をもたれている気がします。

コインチェックやZaifのコイン流出事件も記憶に新しく、これらセキュリティ面の問題も怪しいイメージの一因ではあります。

しかしなにより仮想通貨取引を「怪しい投資」たらしめているのは、仮想通貨を利用した、悪質なマルチ商法が流行しているからです。

1.仮想通貨のマルチ商法が流行している?

仮想通貨がメディアでも取り上げられ、初心者が参入するようになると、彼らをカモにしたマルチ商法がはやるようになりました。

今でも、カフェやファミレスでよく勧誘している様子を見かけます。

通常のマルチ商法は、「連鎖販売取引」といい、「MLM」や「ネットワークビジネス」なんて呼ばれたりもします。

勧誘して、ビジネス参入者を増やすことで、不労所得的に収入を得ることができる仕組み。

会員が勧誘した人が入会費を払って参入すると、その一部が勧誘者に還元されるシステムです。

参入した人が新たに人を入会させれば、さらに収益が増えるので、勧誘してパートナーを増やせば増やすほど自分の不労所得も増えるということになります。

こうした事情があって、マルチの会員は数年来の友達にも必死になって勧誘を仕掛けるのです。

最近はやっているのは、仮想通貨を利用したマルチ商法です。

入会者は投資費用として加入時に高額の費用を払わされ、団体でまとめて投資。投資通貨が高騰したら配当を得るという仕組みです。

これもビジネス紹介者に報酬が入る仕組みになっているので、加入者は必死になって勧誘活動を行います。

しかし入会金のほとんどを投資でなく上層部の報酬に回したり、入会金を持ち逃げしてビジネスをたたむなど犯罪行為に巻き込まれる参入者が多かったため、これが問題となったのです。

つまり仮想通貨そのものが怪しいのではなく、仮想通貨を悪用し、新規参入者に漬け込むようなビジネスが悪いのです。

2.マルチ商法の違法性はある?

したがって、マルチ商法だからといって直ちに違法だというわけではありません。

誤解されやすいですが、マルチ商法とよく似たビジネスに「ネズミ講」というものがあります。

「無限連鎖講」とも呼ばれるこのネズミ講が違法なのであって、マルチ商法そのものは違法ではありません。

ネズミ講のビジネススタイルは基本的にマルチ商法と一緒で、勧誘して会員を増やすほど収入が増えます。

自分が勧誘した会員がさらに会員を増やすとその一部の報酬が自分に入ります。

従って早く会員になった人ほど大きな不労所得を得ることができ、お得ということになります。

そうなると、新規参入者は永遠にトップ層に追いつくことができず、搾取されてしまう構造になります。

通常マルチ商法ではこのアンフェアを解消するために、紹介報酬の世代制限を設けています。

「ある程度まではパートナーのおこぼれに預かれるけど、自分でも努力しないとダメだよ」という仕組みができています。

一方ネズミ講はこの世代制限がないので、永遠に上層部が新規参入者から搾取し続ける構造になっています。

新規の加入者はどれだけ頑張ってもトップには追い付けない仕組みになっているのです。

また実際に商品を扱わず、金だけの取引で成立するというのもネズミ講の特徴です。

マルチ商法の場合は基本的に入会金や会費の代わりに商品やサービスを受け取ることができますが、ねずみ講の場合は団体に所属ためだけに金を払います。

広く知られているアムウェイのようなビジネスは、金銭を受け取る代わりに商品として生活用品を提供しているのでマルチ商法に分類され、違法ではありません。

上述したようにマルチ商法そのものは違法ではありませんが、例えマルチ商法でも、勧誘の過程で法に抵触してしまうことは珍しくありません。

勧誘したもん勝ちのマルチ商法ではついつい参加者を増やすために十分な説明をしなかったり、あるいはメリットをオーバーに説明してしまうことがあります。

これは特定商取引法の「不実告知」に当たり、違法行為となります。

仮想通貨のマルチ商法では、「この銘柄は確実に上がるから今買わないやつは損する!」などと根拠のない誘い文句で勧誘されることもありますが、完全にアウトです。(そもそも投資に絶対ということはありえません。)

また、ビジネスの概要書を渡さずに契約することも「概要書面の不交付」となり、違法です。

私はマルチの説明会に何回か参加したことがあるのですが、「絶対に儲かる」というセリフは耳にタコができるくらい聞きました。

マルチ自体は違法ではないですが、実際に違法行為をしているマルチ業者が多いというのが実態なのかなと思います。

4.仮想通貨のマルチ商法の注意点

通常のマルチに対しても警戒は必要ですが、仮想通貨関連のマルチはかなりの確率で詐欺やトラブルに巻き込まれることがあると思います。

なぜなら信頼度の高い仮想通貨であれば、わざわざマルチに入会せずとも、個人で販売所取引できるからです。

仮想通貨取引にマルチが介入するのは、高額な入会料と会費をとるためで、実際に有望な銘柄を紹介されることはほとんどありません。

さて、違法なマルチ商法にありがちなこと、注意点を少し紹介したいとおもいます。(実体験含む)

・旧友から突然連絡がくる&目的も伝えられずアポイント

マルチではとにかく知人に見境いなく勧誘を仕掛けていくことが求められます。特に新規参入者は「知人リスト」なるものを提出させられ、かたっぱしから営業するように言われたりも。勧誘者も親しい友人との仲は壊したくないですから、まずは「あまり仲良くない旧友」に勧誘を仕掛ける傾向があります。

また、マルチの人は自分が疑いの目で見られることなど百も承知ですから、要件を言わずに、場所と時間だけ指定して一方的にアポをつけてくることが多いです。

「俺、今マルチやってるんだけど、一緒にやらない?」なんて言ったら一気に警戒度MAXですからね。

・「尊敬する人」と会わせようとする

これもマルチの常套手段です。新規参入者は自分でもビジネスの概要を把握しきれていないので、アポだけ取ったあとは、上層部の人間を紹介し、説明・勧誘してもらうことが多いのです。

「俺のめちゃめちゃ尊敬する人がいてさ~、話だけでも聞いてほしいんだよね!」などと誘われますが、大抵は話だけで終わらないので警戒しましょう。

・「脱サラして自由人」を強調する

過酷な労働環境の日本では「脱サラしてぇ…。」と毎日願っている人がかなり多いです。

そんな強烈な欲望に漬け込んで、「ここでビジネス始めたらすぐ脱サラできた!」と誘ってきたりする違法マルチも多いです。

最近はマッチングアプリなどで勧誘を仕掛けることも多く、プロフィール欄に「脱サラして自由を謳歌。毎月海外旅行いってます!」などと書いているのも大体マルチの勧誘です。

・その日に入会させようとする

違法マルチの多くは、セミナーや勧誘を行った当日に何としても入会までさせようとする傾向があります。

なぜなら、勧誘相手に時間を与えると、冷静さ、判断力を取り戻されてしまうし、何よりも会社やビジネスの内容、評判を検索されてしまうからです。

違法なマルチはそもそも名前が検索に引っかからないことも多いですが、入会者の評判や悪い噂はたくさん出てきます。

ビジネスの実態を調べられてしまうと、勧誘成功率が激減するので、当日に強引に入会させたり、事業名を伏せたりすることが多いのです。

このような勧誘に立ち会ったら、友達相手だろうと強い心をもって断ることが大事です。

仮想通貨のマルチ商法の違法性や注意点・まとめ

今回は仮想通貨を悪用したマルチ商法の概要や、違法なマルチの傾向についてお話しました。

実際に勧誘が始まると、どんどん断りづらい空気を作られるんですよねあれ。

特に仮想通貨取引のマルチは法的にアウトなところが多いので、誘われた段階で断るくらいの気持ちでいいと思います!

ビットコインを悪用したマルチ商法! 勧誘の手口と対処法

株やFX、不動産投資と違って、少額から始めることができる仮想通貨投資。

ギャンブルのような感覚で一発逆転を狙う会社員や、資金の少ない学生、主婦など多くの新規参入者が取引を始めました。

彼らをカモにした悪質なマルチ商法が流行し、これが大問題となりました。

人脈を利用して金儲けを狙うマルチ商法はこれまでもありましたが、これに仮想通貨を組み合わせた「仮想通貨のマルチ商法」。

通常のマルチ商法は人にビジネスを紹介して勧誘、実際に加入してもらうことで紹介報酬を受け取る仕組みになっています。

自分が勧誘して入会した人が更に会員を獲得することで、その入会費の一部を不労所得的に得る事ができるというものです。

仮想通貨のマルチ商法もほぼ同じですが、入会者に仮想通貨への投資資金として出資させ、仮想通貨が高騰すればビジネスパートナーに配当が入るという仕組みになっています。

しかし、全く上がる見込みのないマイナー通貨に投資させられたり、理不尽に高額な会費を徴収されたりと問題が続出しました。

1.ビットコインを使用したマルチ商法は存在する?

仮想通貨最大の市場価格を誇るビットコインを悪用したマルチ商法も存在するようです。

特にまだ投資や金融商品に対する学生を狙ったビジネスが多く、ビットコイン高騰のニュースに飛びついた初心者がカモにされているようです。

2.ビットコインを使用したマルチ商法の手口

ビットコインのマルチ商法では、通常のマルチと同じように、新しく会員獲得することで報酬を得る事ができます。

さらにその会員が新しく会員を増やせば、どんどん不労所得的に収入が増えるのもマルチと同じです。

違うのは会費でビットコインに投資する点、ビットコインの価格が上がれば配当を得られる点です。

悪質なビットコインマルチでは、法外な入会費や投資費用、通貨の管理費用などを徴収し、その多くを業者上層部の報酬に充ててしまうなんてところもあるようです。

「ビットコインのマルチ」なんて怪しさMAXの言葉を聞いたら、普通は「おかしいな…」と思うでしょう。

しかし多くの投資参入者が仮想通貨マルチに手を出してしまうのは、その手口が巧妙だからです。

・カフェやファミレスでの勧誘

多くのマルチではまずカフェやファミレスで勧誘するケースが多いです。

会員は知人に手当たり次第アポイントをとって、マルチ上層部の人間とともに勧誘を仕掛けます。

上層部の人間は勧誘のプロですし、話術も巧み。身なりのキチンとした人が出てくることも多く、ついつい心を動かされてしまう人が多いようです。

「絶対に儲かる!」、「脱サラできる」、「毎月旅行に行ける」などと甘い誘い文句で勧誘され、適格な判断をできずに契約してしまう被害者も多いようです。

・ツイッターやマッチングアプリでの勧誘

基本的には知人に対して勧誘することが多いマルチですが、最近は流行りのマッチングアプリやツイッター経由で勧誘を仕掛ける人も増えています。

プロフィール欄に「不労所得で脱サラ成功!」、「ビジネスパートナー探してます。」と書いてあったり、「リゾートで自由を謳歌してます!」的な写メを載せているアカウントはたいていマルチの勧誘です。

・セミナーでの勧誘

マルチビジネスでは定期的にセミナーを開いており、このセミナーで勧誘活動を行うことも多いです。

セミナーではビジネス上層部の人間の成功体験や(勧誘)成績優秀者の表彰、意気込みの発表会などが行われます。

私は実際に行ってみたことがあるのですが、聴衆全員がそのビジネスや上層部の人間を絶賛していたので、「まるで宗教みたいだな」と感じた記憶があります。

参加前は冷静だったのに、トップ層の言葉巧みな勧誘、そして周りの人間の熱量、勢いに推され、「もしかしたら本当に儲かるかも…。」と適格な判断ができないようになっています。

・基本的にデメリットをいわない

マルチの人間は基本的にビジネスのデメリットには触れません。

会費をペイするのに必死なので、半ば強引にでも新規会員を獲得しようとする人が多いです。従って「必ず高騰する。」、「今始めないと絶対に損する。」など根拠のないメリットはつらつら述べますが、我々が本当に知りたいデメリットに関しては言及しません。

こちらから聞いてもあいまいな返答でお茶を濁されることが多いです。

取引のデメリットや、判断に大きな影響を及ぼす要因について説明しないことは「不実告知」として特定商取引法にも抵触します。

・法外な会費

違法なマルチ(ネズミ講)では上層部が常に得をする仕組みが作られています。

従って新規会員は投資資金という名目で、数十万円の入会費や月会費を支払わされます。

会費の60%を上層部の報酬にあて、残りの40%でビットコイン投資をするというトンデモない業者もあったそうです。

まともな仮想通貨は取引所、販売所をつかえば個人で取引できます。

わざわざマルチに所属して割高の通貨を買う必要はありません。

・悩みにつけこんでくる

私たちの多くは大なり小なり悩みやコンプレックスがあります。

マルチ勧誘はそういった悩みにつけこんで契約させるのが非常にうまいです。

例えば過労や金銭面で悩んでる人に対しては「脱サラして楽に稼げる方法あるよ!」と勧誘を仕掛けます。

また「悩みの共感」を使うのも常套手段。私たちは普段、いかにも悩みのなさそうなエリートには共感しにくいですが、同じような悩みを持つ人間には心を開きやすかったりします。

マルチの勧誘でも、勧誘相手の悩みに対して、「わかる!俺もそうだった!」と同調し、「でもこのビジネスを始めたら解決したんだ!」と勧誘につなげていくのです。

3.ビットコインのマルチ商法を避ける方法

マルチそのものは違法ではありませんが、ビットコインのマルチ商法は基本的に避けるべきだと心得ておくのがよいでしょう。

先述したように、まともな通貨であれば個人で取引できます。

それにも関わらずビットコインマルチが流行るのは、上層部にとって入会費や月会費などのうまみがあるからです。

重要なのは、「これ仮想通貨マルチかな?」と思ったら、勧誘されるのを未然に防ぐのがベストということです。

勧誘が始まってしまうと、話術巧みに相手のペースに持っていかれ、ついつい契約してしまうなんてことになりかねません。

・あまり仲良くない旧友が要件も伝えずお茶に誘ってくる。
・「尊敬している人を紹介したい」と誘われる。
・「今の状態に満足してる?」など現状への不満を煽ってくる。

上記のような誘い、話を聞いた場合はマルチの勧誘であることが多いです。

実際に対面で話されると、相手のペースに飲み込まれたり、断りづらい空気をつくられたりするので、その前の段階で断るのがベストなのです。

友達相手でも強い気持ちをもって、最初の段階できっぱり断ることが重要。

全く脈なしだと分かれば無効も時間を無駄にはしたくないでしょうから、あまり粘着されないはずです。

ビットコインのマルチ商法の手口や対処法・まとめ

今回はビットコインを悪用したマルチ商法の手口、対処法について紹介しました。

基本的に投資はしっかり勉強して、自己責任でやるものです。

「絶対損しない!」、「楽して儲かる!」などと甘い誘い文句に騙されないように心掛けたいものですね。

マルチ商法に使用される14アプリはコレ!勧誘の被害を回避しよう!

一昔前に社会問題となった「マルチ商法」。

若い人はもしかすると聞いたことがない言葉かもしれません。

マルチ商法とは、アメリカで生まれたMLM(マルチレベルマーケティング)というビジネスモデルの俗称で、いわゆるネットワークビジネスの原型です。

親会員の下に子会員、孫会員と会員をどんどん増やし、商品を買わせていって利益を出す仕組みですが、基本的に下位の会員は搾取される一方で利益を上げられないと言われています。

マルチ商法の悪質性は徐々に広まり、法改正などもあったために2000年代に入る頃には下火となりました。

しかし!

そんなマルチ商法が、今また再燃しているとの情報を入手しました!

なんとスマホアプリ全盛のこの時代に乗っかって、新たな会員を獲得しようと暗躍しているようです。

この情報を知らないと、あなたにもマルチ商法の勧誘の魔の手が忍び寄ってくるかもしれません。

 1.アプリを使用したマルチ商法があるって本当?

あなたが普段使っているアプリには、見知らぬ他人とのコミュニケーションを可能にするものが多いですよね。

twitterやFacebookのような超有名アプリはもちろん、Instagramや最近流行のTikTokも、自分と他人の言葉や見たものや感じたもの、行動までもを写真や動画などで共有することができます。

通常、リアルの人との関係は、段階を追って徐々に構築されていくものですが、インターネットを通じたコミュニケーションは、その関係構築を一気に短縮することが多々あります。

マルチ商法は、友人や知人はもちろん、見知らぬ人にまで自社商品を買うことを提案し、あわよくば会員として取り込もうとするビジネスですので、そうしたアプリの力を借りて活動をすることは想定されますし、実際にアプリを活用して勧誘をしている会員もいます。

某有名ネットワークビジネスのホームページ上にある文言の抜粋です。

(表現は少し変えてありますが内容は同等です)

会員からの質問

「TwitterやSNSでビジネスの勧誘はできますか?」

それに対する公式回答

「Twitter やFacebook上で当社の製品についてコメントする際は、ダイレクトメッセージ機能をお使いください。

ビジネスの勧誘の場合は、必ずお相手の方と会う約束をした上で、直接会って丁寧にビジネスの説明をしてください。

会う約束を得るときには、自分が会員であり、ビジネスの話をしたいという目的を告げなければなりません。」

上の公式回答のように、SNSなどのアプリを使用した勧誘行為を禁止しているわけではないので、当然ながら会員は最大限アプリの力を使って活動に励んでいることでしょう。

 1-1.そのアプリ、マルチ商法の温床と知らずに使っていませんか?

SNSにはダイレクトメッセージ(以下、DMと略します)の機能があります。

このDM機能を用いてマルチ商法の勧誘が行われるので、外部からはマルチ商法の勧誘が行われているかどうかはわかりません。

しかし、「簡単な仕事で稼げます」「今度会ってお茶でもしませんか?」などといったDMをもらっている人はたくさんいます。

もしあなたがそんなDMをもらったら、問答無用で即ブロックしてください。

おそらくマルチ商法の勧誘なので、話を聞くだけ無駄な時間となります。

TwitterやFacebookは、今や情報発信・取得アプリとしては手放せないものとなっているので、マルチ商法に使用されていることがわかってもアンインストールするのは難しいですね。

でも、それ以外の怪しいアプリをインストールしてはいませんか?

マルチ商法の勧誘に使用されそうなアプリは利用しないほうがよいでしょう。

 1-2.久しぶりの友達からの連絡は、マルチ商法の勧誘だった

SNSアプリは、卒業や進学、転居などで離れ離れになった昔の友達とも連絡を取り合うことができるのは大きなメリットでもあるのですが、マルチ商法にとっては絶好の勧誘方法となりえます。

マルチ商法の勧誘のモデルケースといえば、音信不通だったむか~しの友達から「久しぶり!元気にしてた?」と突然の連絡が来るのがテンプレです。

以前は電話やメールだったのですが、今はLINEやTwitter、FacebookなどのSNSアプリで簡単に連絡が取れます。

古い友人から連絡が来ることは喜ばしいことですが、「マルチ商法の勧誘かもしれない」と、多少の警戒心は持ったほうがいいでしょう。

 1-3.アプリでリア充アピールしているあの人は大丈夫?

Twitter、Facebook、Instagram...自己アピールに余念がないユーザーはものすごく多いですが、そのうちの何パーセントかは、やはりマルチ商法の会員です。

マルチ商法の勧誘の手法として

・高級アイテムでリッチ感
・大人数でワイワイ
・リア充でハッピー

という他人がうらやむような要素を前面に押し出してきます。

ミーハーな人は思わずそんな投稿にいいねをしたり、フォローをしたりしてしまうと思いますが、『罠』です!

「どうしてそんなにお金持ちなんですか?」

「毎日が楽しそうでうらやましいです!何か秘密があるんですか?」

なんてうっかり聞こうものなら、待ってましたとばかりに

「聞きたい?あなたにだけ教えてあげるね」

といった甘い言葉でDMに誘われ、あれよあれよという間に「新規会員1名様」の出来上がりです。

マルチ商法のトップレベルは確かにお金持ちですが、末端会員は十中八九借金まみれです。くれぐれもあま~い誘い文句に乗らないように注意してください。

 1-4.出会い系アプリで会った人に勧誘された!

人と人とを結びつけるアプリとしては、出会い系アプリやマッチングアプリと呼ばれるものがありますね。当然ながらこれらにも、マルチ商法の会員たちが潜んでいます。

一応、それらのアプリの擁護をしておきますと、純粋な(アダルトな?)出会い以外の商売目的のような行為は、ほとんどの出会い系およびマッチングアプリでは禁止されています。

発覚しだい、そのユーザーは退会処置が取られます。

しかし、退会処分を受けても新たに会員登録して別人として潜り込んだり、サービスを開始したばかりの新規出会い系アプリなどに大挙して登録したりしているという可能性が指摘されます。

素敵な人だと思ったのに、会ってみたらマルチの勧誘...あとあと笑い話にはなるかもしれませんが、そのときはとてもショックですよね。ひどい場合は、好きになってしまったその人の話を疑えなくて、マルチ商法の魔の手に落ちてしまうこともあるかもしれません。

 2.どんなジャンルのアプリがマルチ商法に使用されている?

すでにいくつかのアプリを念頭に話を進めてきましたが、次は「ジャンル別」に、マルチ商法で使用されている可能性のあるアプリについて、内容を掘り下げていきましょう。

 2-1.SNS・連絡用アプリ

最も利用率が高く、スマホユーザーのほとんどがインストールしているアプリです。

機種によっては初めから入っていますね。

具体的にはTwitterやFacebook、LINE、Instagramなどです。

有名どころのアプリだけではありません。若い世代の間で人気急上昇のTikTokや、グループチャットや掲示板機能があって、同じ趣味やゲームなどでコミュニケーションを取りたい人向けのmixiやBAND、Lobiなどもあり、やろうと思えばさまざまなSNSアプリを通じてマルチ商法の勧誘ができます。

SNS上で知り合った人と少し仲良くなってからの、「実はいい話があるんだ」というようなDMが送られてきたら要注意です。

今となってはコミュニケーション手段のメインではないかもしれませんが、メールや電話もスマホでは連絡用アプリですね。

 2-2.出会い系・マッチングアプリ

出会いの欲求が高い人が集まる出会い系・マッチングアプリは、マルチ商法の活動をする上では格好の場所です。

いいな、と思っているお相手から

「会ってゆっくりお話しましょう」

なんて言われたら、待ち合わせ場所にのこのこと出かけてしまうに決まっています。

会ってみたらマルチの勧誘では、ガッカリを通り越して怒りが沸いてくるかもしれません。

明確な証拠がないと対応されないかもしれませんが、運営には報告しておきましょう。

報告数がある程度あれば、退会処置をしてくれると思います。

 2-3.オンラインゲーム・ソーシャルゲームアプリ

マルチ商法の勧誘目的でゲームをやっている会員はほとんどいないでしょうが、ゲーム内で仲良くなったプレーヤーに声をかけくることは十分予想されます。

それなりの有名プレーヤーに、SNSか何かのアドレスをもらって有頂天になっていたら、そこからマルチの勧誘のDMが来た、という事例もないわけではありません。

ゲームは今や若者だけのものではなく、暇を持て余した主婦や、あやしい商売をしている自営業のおじさんもいる時代です。

そういった人たちが、まだ人生経験の浅い若い世代に声をかけてくるかもしれません。

もちろん、ゲームの中心世代である若者の中にも、すでにマルチ商法の世界に取り込まれてしまっている人もいるでしょうから、ゲームの中からリアルの世界へお誘いをかけてくる人に対しては、強い警戒心を持っておくべきでしょう。

 3.マルチ商法の疑いがあるアプリは?

マルチ商法に利用されている疑いのあるアプリは、ズバリどのアプリでしょうか?

実際に事例があるものから、その使用用途やユーザー層から可能性が疑われるものまで、疑惑のアプリ8つと要注意アプリ6つをここで一気に暴露します!

<ご注意!>

あくまでネット上の報告やうわさと、ライターの私見によって記述しています。

また、各アプリの運営会社やユーザー、並びにアプリそのものに対しての批判や中傷を目的としたものではありません。

悪質なマルチ商法の勧誘を避けるための注意喚起としてご理解のうえ、お読みください。

 3-1.マルチ商法に使用?疑惑アプリ8つ

1)Twitter
2)Facebook
3)Instagram
4)LINE
5)ワクワクメール
6)mixi
7)Pairs
8)Tinder

登録者数も多く、ネットあるいはスマホが普及し始めた頃から運営しているような比較的古くからあるサービスは、マルチ商法の会員も多く潜んでいるようです。実際に被害にあった例も散見されますね。

表に出てこない被害実数は相当なものだと思われます。

 3-2.マルチ商法に出会うかも?要注意アプリ6つ

1)タップル誕生
2)Omiai
3)ゼクシィ
4)with
5)PCMAX
6)YYC

疑惑アプリに続いて、要注意アプリにも出会い系・マッチングアプリが多数入ります。というか、それしかありませんね。

出会いを目的としたアプリは、マルチの勧誘の可能性がかなり高いと言わざるを得ません。

ここに挙げていない出会い系・マッチングアプリにも、マルチ商法の会員が潜んでいるおそれは十分にあります。

 4.アプリを使用したマルチ商法の被害状況と注意点

マルチ商法による被害状況はどの程度のものなのでしょうか。

また、被害にあわないようにするには、どのようなことに注意すればよいでしょうか。

以下に見ていきます。

 4-1.マルチ商法の被害状況

インターネット上の報告など、見える範囲のものでいうと実害はほぼゼロです。

なぜなら、報告者のほとんどは、相手がマルチ商法の勧誘者だとわかったあとはしっかりとお断りをし、その後の関係も断った上でネット上に情報発信をしているからです。

勧誘に付き合った時間と会うために使った交通費や食事代は無駄になりますが、変な商品を買わされたとか、会員になって不良在庫を抱える羽目になったという報告はまず出てきません。

「情報化社会が発達したおかげで、かなりの人がマルチ商法の手口を知っているから、簡単には引っかからなくなった。」

そのような解釈もできそうですが、本当にそうでしょうか?

マルチ商法の勧誘に取り込まれた人は、勧誘者の言うことを信じ、そもそも自分がだまされているということがわかっていない可能性があります。

また、怪しいと思ったとしても、相手の言うことを信じたい、もしくはだまされたと感じても、情報発信をすることで報復されるのが怖くて出来ない、という人たちもいるはずです。

消費者庁の発表している統計資料によると、2011年まではマルチ取引(マルチ商法)の相談件数が減少していますが、それ以降は増加傾向にあります。

2016年時点では4000件を超える相談が発生しています。

アプリ経由の被害相談も、その中に相当数含まれていると考えられます。

参考:消費者庁HPより

苦しんでいても周りに言えないままマルチ商法から抜け出せない、そういった方々の被害状況を正確に測ることは難しいです。

一人当たりの被害額は数万円から数十万円と言われ、中には数百万円もの借金を抱える若者もいるそうですので、全体被害額は数億円規模ではないかと予想されます。

 4-2.マルチ商法の被害にあわないための注意点

SNSや出会い系アプリを利用しない、というのが一番の回避方法ですが、ほとんどの人にとっては現実的な解決策とはなりません。

特にSNSは生活の一部となっている人ばかりでしょうから、使わないという選択肢はないだろうと思います。

したがって、アプリを使い続けてもマルチ商法の被害にあわないようにするために、以下の3つのことを心がけてください。

1.DMでやってくる「おいしい話」には乗らない

2.安易に「会わない

3.マルチ商法を拒絶する「強い心を持つ

アプリ上で、どんなに立派に見える人にも、素晴らしい発言をしている人にも、容姿が抜群によい人にも、上記3つの心がけを崩さないようにしましょう。

彼らに一度取り込まれたら、抜け出すことは容易ではありません。

マルチ商法だと感じたら、全力で彼らから遠ざかってください。

すべてを失ってから後悔しても遅いのですから。

 5.アプリを使用したマルチ商法・まとめ

一度は追い込まれていたマルチ商法のビジネスモデルが、スマホアプリの発達によって再び息を吹き返したと言えるのかも知れません。

発信力のあるマルチ商法の会員なら、SNSアプリによって全国に多くのフォロワーを抱えることができます。

フォロワーたちは会員予備軍となり、いずれはマルチ商法の餌食となりうるでしょう。

出会い系・マッチングアプリなら、出会いを求める相手と高確率で会えるのですから、女性のマルチ会員なら入れ食い状態です。

その女性にほれ込んでしまっていたら、完全な「カモ」です。

アプリを通じたマルチ商法の被害にあわないためにも、「おいしい話には乗らないこと」、「うかつに相手に会わないこと」、「マルチ商法と感じたら拒絶する強い心を持つこと」を心がけてスマホアプリを活用しましょう。